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- 早期の英語教育はプラス? | 学童塾KASICO
小学校低学年からの英語学習は本当に必要か?多くの受験生を見てきた経験から言える、英語よりも優先して身につけるべき「強固な日本語力(思考の土台)」の重要性。 < Back 早期の英語教育はプラス? コ ラ ム 2021年12月16日 大学受験の英語には日本語力がマスト? 近年、英語教育が小学校で義務化されるなど英語の早期学習が叫ばれていますが、 早く学べば学ぶほど大学受験に有利となるかと言われれば正直かなり疑問です。 これまで英語を中心に難関大を目指す学生に指導をしてきましたが、 英語で詰まる人のほとんどは日本語で詰まっている という印象です。 大学受験で出される英語の問題はすべて和訳できたとしても、正直大人が読んでも難しいような内容となっています。 特に英文和訳は例え単語の意味が分かって日本語を並べたとしても、 それが日本語として正しい言い回しか自分で判断できずに間違っている生徒がほとんどです。 小さいころに英語を学ぶ時間があるなら、 読書をしたり、正しい言葉で会話をしたり、論理的思考力を鍛えるゲーム をしたりする方がよっぽど将来の英語力に寄与すると考えています。 当塾では単語を組み合わせて文を作る論理ゲームなどを行い、正しい日本語となっているか自分で判断できるよう子供たちの成長をサポートしていきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 私淑する人物をもつこと | 学童塾KASICO
学童塾KASICOのコラム。子どもが心から見習いたい人物をもつことは、迷いや無気力の中で自分を支える力にもなります。伝記漫画を通して、将来を考える力や人としての芯を育てたいという思いを書きました。 < Back 私淑する人物をもつこと コ ラ ム 2026年3月31日 私淑する人物をもつこと 少し堅い話に聞こえるかもしれませんが、今回は「私淑する人物をもつこと」について書いてみたいと思います。 私淑する人物とは、簡単に言えば、ひそかにあこがれ、見習いたいと思う人物のことです。 なぜこのような話をするかというと、 人間は見習うべき人物像やあこがれる対象がないと、指針のない羅針盤と同じで、どこに進んでどうやって生きていけばいいか、わからなくなるからです。 最近の子供たちを見ていると、何かに強くあこがれたり、真剣に目指したりする感覚が、少し弱くなってきているのかなと感じることがあります。 そうした感覚の弱さは、ときに無気力さとして表れたり、学校に気持ちが向かなくなることにもつながっていくのかもしれません。 もちろん、それが悪いと一概には言えません。 ただ、ひそかに私淑する人物を持っている子供は、どこか芯のようなものを感じさせることがあります。 日本には歴史上、素晴らしい人物が数多く存在します。 私も小さい頃は、 名もなき大工さんにあこがれ、小中学生時代は野球選手のイチローさんにあこがれ、 その後は、西郷隆盛先生や山田方谷先生、二宮尊徳先生と、多くの歴史上の人物に感銘を受け、自分の身の振り方について真剣に考えてきました。 学童塾KASICOには、少しでも自分の私淑できる人物を見つけてほしいという思いから、 偉人の伝記漫画を数多く置いています。 もちろん、その人と同じ人生を歩んでほしいということではありません。 ただ、何か壁にぶつかったときや、心が折れそうになったときに、 そういった人物を自分の心の中に持っていることは大きな支えになります。 「将来何になりたい?」 と聞いたときに 真剣に考えて自分なりの答えや方向性を言える。 そんなたくましい人間性を育んでほしいなと願っています。 お問い合わせ・運営情報 学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) 岡山市北区にある、放課後の学びと安心を両立する「学童保育+塾」の複合施設です。 大学入試から逆算した独自のカリキュラム(集団ACT・パズル・ボードゲーム等)を通じ、楽しみながら本質的な賢さを育みます。 提供サービス :民間学童保育、学習塾、能力開発 養成する能力 :空間認知能力・多角的思考力・論理的思考力・試行錯誤力・基礎学力 所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-9 弓之町ビル201 (岡山中央小学校より徒歩1分) 公式サイト : https://www.kasicojuku.com お問い合わせ :gakudojuku@kasicojuku.com (電話:086-238-6094) Previous Next
- 勉強は親が教えたほうがいい? | 学童塾KASICO
