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- 「褒める」ことの難しさ | 学童塾KASICO
< Back 「褒める」ことの難しさ コ ラ ム 2023年6月10日 「褒める」ことは難しい 皆様は お子様をよく 褒める ほうでしょうか? 「褒めたことで子供がやる気になった」 「褒めたことで子供が望ましい行動をするようになった」 「褒めたことで子供の自己肯定感が高まった」 など、褒めたことでお子様がいい方向に行ったと実感されることもあるかもしれません。 ただ私は、「褒める」ことは子供を いい方向にも悪い方向にも持って行ってしまう、非常に難しく、注意して扱わなければならない行為 であると認識しています。 今回は、褒め方とその効果について過去の研究をまとめた Henderlongらのレビュー(2002) を紐解きながら、 子供を褒めるときに注意すべき点 について、整理していきたいと思います。 ① 真実味があるかどうか 子供との関係性にもよりますが、褒めたときに 子供に「そうかな?」と思われるような褒め方 は、 効果がありません。 むしろ大げさにしすぎると後述しますが、相手に「自分をコントロールしようとしている」と感じられる可能性もあります。 褒めるときは、 子供に納得してもらえる範囲の褒め方 にしましょう。 ② なにを褒めるのか注意する 「“伸びる子”と“伸びない子”の違い(その1)」 のコラムで詳しく取り上げましたが、 才能や結果ばかりを褒めると、できないことから目を背け、努力や挑戦を嫌う子 になってしまう可能性があります。 褒めるときはバランスを考えて、 子供の努力、取り組み姿勢、結果までの過程について言及 してあげましょう。 ③ 子供をコントロールしようとしていないか 子供は誉め言葉の中から、 大人が自分をコントロールしようとしているかということを敏感に察知 します。 親としては、大げさな言葉、嘘、感情を使って子供をコントロールしたいと感じるかもしれませんが、 一旦、子供に「自分をコントロールしようとしている」と感じられると、その後の 言葉を素直に受け入れてくれなくなったり、関係性がギクシャク してしまう可能性があります。 仮に、 うまくコントロールできたとしても、 誉め言葉を期待しての行動なので、 誉め言葉がない場合は、何もしない子 になってしまいます。 これは 以前コラムでも紹介しました が、誉め言葉が「ごほうび」としての外発的モチベーションになっているからです。 心理学者の岸見一郎先生は、褒められて育った子がとる行動として、 「ゴミを拾う前に周りをちらっと見るようになる」と述べています。 これは、周りに自分がいいことをするのを見てくれる人がいるかどうか確認しているため、だと考えられています。(もちろん見てくれる人がいないとゴミは拾いません。) 褒めによるコントロールはこういった行動を助長する可能性があります。 長期的に望ましい行動を促したい場合は、 共感、説明、行動 をもって子供に納得してもらえるまで辛抱強く何度も諭していく 以外ありません。 特に女の子は、大人のコントロールの意図を鋭く見抜くので注意が必要です。 ④ 能力を比較していないか 「クラスで一番だったんだね!」 などの社会的比較による言葉は、 短期的には 子供を強く動機づけることがあるのは分かっています。 しかし、場所や比較対象が変われば、いつも1番でいることは難しくなってきます。 そうなると、 長期的に見て、モチベーションが下がったり、心や体の健康に悪影響 を及ぼす可能性があります。 ほかの人との比較ではなく、 その子自身の頑張りや成長にフォーカス してあげましょう。 以上、いかがだったでしょうか。 こういった注意事項が多いと褒めることに抵抗を感じるかもしれません。 ただそこまで難しく考えることはありません。 褒めとはすなわち子供に対する感心 のようなものです。 コントロールの意図がなければ、 子供の成長に喜び、子供に起きた出来事や感情に寄り添えるような純粋で肯定的な言葉がけ になってくるものと思います。 本コラムが少しでも皆様の日々の参考になれていれば幸いです。 Henderlong J, Lepper MR. The effects of praise on children's intrinsic motivation: a review and synthesis. Psychol Bull. 2002 Sep;128(5):774-95. doi: 10.1037/0033-2909.128.5.774. PMID: 12206194. ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- (2/25更新)【2025年度新小学1年生向け】募集開始のお知らせ | 学童塾KASICO
