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どこまでが親の責任?(その1)

 コ ラ ム 

2022年12月5日

子供の面倒ってどこまで見るべき?

「子供の世話は親の仕事。わたしがしっかり面倒見なくちゃ」





そう思っている方は非常に多いと思います。





ただいったいどこまでが親が面倒を見るべき範囲なのでしょうか。




例えば、



明日の学校の準備

宿題の確認と完了チェック

子供の荷物の片づけと持ち運び

忘れ物チェック






などなど、子供が小学生になるとやることも増え、悩んでいる方も多いと思います。





私が保護者様とお子様の関係を見ている中で言えるのは、





「子供の面倒を見すぎると子供の自立が妨げられる





ということです。








一例をあげてみましょう。




例えば、明日の学校の準備を親が確認している場合、




その上で、子供が忘れ物をしたとしましょう。




その時、子供は学校でどんな気持ちになるでしょうか。




自分が忘れ物をしたことを反省するでしょうか?



「お母さんのせいで学校で困ったじゃん!」

「なんでちゃんとチェックしてくれなかったんだ!」

「お母さんしっかりしてよ!」



と、まず間違いなく、忘れ物をきちんとチェックしてくれなかった親のことを恨みます





学校で困るのは子供自身にもかかわらず、なぜか親の責任になってしまいます。





これでは自らの課題を自分で責任を持って考え、行動し、反省し、改善していく





“自立心”を持った人間に成長していくかは甚だ疑問です。





これまで大学受験指導をしてきて、




成績が目覚ましく伸びるのは、“自立心”を持った子供がほとんどでした。





「そうはいっても子供に任せるにはまだ難しい」

「子供が困るのは、かわいそうだ」




と、お思いの方もいらっしゃるかもしれません。





そのお気持ちは非常によくわかります。





もちろんすべて子供に任せてやらせればいいというわけではありません。





時にはアドバイスをし、フォローしてあげることも大事です。





ただ、子供は皆様が思ってらっしゃる以上に成長しているものです。





任せてみると案外うまくやるかもしれませんし、失敗し悩むかもしれません。





ただそれを乗り越えていくのを見守って、サポートしてあげる。





そう信じて待ってあげる姿勢も大事だと考えています。




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