< Back 勉強は親が教えたほうがいい? コ ラ ム 2022年4月1日 教えることは難しい 勉強に関する相談で、「勉強は親が教えたほうがいいのか?」と聞かれることがあります。 お子様が勉強をやっている様子を見ると、ついついやり方や答えを教えてあげたくなるものです。 しかし、 “やる気を奪わず” に勉強を教えるというのは非常に難しいものです。 よくある失敗例を以下に書いてみます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 子供:「うーん・・・」 (算数の文章題を悩んでいる様子) 親:(すごく簡単そうな問題で悩んでいるな。よしいっちょやり方を教えてやるか) 親:「すごく簡単な問題じゃないか。どこがわからないんだ?」 (子供に近づいて、問題を指さしながら) 子供:「?? ええっと・・ここなんだけど。」 親:「ほら問題にこう書いてるでしょ?だから、ここをこうやって、こう考えて・・・。ほら、答えが出たでしょ?こうやってやったらいいんだよ。」 子供:「こうかな?」 親:「ちがうちがう。さっきもいったじゃん。ここはこうやるんだよ。ね?簡単でしょ?」 子供:「・・・。」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 親からすると親切心で解き方を教えてあげてるだけかもしれません。 ただこのやり方は勉強に対する子供のやる気と興味を一瞬にして奪い去る可能性があります。 皆さんも悩んで苦労してわかったものやできたものに対しては、少なからず喜びや達成感を感じるのではないでしょうか? 子供に“近道”を教えるということは、小さいことながらもその経験を奪ってしまうということにつながります。 これでは、自分で試行錯誤して問題を解決していく楽しみを見出せるはずがありません。 このように育ったことどもは勉強に興味を持たないばかりか、悩んだときは「答えを誰かが教えてくれる」という非常に受け身な子供に育ってしまう危険性さえはらんでいます。 では、どのように接すればいいのでしょうか? 親と子供の関係性やお子様の学年にもよるとは思いますが、 “一緒に悩む” というスタンスがやりやすいかもしれません。 たとえばこんな感じです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 子供:「うーん・・・」 (算数の文章題を悩んでいる様子) 親:(問題で悩んでいるな。よし、少し一緒に考えてみるか) 親:「おもしろそうな問題だね。どのへんで悩んでる?」 子供:「うーん・・。ここなんだけど・・・。」 親:「うーんたしかにここは難しいな・・。こんなことやってるなんてすごいな。」 子供:「ここまではいけてそうなんだけどなぁ。」 親:「そうなんだ。この辺がポイントなんかな?うーん、お父さん(お母さん)でもよくわからないわぁ。むしろできたらやり方を教えてほしいな。」 (ヒントらしきものを示唆しながら。) 子供:「・・・。もう少しやってみる。」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― どうでしょうか? このあとお子さんは問題が解けず放置してしまうかもしれませんが、それはそれでいいのです。 大事なのは ”自分の頭を使って考えること” と、 ”勉強への興味を失わない” ようにしてもらうことなのです。 子供は意外とタフで一度投げたように見える問題でも目に付く場所などに置いていると、再チャレンジしてすらすらと解いてしまったりするものです。 そうした経験が子供の大きな自信となり、その後の “生きる力” となります。 親の “子供を信じて見守る姿勢” がなにより大事なのです。 ちなみに私の親は小学校のころから算数の問題を聞きに行くと答えはいつも悩んだ挙句「さっぱりわからん」でした(笑) 学童塾KASICOでは、上記のような姿勢で子供たちに接するよう心がけています。 また、こういった内容の具体的なご相談にも対応しております。 お問い合わせは下記までお気軽にどうぞ! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 子育てに正解はあるのか | 学童塾KASICO
子育てをしていると、正解や不正解があるような気がしてしまうものです。本コラムでは、情報があふれる時代だからこそ、子どものありのままの姿を見つめ、肩に力を入れすぎず自然に関わることの大切さについて、学童塾KASICOの視点から考えます。 < Back 子育てに正解はあるのか コ ラ ム 2026年3月27日 子育ての「正解探し」に疲れたときに 子育てをしていると正解や不正解があるような気がします。 実際、巷には様々な子育て理論があふれており、 見れば見るほど何が正解で何が間違いかわからなくなります。 さきに結論を述べますが、私は子育てには、 正解も不正解もない と考えています。 もちろん、一定の信頼のある論文で、 こう育てるとこうなりやすいというのはあります が、それもただ傾向なだけで、子供の性格や人生を決定してしまうものでもありません。 それに、歴史を俯瞰してみると、 その 時代時代で子育ての主流や正解と言われるものは全く異なる ことが分かります。 今回のコラムは何か根拠があって書いているものではないのですが、 近代は情報が溢れすぎていて、子育てを何か 答えのあるものと考えて、不自然で、切迫感を感じる ものになっているところがあると思います。 もちろん現代に特有の、子供に身につけさせておいた方がいいものや、時代に合った考え方というのもあると思います。 