< Back (2/25更新)【2025年度新小学1年生向け】募集開始のお知らせ 重要 2024年9月3日 【2025/2/25更新】 2025年度の空き状況ですが、現在は以下の表のようになっております。 説明会で最新の状況をお伝えすることができますので、ご検討の際は気兼ねなくお問い合わせください。 【説明会のご予約はこちら】 https://forms.gle/zqTtTEADLL1joe5z9 【2025/1/23更新】 水曜日の空きがのこりわずか となっております。 ご利用予約は先着順 となっておりますので、長期休みなどを見越してご利用をご検討中の方は、お早めにご相談ください。 (長期休みに確実にご利用できるようになる平常からのご利用をお勧めしております。) 当ホームページをご覧くださりありがとうございます。 2025年度の新規小学1年生 の 予約受付を開始 いたしました。 随時開催している見学/説明会では、より詳しくお部屋の雰囲気や、実施内容について確認することができます。 集団説明会 および 個別説明会 のどちらも開催しておりますので、ご希望やスケジュールに合わせて、お気軽にお申込みいただければと思います。 【説明会のご予約はこちら】 https://forms.gle/zqTtTEADLL1joe5z9 お申込に際して気になる点ついては、些細なことでも大丈夫ですので、こちらのページより遠慮なくお問い合わせください。 【お問い合わせページ】 https://www.kasicojuku.com/contact 【補足】 ・説明会ご予約後、当学童塾より確認用のメールをご返信いたします。 ・1日の定員は、既存の児童も含め約15名程度を想定しております。 ( ご希望曜日によっては難しい日もでてくる可能性がございますので、お早めにご相談ください。 ) ・申し込みは現在のところ 先着順 で行う予定をしております。 その他、不明点等ございましたら気兼ねなく以下連絡先よりお問い合わせください。 お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 指導したほうがいい?その① | 学童塾KASICO
子どもの行動に「指導が必要かどうか」を迷う場面は多いもの。行動を正すよりも、まず“なぜそうしたのか”を理解することが重要です。この記事では、子どもの自己肯定感を傷つけずに成長を促す関わり方と、「見守る勇気」を持つための考え方を紹介します。 < Back 指導したほうがいい?その① コ ラ ム 2025年1月9日 子供の少し心配な行動 その1 保護者の方との懇談でよくいただくご相談に、 「うちの子、こういったことがあるのですが、指導したり直したりしたほうがいいですか?」 というものがあります。 確かに直したほうが良い場合もありますが、実際には、私から見ると 「賢い子によくある望ましい行動」 と思えることも多々あります。そのため、保護者の方と私の認識が大きく異なることに驚かされることも少なくありません。 そこで今回は、保護者の方と私で特によく認識が異なる子供の行動について、いくつかご紹介します。 ※なお、ここで述べる内容はあくまで私の経験に基づくもので、科学的な根拠があるわけではありませんので、ご参考程度にしていただければ幸いです。 ① ノートが汚い(考えや計算に字が追いついていない) 「子供のノートが汚いので心配」といったご相談はよくあります。確かに、きれいな字を書けるに越したことはありませんが、私は 「賢くなること」と「字のきれいさ」はほとんど関係がない と考えています。 むしろ、ノートをきれいに取ることにこだわりすぎる子は、どこかで勉強に行き詰まるリスクもあると感じています。 ノートは、知識や自分の理解を整理し、あとで見返したときに役立つためのものです。そのため、最低限の記録で十分で、授業中は先生の話に集中することが何よりも大切です。 一方で、ノートを丁寧に書くことにこだわりすぎると、授業内容の理解や先生の話を聞くことがおろそかになり、本来の目的を見失いがちです。 字が汚い子は、思考が速く、手が追いついていないだけの場合も多い です。テストのときに減点されない程度に字が書ければ問題ありませんし、それ以上の指導をして文字を書くこと自体を嫌いにさせてしまうのは避けたいところです。 (ちなみに、私の同級生で難関大学に合格した人の多くも字が汚かったです。私自身も字はかなり汚いです!) ② すぐに口答え(行動や指導の理由を聞いてくる) 特に女の子に多い傾向ですが、親が注意をすると、 「なぜそれをしなければならないの?」 「あの人はやっていないよ」 「お母さんだってしていないときがあるじゃん」 といった口答えや屁理屈を言う子がいます。 