コ ラ ム
2022年2月10日
勉強ができない子の ”共通点”
勉強ができない子の共通点の1つとして「勉強嫌い」が必ずあります。
勉強が嫌いな結果、勉強ができなくなったのか、勉強ができない結果、勉強嫌いになったのか定かではありませんが、脳科学的には
「人間はA10神経群により嫌いと判断されたものに対して能力を発揮できない」
ということが明らかになっています。
このA10神経群というのは脳に入ってきた情報に対して、好き/嫌いのレッテルを張る脳の部分で、ここで張られたレッテルをもとに脳では情報が処理されます。
プラスのレッテルが張られれば脳は効率よく働き、逆にマイナスのレッテルが張られれば脳は満足に働かないことがわかっています。
したがって、
「勉強が嫌いな子」は「勉強ができない」
ことは科学的にも明らかです。
では、勉強嫌いになる理由は何なのでしょうか?
理由はいろいろあると思いますが、勉強嫌いな子のほとんどに共通しているのは、
「勉強しなさい」と家で親に言われているということです。
人間は自分で選択したものではなく、人から強制されたものに対しては嫌悪感を覚える習慣があります。
「家」という疲れた体を休ませる安らぎの場所で「勉強しなさい」といわれることに、体力的、心情的に子供が抵抗感を覚えないはずがありません。
子供としては親に嫌われたくないので一時的には勉強をして素直に従っているように見せたりしますが、そういった子供にどういう(思考)習慣が身につくかといえば、
① 勉強はいやなもの、強制されるもの
② 勉強は親を満足させるためにするもの
③ 勉強はダラダラ時間をかけてやったふりさえすればいいもの
こういった習慣が身についた子はその後の勉強でつまずきやすくなります。
勉強の世界で伸びる子は、「勉強が自分のためになると考え」、「どうやってやったら効率よく身につくか試行錯誤し」、「短い時間でも集中して頭をフル回転させ」、「勉強で学べた新たな気付きに満足を覚える」ような(思考)習慣を身に着けています。
高校で勉強ができる子に、「勉強しなさい」と言われている子は、私の経験上ではほぼいませんでした。
勉強をしていないお子さんを見たとき、親としては不安になるかもしれません。
しかし、このように「勉強をしなさい」という言葉は “百害あって一利なし” なので、
子供を勉強嫌いにさせたいとき以外は使わないように気を付けたいものです。
ではどうすればいいのか?
だいぶ長くなってしまったので、また続きは別のコラムで紹介したいと思います。
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