が、それこそ 時勢が変わればすべてひっくり返るような大したものではありません 。 子供のありのままの姿を見て、 その子の将来を想像し、 人生の先達者として、何か残せるものや伝えられるものがあれば、惜しみなく共有してあげる というのが、私たちにできる唯一のことなのかもしれません。 子供もいつか成長して、親よりも大きくたくましく育ちます。 その時に一緒に協力して支えあえるような、そんな関係性になれれば言うことはないと思います。 肩に力を入れず、今しかない我が子の子供時代とのかかわりを大事に、そして自然に過ごしていただけたらなと思います。 本コラムを見て、少しでも子育てに対するこわばった気持ちが軽くなってもらえれば幸いです。 お問い合わせ・運営情報 学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) 岡山市北区にある、放課後の学びと安心を両立する「学童保育+塾」の複合施設です。 大学入試から逆算した独自のカリキュラム(集団ACT・パズル・ボードゲーム等)を通じ、楽しみながら本質的な賢さを育みます。 提供サービス :民間学童保育、学習塾、能力開発 養成する能力 :空間認知能力・多角的思考力・論理的思考力・試行錯誤力・基礎学力 所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-9 弓之町ビル201 (岡山中央小学校より徒歩1分) 公式サイト : https://www.kasicojuku.com お問い合わせ :gakudojuku@kasicojuku.com (電話:086-238-6094) Previous Next
- 勉強嫌いの子供たち | 学童塾KASICO
< Back 勉強嫌いの子供たち コ ラ ム 2022年2月11日 勉強ができない子の ”共通点” 勉強ができない子の共通点の1つとして 「勉強嫌い」 が必ずあります。 勉強が嫌いな結果、勉強ができなくなったのか、勉強ができない結果、勉強嫌いになったのか定かではありませんが、脳科学的には 「人間はA10神経群により嫌いと判断されたものに対して能力を発揮できない」 ということが明らかになっています。 このA10神経群というのは脳に入ってきた情報に対して、好き/嫌いのレッテルを張る脳の部分で、ここで張られたレッテルをもとに脳では情報が処理されます。 プラスのレッテル が張られれば 脳は効率よく働き 、逆に マイナスのレッテル が張られれば 脳は満足に働かない ことがわかっています。 したがって、 「勉強が嫌いな子」は「勉強ができない」 ことは科学的にも明らかです。 では、 勉強嫌いになる理由 は何なのでしょうか? 理由はいろいろあると思いますが、勉強嫌いな子のほとんどに共通しているのは、 「勉強しなさい」 と家で親に言われているということです。 人間は自分で選択したものではなく、人から強制されたものに対しては嫌悪感を覚える習慣があります。 「家」という疲れた体を休ませる安らぎの場所で「勉強しなさい」といわれることに、体力的、心情的に子供が抵抗感を覚えないはずがありません。 子供としては親に嫌われたくないので一時的には勉強をして素直に従っているように見せたりしますが、そういった子供にどういう(思考)習慣が身につくかといえば、 ① 勉強はいやなもの、強制されるもの ② 勉強は親を満足させるためにするもの ③ 勉強はダラダラ時間をかけてやったふりさえすればいいもの こういった習慣が身についた子はその後の勉強でつまずきやすくなります。 勉強の世界で伸びる子は、 「勉強が自分のためになると考え」、「どうやってやったら効率よく身につくか試行錯誤し」、「短い時間でも集中して頭をフル回転させ」、「勉強で学べた新たな気付きに満足を覚える」 ような(思考)習慣を身に着けています。 高校で勉強ができる子に、「勉強しなさい」と言われている子は、私の経験上ではほぼいませんでした 。 勉強をしていないお子さんを見たとき、親としては不安になるかもしれません。 しかし、このように「勉強をしなさい」という言葉は “百害あって一利なし” なので、 子供を勉強嫌いにさせたいとき以外は使わないように気を付けたいものです。 ではどうすればいいのか? だいぶ長くなってしまったので、また続きは別のコラムで紹介したいと思います。 学童塾KASICOでは、子供が勉強嫌いにならないよう細心の注意を払い、またくつろいで過ごせるよう空間や遊び道具(知育道具)を準備しております。 「少し話を聞いてみたい」「学童塾ってどんな感じ?」とお思いの方は下記よりお気軽にお問い合わせください! ※説明会も↓のリンクより随時予約を受け付けております。 https://docs.google.com/forms/d/1sp6UwulrvM29bUpyAfHmQpFJ1XY3XNCqnFQ3HL38qpo/viewform?edit_requested=true ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 夏休みのご利用ありがとうございました!