このような態度は、親からすると「素直じゃない」と感じられるかもしれませんが、私はむしろ 「合理的で、行動に理由を求める賢い子」 と捉えることが多いです。 また、こうした子供たちの問いに答えることで、 本質的な考え方や理由を共有する良い機会 になるとも思います。 これからの時代、既存の考え方や行動を見直す場面が増える中で、「なぜその行動をするのか」「なぜそのルールがあるのか」と考えることは、頭脳労働に関わる子供たちにとって重要なスキルになるはずです。 もちろん、忙しい日常の中で子供の問いに真剣に向き合うのは簡単ではないですが、時間が許す限り付き合っていただけると、子供の成長につながると感じます。 本コラムでは、私の考えが正しいと言いたいわけではありません。あくまで「そんな見方もあるんだ」と思っていただければ嬉しいです。お子様の行動を捉える際に、少しでも心配やイライラが軽くなる参考になれば幸いです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 「褒める」よりも「感心」する | 学童塾KASICO
子どもの自律心を育むのは、評価としての「褒める」ではなく、一人の人間としての「感心」です。結果重視の弊害を心理学の知見から解説。親が喜びを奪わず、子どもの達成感を尊重するための具体的な声かけと、対等な信頼関係の築き方をお伝えします。 < Back 「褒める」よりも「感心」する コ ラ ム 2026年1月7日 対等な関係が育む子どもの自律心 わが子がテストで満点を取ったり、何かに成功したりしたとき、親として純粋に嬉しく思うのは自然な感情です。 しかし、その喜びの 「表現方法」を一歩間違えると、子どもの自律性や成長意欲を阻害してしまうリスク があります。 今回は、教育現場で多くの親子を見てきた中で、私が気になっている 「褒め方の落とし穴」 について、論理的な観点からお伝えします。 結果ではなく「過程」にフォーカスする 子どもが成果を出した際、まず「100点なんてすごい!」「天才だね」といった、結果や能力のみを賞賛する姿をよく目にします。 しかし、あまりに結果だけにフォーカスしてしまうと、子どもは 「結果さえ出せばいい」という思考に陥り、本当に大切な「姿勢」や「努力」が結びつかなくなってしまいます 。 スタンフォード大学のキャロル・ドゥエックの研究によれば、知能や結果を褒められた子どもは、失敗を自分の能力不足と結びつけやすく、評価を下げるリスクのある 「困難な課題」を避ける傾向 が確認されています(Dweck, 2006)。 一方で、そこに至るまでの プロセスを褒められた子ども は、 困難を学習の機会と捉え、粘り強く取り組む レジリエンスを発揮します。 例えば、「100点」という数字を褒めるのではなく、「毎日30分、机に向かって問題を解き続けたあの姿勢が、この結果を導いたんだね」と、 本人がコントロール可能な具体的な行動に光を当ててあげる ことが重要です。 親の過剰な反応が、子どもの達成感を奪う もう一点、私が懸念しているのが、 親が子ども以上に大げさに喜んだり賞賛したりする姿 です。 「えええ!すごい!」と親が主役のように振る舞う様子は、 客観的に見て少し不自然 です。 本来、成功の喜びは子ども自身に帰属すべきものであり、他者がそれを奪ってはいけません。 人間は「自分で自分の行動を決めている」という自律性の感覚があるときに、最も高いモチベーションを維持します(Ryan & Deci, 2000)。 親が過剰に反応しすぎると、子どもは「自分の成功は親を喜ばせるための手段だ」と錯覚 し、自分の感情を他者に支配されたような居心地の悪さを抱くようになります。 子どもが成果を報告してきた際は、親がはしゃぐのではなく、まずは「やり切ったね。納得のいく結果になったんじゃない?」と、 本人の達成感を確認するような声かけ を意識してみてください。 子どもの内側にある純粋な喜びを、本人がしっかり味わうための「余白」を残しておくことが大切です。 「褒める」から、対等な人間としての「感心」へ 「褒めなければならない」という義務感を持つと、どうしても表現が不自然になりがちです。 ここで一度、 子どもを自分と対等な一人の人間 として捉え直してみてください。 そもそも 「褒める」という行為には、しばしば「能力の高い者が低い者を評価する」 という上下関係が含まれます。 しかし、長期的な視点で子どもの自律を育むには、横の関係、つまり対等な人間としての信頼関係が不可欠です。 大人が友人や同僚に対して、その成果に驚いたり感銘を受けたりするとき、そこにあるのは作為的な 「賞賛」ではなく、純粋な「感心」 です。 子どもに対しても、「そんな解き方を思いつくなんて、感心したよ」「あなたが頑張っている姿を見て、私も刺激を受けたよ」といった、一人の人間としての敬意を持ったスタンスで接してみてください。 