< Back 夏休みのご利用ありがとうございました! ブ ロ グ 2022年9月15日 夏休みのご利用ありがとうございました! 夏休みも無事終わりました! 最初から最後まで多くの方に楽しく過ごしていただけてうれしく思います! 少し遅くなりましたが、これからのご利用をご検討されている方の参考になるよう、 このページでは夏休みの様子を振り返ってみたいと思います! (※お子様の写真を載せられないので、作品や記録が中心となります。) 【ラキュー作品】 最も遊ばれていたのがLaQでした! 最初のほうは平面しか作れなかった子も夏休みが終わるころには、立体の作品を作るなど、目に見えて空間認知のスキルが上がっていっていました。 またコマを作って回したり、ごっこ遊びをするなど想像力を使っていろんな遊び方で楽しんでいました。 【KASICOグランプリ】 LaQの次に遊ばれていたのが、パズルや集団ACTをクリアしてもらえるシール集めでした。 多くの子がこういったパズルに没頭して、たくさんの問題を解いていました。 小学校1年生のお子様でもどんどん解いていく様は見ていて「すごいなぁ」と感心させられました! 【ご利用者様の夏休みのご感想】 夏休み終了後に保護者様からアンケートをいただいています。 「とても満足」 と 「やや満足」 を合わせると 100%! 「とても満足」 だけでも 80%以上 と多くの方からご好評いただきました。 本当にありがたいことだと思っております。 さらにご満足いただけるようサービスとシステムの拡充をより一層進めていきます! 最後に保護者様からのコメントを一部抜粋して記載いたします。 ご検討中の方のご参考になれば幸いです。 <保護者様のコメント> ・カシコでみんなと遊べるのを楽しみにしていました。行かない日も行きたいと言っていました。 ・学童の中で勉強も教えていただけるところ。特に日頃学校や家では勉強したことがない、ACTなどがあり、子供の新たな一面をみることができました。 ・毎日の日中の様子、ACTに取り組んでる様子をLINEで教えてくださるので、帰ってから子供と一緒に話ができ楽しかったです。 ・子供の興味をそそって、遊びながら思考力を鍛えるACTを提供してくれることです。 ・カシコくなっている感じがします。満足です。 ・クイズや謎解きなど以前とは違うことに子供か興味を持つようになりました。 ・いろいろな本が読めるので、知識を深めているようです。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 「つまり?」と言える子は伸びる | 学童塾KASICO
子どもの学習が伸びる鍵となる「抽象化の力」。それは「つまり、こういうことだよね?」と自分でまとめられる力でもあり、新しい問題への応用力や理解の深まりに直結します。本コラムでは、研究に基づき、家庭での会話がどのようにこの思考力を育てるのかを分かりやすく紹介します。 < Back 「つまり?」と言える子は伸びる コ ラ ム 2025年12月4日 家庭で育つ“抽象化の力”と学習の深まり 子どもたちを見ていると、 学習がぐっと伸びる子には共通して 「まとめる力」 があります。 難しい言葉を使うなら “抽象化(ちゅうしょうか)思考 ”と呼ばれますが、 もっと身近な言い方をすると 「つまり、こういうことだよね?」と言える力。 この“まとめる力”がある子は、新しい学習にも、初めて見る問題にも、柔軟に対応しやすい傾向があります。 今日はこの「抽象化の力」が、なぜ学習に大きなメリットをもたらすのか。 また、家庭ではどんな会話がこの力を育てるのか。 研究を見ながら、一緒に考えてみたいと思います。 なぜ“抽象化”できる子は伸びるのか 「抽象化」というと難しく聞こえますが、要するに いろいろな情報の“根っこ”を見つける力 のことです。 この力は学習でとても重要で、 教育心理学者 Bransford(2000)は、 原理を理解した子は、丸暗記の子より 「3〜6倍」別の問題に応用できる と述べています。 つまり、ただ覚えた知識ではなく、「この仕組みってこういうことだよね」という“核”をつかむ子は、 新しい問題に対しても迷いにくい。 私も指導の中で強く感じるのですが、こういった子は、教科をまたいでも学び方が安定します。 「構造」を理解する子は記憶にも強い 認知心理学の研究では、優秀な学習者は細かい事例ではなく“仕組み”に注意を向けることが示されています(Chi, 1981)。 仕組みをつかむと、細かい事実を「覚えよう」と努力しなくても、 あとから自分で再構成できます。 たとえば算数で「なぜそうなるか」を理解した子は、公式を忘れても考え直すことができますし、国語でも文章の構造をつかめると読解が安定します。 学び方そのものが変わるのです。 家庭で育つ「抽象化思考」 では、この力はどうすれば育つのでしょうか。 ポイントは意外にも、 “家庭での会話” です。 研究では、次のような会話をする家庭の子どもが 抽象化・因果推論・メタ認知で高い成長を示しています。 ① 「どうして?」と理由を尋ねる 親がどうしてそう思ったの? なんでこうなるんだろうね? と理由を聞く家庭は、 子どもの推論力が高いことが知られています (Fivush, 2006)。 “理由を言葉にする習慣”は、 子どもの中に「物事の根っこ」を探す癖をつくります。 ② 「構造や仕組み」に触れる会話 これって、どういう仕組みになってるんだろう? 基本の決まりは何だろうね? こういった“構造に目を向ける会話”がある家庭では、 子どもが物事を事例ではなく“原理”で覚える傾向があります (Chi, 2000)。 ③ 比較・分類の遊び LaQや積み木、図鑑など、 “仲間分け”“違い探し”の要素がある遊びは、 抽象化にもっとも効果の高い遊びのひとつです (Gentner, 1983)。 ④ 「正解より説明」を大事にする どうやってその答えになった? どんな考え方で解いた? これが“自分の考えを言語化する練習”になり、 学習の深さを支える土台になります (Chi, 1994)。 