そうすることで、評価によるコントロールではない、自然で誠実な感情表現が可能になります。 まとめ 子どもが頑張って得た喜びは、あくまで子ども自身のものです。 親の役割はそれを奪うことではなく、傍らでその成長の過程を冷静に、かつ誠実に見守ることにあります。 自然な「感心」の積み重ねこそが、子どもの揺るぎない自信と自律を育んでいくはずです。 参考文献 Dweck, C. S. (2006). Mindset: The New Psychology of Success . Random House. Ryan, R. M., & Deci, E. L. (2000). Self-determination theory and the facilitation of intrinsic motivation, social development, and well-being . American Psychologist , 55(1), 68–78. 岸見一郎, 古賀史健 (2013). 『嫌われる勇気』 ダイヤモンド社. お問い合わせ・運営情報 学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) 岡山市北区にある、放課後の学びと安心を両立する「学童保育+塾」の複合施設です。 大学入試から逆算した独自のカリキュラム(集団ACT・パズル・ボードゲーム等)を通じ、楽しみながら本質的な賢さを育みます。 提供サービス :民間学童保育、学習塾、能力開発 養成する能力 :空間認知能力・多角的思考力・論理的思考力・試行錯誤力・基礎学力 所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-9 弓之町ビル201 (岡山中央小学校より徒歩1分) 公式サイト : https://www.kasicojuku.com お問い合わせ :gakudojuku@kasicojuku.com (電話:086-238-6094) Previous Next
- 過保護は残酷 | 学童塾KASICO
子どもの成長に必要なのは「守られること」よりも「失敗から立ち直る経験」。過保護がなぜ残酷なのか、心理学と教育思想から考えます。 < Back 過保護は残酷 コ ラ ム 2025年10月9日 失敗させないことが、いちばんの失敗? ・子どもには危ないことが起きないように育ってほしい。 ・人生でつまずきそうな場所は、なるべく避けて通らせてあげたい。 ・障害は、できるだけ先回りして取り除いてあげたい。 ――子育てをしていると、そんな気持ちになることがあると思います。 けれど、こうした「守りたい」という行為が、子ども自身の 失敗する経験 や、そこから 立ち直る力 を学ぶ機会を奪ってしまうことがあります。 今回は、タイトルにもあるように「過保護がいかに残酷であるか」について考えてみたいと思います。 過保護とはなにか 過保護とは、子どもが求めてもいないのに、親が先回りしてお世話をしてしまうこと。 言い換えると、本来その子自身が受け止めるはずだった 経験や感情を奪うこと です。 子どもは、自分で考え、自分で行動し、その結果うまくいかなかったときに「どう立ち上がるか」を少しずつ身につけていきます。 失敗を避けるように守ってばかりいると、その「回復する力(レジリエンス)」が育たないままになります。 心理学者 Ann S. Masten(2014)は、このレジリエンスを「Ordinary Magic(普通の魔法)」と呼び、 特別な才能ではなく、日常の中で繰り返す困難や失敗の克服から育つ力 だと述べています。 つまり、失敗を経験しない環境では、この“魔法”が育たないということです。 失敗は“練習”である 心理学者 キャロル・ドゥエック(Carol S. Dweck, 2006)は、人は「失敗」を通して学ぶときにこそ**成長思考(growth mindset)**が育つと述べています。 「間違えても、やり直せる」と信じる気持ちは、成功体験からではなく、むしろ失敗からの立ち直り経験によって生まれます。 ところが過保護な環境では、子どもがその“練習”をする機会がありません。 失敗を一度も経験しないまま大人になった子は、社会の中で初めてつまずいたとき、どう立ち直ればいいかわからないのです。 Dweck(2006)の研究でも、こうした「失敗からの学び」が自信や柔軟な思考を育てる重要な要因であると報告されています。 ルソーが説いた「痛みの教訓」 18世紀の思想家 ジャン=ジャック・ルソーは『エミール』(Émile, 1762)の中でこう記しています。 “I shall not take pains to prevent Émile hurting himself; … To bear pain is his first and most useful lesson.” (私はエミールが自ら傷つくのを防ぐために過剰に気を配ることはしない。