まとめ 子どもが 「つまり、こういうことだよね?」 と自分でまとめられるようになると、 学習は一段階、質が変わります。 それは、知識の量ではなく、 知識の“扱い方”が変わるからです。 そしてその力は、特別な教材よりも、家庭の中のほんの小さな会話で育ちます。 KASICOでも、こういった力は非常に重視しており、 子供たちのかかわりの中でも声掛けや対話においても十分に注意して行うようにしています。 本コラムが、ご家庭でのお子様とのかかわりのヒントに慣れていれば幸いでございます。 参考文献 Bransford, J. D., Brown, A. L., & Cocking, R. R. (2000).How People Learn: Brain, Mind, Experience, and School. National Academy Press. https://doi.org/10.17226/9853 Chi, M. T. H., Feltovich, P. J., & Glaser, R. (1981).Categorization and representation of physics problems by experts and novices.Cognitive Science, 5(2), 121–152. https://doi.org/10.1207/s15516709cog0502_2 Chi, M. T. H. (1994).Eliciting self-explanations improves understanding.Cognitive Science, 18(3), 439–477. https://doi.org/10.1207/s15516709cog1803_3 Chi, M. T. H. (2000).Self-explaining expository texts: The dual process of generating inferences and repairing mental models.In R. Glaser (Ed.), Advances in Instructional Psychology (Vol. 5). Lawrence Erlbaum Associates. https://psycnet.apa.org/record/2000-08184-006 Fivush, R., Haden, C., & Reese, E. (2006).Elaborating on elaborations: Role of maternal reminiscing style in cognitive and socioemotional development.Child Development, 77(6), 1568–1588. https://doi.org/10.1111/j.1467-8624.2006.00960.x Gentner, D. (1983).Structure-mapping: A theoretical framework for analogy.Cognitive Science, 7(2), 155–170. https://doi.org/10.1207/s15516709cog0702_3 お問い合わせ・運営情報 学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) 岡山市北区にある、放課後の学びと安心を両立する「学童保育+塾」の複合施設です。 大学入試から逆算した独自のカリキュラム(集団ACT・パズル・ボードゲーム等)を通じ、楽しみながら本質的な賢さを育みます。 提供サービス :民間学童保育、学習塾、能力開発 養成する能力 :空間認知能力・多角的思考力・論理的思考力・試行錯誤力・基礎学力 所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-9 弓之町ビル201 (岡山中央小学校より徒歩1分) 公式サイト : https://www.kasicojuku.com お問い合わせ :gakudojuku@kasicojuku.com (電話:086-238-6094) Previous Next
- 誰の宿題? | 学童塾KASICO
< Back 誰の宿題? コ ラ ム 2023年5月13日 誰の宿題? 小学生になると誰もがやることになる宿題ですが、 お子様はどんな意識で宿題に取り組んでいらっしゃるでしょうか? 「めんどくさいなぁ」 「やらないとお母さんが怒るからやるかぁ」 「はやくおわらせてしまおう」 ・ ・ ・ など、ネガティブな印象を持っているお子様も多いと思います。 実際、こちらで宿題に取り組んでいる子も、よく「めんどくさいなぁ」と言いながら宿題をしている姿を目にします。 この「めんどくさいなぁ」という心理は、私もそうでしたし特に問題だとは感じていません。 小学校低学年の内の宿題は簡単で時間のかからないものも多く、練習が目的というよりは、 「宿題習慣と勉強習慣をつけること」 に重きを置かれているからです。 ただ、中には以下のような態度で宿題に接している子供たちもいました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― (学校帰りの子供が先生の机で宿題をしている状況) 子供 :「答えを教えてよ」(宿題をし始めてすぐに) 私 :「先生の宿題じゃないからやらない」 子供 :「ええ、けち!もうてきとうにやろうかな・・。」 私 :「どうぞ、ご自由に。いい加減にやって学校で困るのは○○さんだし、 先生は別に困らないよ。」 (結局しぶしぶやりはじめる子供) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 少し冷たく感じるかもしれませんが、そもそも宿題は子供の課題なので他人に解かせようとする姿勢がおかしいのです。 (もちろん困っているときのアドバイスやヒントはいいと思います。) こういった場合に下手に手を出してしまうと、結局誰の宿題なのかわからなくなってしまいます。 親が「宿題をしなさい」と声をかけてしまうと、子供は、 “宿題は親の課題”、“しないと親が怒ったり困ったりするもの” という認識を自然と持つようになっていきます。 子供が小さいうちは問題が顕在化することはないですが、反抗期が始まるころには、(特に男の子) 「親がやってほしいと思っているものはやりたくない。そうだ宿題をやらずに親を困らせてしまえ!」 と宿題をやらずに困るのは自分であるにも関わらず、勉強を他人事のように考え、勉強そのものを放棄してしまう可能性もあります。 宿題をやらない子供を見ると、親としてはやきもきしてつい口をはさんでしまいそうになります。 もちろん 「宿題やらなくていいの?」のような年長者としての助言 はいいと思います。 ただ 宿題はあくまで子供自身の課題 なのでそれ以上の介入はするべきではないと考えます。 アドラー心理学ではこれを “課題の分離” と呼んでいます。 宿題をやらずに困るのは、あくまで子供自身です。 つまり 宿題は子供の課題であり、子供自身の責任においてやるべきもの なのです。 もちろん小学校に入ったばかりのころは、一緒に取り組んで子供が宿題の習慣をつける手伝いをするのもいいと思いますし、「宿題をやらなくていいの?」と促してあげるのもいいと思います。 ただ徐々に手放していかなければなりません。 塾講師時代には中学生の子供たちにたくさんの宿題を出していましたが、いまだに親が宿題をやったかチェックしているご家庭もありました。 当時そういったご家庭があることを知らない私は唖然としていました。 そういった子は概して成績があまりよくないことが多かったのですが、 子供自身の課題なのに親の課題であるかのように主体性なく取り組んでいれば、当たり前の帰結なようにも思えます。 宿題に取り組む子供への接し方には十分に気を付けていただきたいなと思います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- どこまでが親の責任?(その1) | 学童塾KASICO
< Back どこまでが親の責任?(その1) コ ラ ム 2022年12月5日 子供の面倒ってどこまで見るべき? 「子供の世話は親の仕事。わたしがしっかり面倒見なくちゃ」 そう思っている方は非常に多いと思います。 ただいったい どこまでが親が面倒を見るべき範囲 なのでしょうか。 例えば、 明日の学校の準備 宿題の確認と完了チェック 子供の荷物の片づけと持ち運び 忘れ物チェック ・ ・ ・ などなど、子供が小学生になるとやることも増え、悩んでいる方も多いと思います。 私が保護者様とお子様の関係を見ている中で言えるのは、 「子供の面倒を見すぎると 子供の自立が妨げられる 」 ということです。 一例をあげてみましょう。 例えば、明日の学校の準備を親が確認している場合、 その上で、子供が忘れ物をしたとしましょう。 その時、子供は学校でどんな気持ちになるでしょうか。 自分が忘れ物をしたことを反省するでしょうか? 「お母さんのせいで学校で困ったじゃん!」 「なんでちゃんとチェックしてくれなかったんだ!」 「お母さんしっかりしてよ!」 ・ ・ ・ と、まず間違いなく、忘れ物をきちんとチェックしてくれなかった 親のことを恨みます 。 学校で 困るのは子供自身 にもかかわらず、なぜか 親の責任 になってしまいます。 これでは自らの課題を自分で責任を持って考え、行動し、反省し、改善していく “自立心”を持った人間 に成長していくかは甚だ疑問です。 これまで大学受験指導をしてきて、 成績が目覚ましく伸びるのは、“自立心”を持った子供 がほとんどでした。 「そうはいっても子供に任せるにはまだ難しい」 「子供が困るのは、かわいそうだ」 と、お思いの方もいらっしゃるかもしれません。 そのお気持ちは非常によくわかります。 もちろんすべて子供に任せてやらせればいいというわけではありません。 時にはアドバイスをし、フォローしてあげることも大事です。 ただ、子供は皆様が思ってらっしゃる以上に成長しているものです。 任せてみると案外うまくやるかもしれませんし、失敗し悩むかもしれません。 ただそれを 乗り越えていくのを見守って、サポート してあげる。 そう信じて待ってあげる姿勢も大事だと考えています。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 手のかかる子は、関わり方で変わりやすい? | 学童塾KASICO
子供の中には、厳しい関わりの影響を受けやすい一方、温かく適切な関わりの恩恵も受けやすい子がいます。84研究のメタ分析と、よく叱られる子供だった私自身の経験から、子供の気質を社会で生きる力につなげる関わり方を考えます。 < Back 手のかかる子は、関わり方で変わりやすい? コ ラ ム 2026年7月14日 よくも悪くも、周囲の影響が「表れやすい子」の話 日々子供たちと接していると、本当にいろいろな性格の子がいるなぁと感じます。 説明を最後まで聞く前に手が動き出す子。 間違えることをとても気にする慎重な子。 大人の期待に一生懸命応えようとする優しい子。 同じ声かけをしても、子供によって受け取り方はまったく違います。 もっとも、「性格に合わせて関わり方を変えたほうがよい」こと自体は、研究を持ち出すまでもない当たり前の話です。 私が知りたかったのは、もう一歩具体的なことでした。 どんな気質の子が、どんな関わりの影響を「特に」受けやすいのか。 これについて、面白い研究があります。 影響が「表れやすい子」と「表れにくい子」 心理学に「差次感受性」という考え方があります。 簡単に言うと、周囲の関わりの影響が表れやすい子と、表れにくい子がいる、というものです。 84件の研究をまとめた、この分野の代表的なメタ分析(Slagt et al., 2016)では、子供のいくつかの気質と保護者の関わり方の組み合わせが、その後の行動や社会性などとどう関係するかが検討されました。 その中で、感情の反応が強い、なだめにくい、新しい環境への適応に時間がかかる、といった特徴をあわせ持つ「難しい気質」と分類された子は、そうした特徴が少ない子に比べて、次の両方の傾向が見られました。 ①厳しい・否定的な関わりと、その後の問題との関連が強い ②温かく適切な関わりと、その後の良好な発達との関連も強い つまり、大人が「手がかかる」と感じやすい子は、単に「問題が起きやすい子」なのではなく、 良くも悪くも、周囲の関わりが表れやすい子 である可能性がある、ということです。 ただし、確認された差は全体として小さく、研究の大半は観察的なものなので、「親の関わりが子供を変えた」と因果関係まで断定できるわけではありません。 子供の側の反応が、大人の厳しい対応や手厚い対応を引き出している可能性もあります。 また、ここでいう「難しい気質」は、単に活発でやんちゃ、という意味ではないことにも注意が必要です。 それでも、 「この子は何度叱っても直らない」ではなく、「この子は、関わり方の影響が表れやすいタイプなのかもしれない」 と見方を変えてみる価値は、十分にあると思います。 私自身、よく叱られる子供でした ここからは、論文の結論ではなく、私自身の話です。 実は私も、子供の頃はよく叱られたり、注意されたりする子供でした。 思いついたら、先に体が動いてしまうのです。 KASICOで子供たちを見ていても、エネルギーのある子ほど先に行動してしまい、注意を受ける場面はよくあります。 ただ、そういう子たちは、叱る回数を増やすより、伝え方を変えたほうが動きが変わることも多いのです。 例えば、 「最後まで集中してやりなさい」 ではなく、 「まず、この3問だけは席を立たずにやってみよう」 行動力を叱って抑え込むのではなく、そのエネルギーの 向け先を具体的に示す 。 かつての自分がしてほしかったのも、こういう関わりだったのだろうと思います。 むしろ心配なのは「心配のない子」 もうひとつ、これも私がKASICOで感じていることですが、気になるのは、一見「心配のない子」に見える優しい子たちです。 大人の話をよく聞き、友達に譲ることができ、お願いされたことにも一生懸命取り組む。 表面上は何の問題もありません。 ただ、よく従ってくれる子ほど、 「本当は嫌だった」「実は分かっていなかった」「疲れていた」 という気持ちが表に出にくいことがあります。 特に、教育に熱心な保護者様と、期待に応えようとする優しい子の組み合わせは、外からはとてもうまくいっているように見えます。 宿題もする。習い事にも行く。成績も悪くない。 しかし、本人が「自分はどうしたいか」ではなく、「お父さんお母さんが喜ぶ答えは何か」を優先する癖がついていないかは、ときどき立ち止まって確認したいところです。 親の関わりが強すぎる場合に何が起きるかは、以前のコラム「 親の『やる気』と子の『やる気』 」でも書いています。 個性は、そのままでは強みにならない 最近は「子供の個性を伸ばそう」とよく言われます。 私も、活発な子を無理におとなしくさせる必要はないと考えています。 ただし、 個性を尊重することと、現れている行動をすべてそのまま認めることは別の話 です。 どれだけ行動力があっても、説明を聞かずに始めてしまえば、集団の中では力を発揮できません。 どれだけ優しくても、自分の意見を一度も言えなければ、本人が苦しくなります。 個性が強みとして働くのは、 社会の中で使える形に整えられたとき だと考えています。 先ほどの研究でも、良い結果と結びついていた「温かい関わり」には、ただ優しく褒めることだけでなく、必要なルールや枠組みを示し、子供が自分でできるように支えることが含まれていました。 温かさと枠組みは、対立するものではないのです。 子供の自然な性質を尊重する教育の古典といえば、ルソーの『エミール』ですが、あの本も、子供を好きなように放置することを説いた本ではありません。 家庭教師は、子供が「自分で気づき、自分で学んだ」と感じられるように、環境や経験を周到に整えています。 個性を尊重することと、大人が枠組みを用意しないことは、昔から別の話なのです。 活発な子には、行動力を消すのではなく、 動く前に一度止まる力 を。 優しい子には、我慢を増やすのではなく、 相手を大切にしながら自分の気持ちも伝える力 を。 KASICOでも、一人ひとりの性格を見ながら、どこまで声をかけ、どこから本人に任せるかを日々考えています。 いつも正解できるわけではなく、私たち大人も試行錯誤の連続です。 子供の性格に合わせるとは、子供の好きなようにさせることではありません。 その子が持って生まれた性質を、本人と周囲の両方にとって役立つ形に育てていくことなのだと考えています。 本コラムが皆様のご参考になれば幸いです。 参考文献 Slagt, M., Dubas, J. S., Deković, M., & van Aken, M. A. G.(2016)“Differences in Sensitivity to Parenting Depending on Child Temperament: A Meta-Analysis.” Psychological Bulletin, 142 (10), 1068–1110. ルソー, J.-J.(今野一雄 訳)『エミール』岩波文庫 お問い合わせ・運営情報 学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) 岡山市北区にある、放課後の学びと安心を両立する「学童保育+塾」の複合施設です。 大学入試から逆算した独自のカリキュラム(集団ACT・パズル・ボードゲーム等)を通じ、楽しみながら本質的な賢さを育みます。 提供サービス :民間学童保育、学習塾、能力開発 養成する能力 :空間認知能力・多角的思考力・論理的思考力・試行錯誤力・基礎学力 所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-9 弓之町ビル201 (岡山中央小学校より徒歩1分) 公式サイト : https://www.kasicojuku.com お問い合わせ :gakudojuku@kasicojuku.com (電話:086-238-6094) Previous Next