痛みに耐えることこそ、彼が学ぶべき最初で最も有益な教訓である。)― Rousseau, J.-J. (1762). Émile, or On Education. つまり、子どもが「痛み」や「失敗」を避け続けることは、学ぶ機会そのものを奪う行為でもあるということです。 失敗しやすい幼少期だからこそ、小さなつまずきを繰り返しながら「どうすればうまくいくか」を学ぶ必要があります。 親の役割は、 先回りして道を平らにすることではなく、 子どもが転んだときに どう立ち上がるかを一緒に考えること なのかもしれません。 「見守る勇気」を持つ どんな人間も、いずれ自立して自分の人生を歩んでいきます。 失敗に対する耐性も、立ち直る方法も知らないまま社会に出る ――それこそが、 子どもにとって最も残酷 なことです。 子ども時代の「小さな失敗」は、大人になるための安全な練習の場です。 だからこそ、親ができるのは「守る」ことではなく、 見守る勇気 を持つことなのだと思います。 「私、少し過保護かも」と感じた方は、子どもとの距離を少し見直してみてもいいかもしれません。 近くで見守れるのは、今だけです。この時期にこそ、失敗と立ち直りの練習を重ねる時間を大切にしたいですね。 参考文献 Dweck, C. S. (2006). Mindset: The New Psychology of Success. Random House. Masten, A. S. (2014). Ordinary Magic: Resilience in Development. Guilford Press. Rousseau, J.-J. (1762). Émile, or On Education. Dweck, C. S. (2000). "Self-theories: Their role in motivation, personality, and development". Psychology Press. https://psycnet.apa.org/record/2000-03323-000 お問い合わせ・運営情報 学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) 岡山市北区にある、放課後の学びと安心を両立する「学童保育+塾」の複合施設です。 大学入試から逆算した独自のカリキュラム(集団ACT・パズル・ボードゲーム等)を通じ、楽しみながら本質的な賢さを育みます。 提供サービス :民間学童保育、学習塾、能力開発 養成する能力 :空間認知能力・多角的思考力・論理的思考力・試行錯誤力・基礎学力 所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-9 弓之町ビル201 (岡山中央小学校より徒歩1分) 公式サイト : https://www.kasicojuku.com お問い合わせ :gakudojuku@kasicojuku.com (電話:086-238-6094) Previous Next
- 恩を感じにくい社会 | 学童塾KASICO
< Back 恩を感じにくい社会 コ ラ ム 2025年9月10日 恩を感じにくい社会 今回は専門的な話ではないのですが、私が日々子どもに接している中で感じることを書いてみようと思います。 タイトルにもあるように、最近の子どもは恩を感じにくい世界で生きているなぁと感じることが多々あります。 ・ほんの少し欠けた飴玉を見て、「欠けたものは食べないから新しいものにして」 ・室内のおもちゃを壊してしまって、「新しいのを買えばいいじゃん」 ・公共の場所を汚してしまった後に、「掃除してくれる人がいるから問題ないよ!」 あるのが当たり前の社会で生きていると、作ってくれた人への感謝や、その人の思いを想像することが、なかなか難しいのだなぁと感じる場面が多いです。 生まれたときからそこにあるものについて、人間は恩を感じにくいものですが、最近はその傾向が特に顕著だなぁと感じています。 ・タップ一つでいつでもどこでも世界中の情報が調べられる ・ボタン一つで好きなものが買える (しかも置き配などで運んでくれる人の顔すら見えない) ・スーパーに行けば、生産者の顔も見えず、お金を出せば手に入る商品 ・そこに至るための社会システムを整備してくれた人の顔も見えないし、歴史の想像もつかない 挙げればきりがないのですが、便利になるにつれ、先人たちや社会の人たちが頑張って作ってきたものへ思いをはせにくくなっているのは間違いないと思います。 「だから何?」と感じられるかもしれませんが。 当たり前のものとして享受すると、どうしても自分一人の力で生きていると錯覚しがちです。 その結果、他者への無関心や、「自分だけで何とかなる」という思い上がり、自分を支えてくれているものへの配慮や感謝の欠如など、人として円満に生きていくための大切な要素が抜け落ちてしまいがちです。 恩を感じると、私たちは自然と「何かしら返さなければ」と感じます。 社会や先人たちから恩を受けていると実感できると、自分も社会に対して何か役に立つことをしたいという気持ちが、無意識のところで芽生え、それが学び、自己を高めていこうとする活力につながっていると、私は思います。 一方で、恩を感じることがなく「自分のためだけ」に生きていけるほど、人は強くはありません。 そうした考えで生きていると、逆境にぶち当たったときに身動きが取れなくなってしまうのだと思います。 そう考えると、現代の子どもたちの無気力や不登校についても、背景の一端として理解できる面があるように感じます。 現代のような高度に便利な社会で生きている以上、特効薬はありませんが、子どもたちには折に触れて、そこに至った歴史的背景や生産者の苦労などに思いをはせられる想像力を喚起できるような問いかけを、続けていきたいなぁと日々感じています。 本コラムが皆さまにとって、何かしらの参考になれば幸いです。 お問い合わせ・運営情報 学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) 岡山市北区にて、放課後の学びと安心を両立する「学童保育+塾」のサービスを提供しています。遊びや対話を通して“考える力”を育てる、少人数制の学習支援型学童です。 所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-9 弓之町ビル201 ※岡山中央小学校より徒歩1分 電話番号 :086-238-6094 メール :gakudojuku@kasicojuku.com 公式サイト : https://www.kasicojuku.com ご不明な点やご相談などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。 Previous Next
- 誰の宿題? | 学童塾KASICO
< Back 誰の宿題? コ ラ ム 2023年5月13日 誰の宿題? 小学生になると誰もがやることになる宿題ですが、 お子様はどんな意識で宿題に取り組んでいらっしゃるでしょうか? 「めんどくさいなぁ」 「やらないとお母さんが怒るからやるかぁ」 「はやくおわらせてしまおう」 ・ ・ ・ など、ネガティブな印象を持っているお子様も多いと思います。 実際、こちらで宿題に取り組んでいる子も、よく「めんどくさいなぁ」と言いながら宿題をしている姿を目にします。 この「めんどくさいなぁ」という心理は、私もそうでしたし特に問題だとは感じていません。 小学校低学年の内の宿題は簡単で時間のかからないものも多く、練習が目的というよりは、 「宿題習慣と勉強習慣をつけること」 に重きを置かれているからです。 ただ、中には以下のような態度で宿題に接している子供たちもいました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― (学校帰りの子供が先生の机で宿題をしている状況) 子供 :「答えを教えてよ」(宿題をし始めてすぐに) 私 :「先生の宿題じゃないからやらない」 子供 :「ええ、けち!もうてきとうにやろうかな・・。」 私 :「どうぞ、ご自由に。いい加減にやって学校で困るのは○○さんだし、 先生は別に困らないよ。」 (結局しぶしぶやりはじめる子供) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 少し冷たく感じるかもしれませんが、そもそも宿題は子供の課題なので他人に解かせようとする姿勢がおかしいのです。 (もちろん困っているときのアドバイスやヒントはいいと思います。) こういった場合に下手に手を出してしまうと、結局誰の宿題なのかわからなくなってしまいます。 親が「宿題をしなさい」と声をかけてしまうと、子供は、 “宿題は親の課題”、“しないと親が怒ったり困ったりするもの” という認識を自然と持つようになっていきます。 子供が小さいうちは問題が顕在化することはないですが、反抗期が始まるころには、(特に男の子) 「親がやってほしいと思っているものはやりたくない。そうだ宿題をやらずに親を困らせてしまえ!」 と宿題をやらずに困るのは自分であるにも関わらず、勉強を他人事のように考え、勉強そのものを放棄してしまう可能性もあります。 宿題をやらない子供を見ると、親としてはやきもきしてつい口をはさんでしまいそうになります。 もちろん 「宿題やらなくていいの?」のような年長者としての助言 はいいと思います。 