- ごほうびはいいの? | 学童塾KASICO
「テストで100点取ったらお小遣い」は逆効果?ごほうびが子供の本来の「やる気」を消してしまう心理学的理由と、自発的に勉強する子に育てるための正しい動機づけの方法。 < Back ごほうびはいいの? コ ラ ム 2022年4月14日 ごほうびのメリットとデメリット 勉強したことに“ ごほうび” を与える親は少なくありません。 「次のテストで100点取ったら1000円ね」 「1時間勉強したらおもちゃをかってあげる」 ・ ・ ・ ・ など、ご褒美の形態はさまざまかと思います。 ただ“ごほうび”をあげる側としては、そのメリットとデメリットを明確に理解した上で、有効性を確認しなければなりません。 今回は、対価が人の行動に及ぼす影響を研究してきた “行動経済学” の見地から“ごほうび”のメリットとデメリットを確認してみたいと思います。 <“ごほうび”のメリット> ① 単純な課題は報酬が多いほど成績が向上しうる ② すぐに相手を行動させやすい <“ごほうび“のデメリット> ③ 内発的動機付け(子供自身の意欲)を失わせる ④ 認知スキル(思考力など)が要求される課題では成果が上がらなくなる可能性がある ⑤ 創造性を蝕む ⑥ 好ましい言動への意欲を失わせる ⑦ ごまかしや近道、倫理に反する行動を助長する ⑧ 依存性がある ⑨ 短絡的思考を助長する 以上が行動経済学から推定される“ごほうび”に関するメリットとデメリットです。 どうでしょうか? (メリットを頑張って書きたかったのですがなかなか見つからず、デメリットばかりになってしまいました。) 様々な実験によって示唆された内容ですが、すべての研究の詳細を記載するには、ここでは長すぎるので割愛いたします。(何点かポイントを絞って以下に触れてみます。) 例えば、 「④認知スキル(思考力など)が要求される課題では成果が上がらなくなる可能性がある」 などは、様々な研究で示唆されている内容ですが、これを失うことは勉強にとって致命的です。 単純な漢字の読み書きや計算がメインの中学生までの内容なら“ごほうび”のメリット①によって効果は上がるのでしょうが、大学受験は上の大学になればなるほど単純な問題の出題は皆無といっても過言ではありません。 「③内発的動機付け(子供自身の意欲)を失わせる」「⑦ごまかしや近道、倫理に反する行動を助長する」 などは想像しやすいかもしれません。 子供にとって勉強が“ごほうび”をもらうための“ツール”となってしまえば、勉強に対する興味や楽しみをなくし、答えを写したり、やったふりをするような行動をしてしまうことは想像に難くありません さらに 「⑧依存性がある」 なども経験があると思いますが、一度“ごほうび”になれてしまうと、“ごほうび”なしでは、勉強をしない子になってしまいます。 以上のことから“ごほうび”は望ましい行動に誘導する手段としては、危険と言わざるを得ません。 では “ごほうび” は完全にないほうがいいのでしょうか? 以下の場合においては、そうでないことが様々な研究で示されています。 (ア) 思いがけない報酬に制限する (イ) 具体的な“モノ”以外にする 「 (ア)思いがけない報酬に制限する」 事前に報酬を設定しないで、サプライズ的にあげるということです。 このようなあげ方をした場合には“ごほうび”によるデメリットはほとんどありません。 「(イ)具体的な“モノ”以外にする」 “ごほうび”を金銭やおやつ等の具体的な“モノ”ではなく、行動に対する 賞賛やフィードバック にとどめるという意味です。 こういった形の“ごほうび”は、 その後の行動にも好影響 を及ぼすことが示唆されています。 親としては、子供をついつい“ごほうび”で動かしたくなるものですが、よく考えて使わなければならないのかもしれません。 [参考文献] Deci, E. L., Koestner, R., & Ryan, R. M. (1999). "A meta-analytic review of experiments examining the effects of extrinsic rewards on intrinsic motivation". Psychological Bulletin. https://psycnet.apa.org/record/1999-15054-001 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 【2022年度】夏休みの新規受付の休止について | 学童塾KASICO
< Back 【2022年度】夏休みの新規受付の休止について 重要 2022年6月17日 【2022年度】夏休みの新規受付の休止について 学童塾KASICOで夏休みのご利用をご検討くださりありがとうございます。 大変恐縮ですが、現在 夏休み枠が少なく なってきたため、 夏休みのみのお申し込みについては現在休止 しております。 ( 平常も併せてご希望のお客様については、引き続きご案内 いたしております。) 空き状況が確定しましたらこちらにて再度案内を開始する予定ですが、再開時期については現在のところ未定です。 わかり次第こちらにてご案内いたします。 【補足】 ・6月17日時点で説明会をお申し込みの方については、夏休みのみのご利用も対応しております。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
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