ただ 宿題はあくまで子供自身の課題 なのでそれ以上の介入はするべきではないと考えます。 アドラー心理学ではこれを “課題の分離” と呼んでいます。 宿題をやらずに困るのは、あくまで子供自身です。 つまり 宿題は子供の課題であり、子供自身の責任においてやるべきもの なのです。 もちろん小学校に入ったばかりのころは、一緒に取り組んで子供が宿題の習慣をつける手伝いをするのもいいと思いますし、「宿題をやらなくていいの?」と促してあげるのもいいと思います。 ただ徐々に手放していかなければなりません。 塾講師時代には中学生の子供たちにたくさんの宿題を出していましたが、いまだに親が宿題をやったかチェックしているご家庭もありました。 当時そういったご家庭があることを知らない私は唖然としていました。 そういった子は概して成績があまりよくないことが多かったのですが、 子供自身の課題なのに親の課題であるかのように主体性なく取り組んでいれば、当たり前の帰結なようにも思えます。 宿題に取り組む子供への接し方には十分に気を付けていただきたいなと思います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 【7/3更新】【2023年度】夏休み受付開始! | 学童塾KASICO
< Back 【7/3更新】【2023年度】夏休み受付開始! 重要 2023年5月2日 夏休み募集開始! 【7/3更新】 2023年度の夏休みの募集については終了いたしました。 多くのご応募、お問い合わせをいただき誠にありがとうございました。 【6/21追記】 一次募集については6/19(金)に締め切りいたしました。 現在は二次募集を行っております。 空きのある日程がかなり少なくなってきたので、二次募集については内部生の方および1次募集で申し込まれた方が優先されます。 ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。 2023年度夏休みの募集を開始いたしました! 今年度はご利用日を選択いただける スポット 料金 にての販売となっております。 5日以上 ご利用いただける場合は 入会金(5000円)が免除 となりますので、 「夏休みの預け先を探してるだけど・・・。」 「一度話だけでも聞いてみたい」 「知育ってどんなことしてるんだろう?」 「学童塾の雰囲気を知っておきたい」 などなど、気になる方はこれを機にぜひ一度 こちらのリンク より説明会までご来室ください! なお、申し込み人数によっては抽選制となる日程もございますが、 平常利用 を合わせて開始された場合は、ご希望日を優先的にご利用 いただけるほか、 夏休みは スポット価格の 2割引き でご利用いただけます! 合わせてご検討いただけますと幸いです! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- ぼーっとする時間 | 学童塾KASICO
< Back ぼーっとする時間 コ ラ ム 2023年2月25日 ぼーっとする時間の効用 前回の記事 「子供を暇にさせて大丈夫?」 で、暇な時間が必ずしも悪ではないことに触れました。 今回は暇な時間の過ごし方の一つである 「ぼーっとする時間」 について、 触れたいと思います。 子供がぼーっとしているのをみると、親としては気になるものです。 ついつい 小言を言ってしまったり ・・・、 親目線で有用だと考えられるものを提供 してしまいそうになります。 ただ近年の研究でこのぼーっとする時間は、 脳にとって大事な時間 であることが示唆されつつあります。 デフォルトモードネットワーク(DMN) という言葉を、聞いたことがあるでしょうか? 最近ではたまにテレビなどで目にするようになりましたが、 「何も考えていない、ぼーっとした状態にある脳の神経活動」 のことを指します。 ぼーっとしていると脳は何もしていないように思えますが、実は 普段以上に特定の領域を活発に活動 させています。 具体的には、内側前頭前野、後部帯状回、楔前部、下部頭項葉、海馬・・・など様々な領域が含まれますが、(Buckner et al., 2008) どういった脳の活動が想定されるかというと、 将来の出来事の期待、計画、エピソード記憶の検索、課題準備、自己や他者に関する情報処理、社会的情報処理、視空間的イメージ、記憶・・・・(Koshino et al., 2013) と多岐にわたります。 これらの活動をまとめて、一般的には、 活動時に得た「情報を処理/整理」 している時間 と考えられています。 子供にとって 毎日の生活は、新しいことがほとんど で、 洪水のように 新しい知識や情報 が流れ込んできます。 そういった 情報はきちんと整理/ラベリングして脳に保管していかないと、散らばった部屋のような状態 になり、まったく使えない道具になってしまいます。 ぼーっとして、何もしていないように見えても、子どもの脳は忙しく活動 しているものです。 見守る側としては、そういった脳の活動に思いを馳せ、冷静になって子供に接していっていただきたいなと思います。 Koshino, H., Osaka, M., Osaka, N.(2013) Functional Heterogeneity of the Default Mode Network. Japanese Journal of Physiological Psychology and Psychophysiology 31(1):27-40 DOI:10.5674/jjppp.1304si Buckner, R. L., Andrews-Hanna, J. R., & Schacter, D.L. (2008) The brain’s default network: anatomy, function, and relevance to disease. Annals of the New York Academy of Sciences (追記) 思い返してみると私も小学校低学年の頃は、かなり暇でよくぼーっとしていたものです。 ただ子供はいつまでも、ぼーっとすることはできません。 エネルギーを蓄えたら、急に活動的になるものです。 私も一定時間ぼーっとしているとなんだか活動したくなり、何か面白いことはないかと友達の家に行ってみたり、家の中を回って面白そうな遊びを探していました。 この時に遊びで得た原体験は今でもよく覚えているし、学校で理論を教えられたときに、自分の体験とリンクすることが多く、非常に納得感があったことを今でも覚えています。 今思い返すと子供時代の暇な時間は、非常に大事な時間だったのかもしれません。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 勉強好きじゃないとダメ? | 学童塾KASICO
< Back 勉強好きじゃないとダメ? コ ラ ム 2024年12月10日 成績を上げるためには「勉強好き」であることが必須? 成績を上げるためには「勉強好き」であることが必須? 保護者の方からよくこんな質問をいただきます。「うちの子を勉強好きにする方法はありますか?」 話を伺うと、「勉強が好きじゃないと成績は上がらないのでは?」という思いがあるようです。 では、成績を上げるためには本当に「勉強好き」である必要があるのでしょうか? 「勉強好き」はマストではない 私の考えでは、勉強が好きであるに越したことはありませんが、 「成績を上げるために勉強好きは必須ではない」 というのが答えです。 むしろ、「勉強は役に立つ」「成績が上がると得をする」といった意識の方が、成績向上にはより効果的だと考えます。 成績を上げるために必要なこと 成績を上げるには、テストで点数を取ることが必要です。そのためには: 効率的な勉強方法 を身につける 得点を伸ばしやすい科目 に重点を置く 苦手な分野も 根気よく取り組む これらをコツコツ続ける力が欠かせません。 一方で、「勉強が楽しい」というモチベーションだけでは、好きな科目ばかりに取り組みがちです。その結果、総合的な成績向上につながりにくいこともあります。また、困難に直面した際に「楽しくない」と感じてしまうと、勉強への意欲が下がるリスクもあります。 「勉強が大事」と考える力が成績を伸ばす 実際、多くの研究で、「勉強好き」な子どもよりも、 「勉強は将来のために大事」と考えている子どもの方が高い成績を収めていることが示唆されています。 ( Koestner et al., 2003 ) 私自身も学生時代、勉強が「好き」だと感じたことはほとんどありません。しかし、テストで点数を取る感覚を「ゲーム」として楽しんでいた側面はありました。このように、楽しみ方や目的意識を持つことが重要だと感じます。 保護者の方へのお願い お子さんの年齢や成長に応じて伝え方は異なると思いますが、中学生くらいまでにはぜひ、保護者としてこんな話を折に触れてしていただけると嬉しいです: 「勉強は何のためにするのか」 「勉強が自分にどう役立ったか」 「将来どんな得があるのか」 これらを通じて、お子さんが「勉強する理由」を前向きに受け止められるようサポートしていただければと思います。 Koestner, R., & Losier, G. F. (2002). Distinguishing Three Ways of Being Highly Motivated: A Closer Look at Introjection, Identification, and Intrinsic motivation. In E. L. Deci, & R. M. Ryan (Eds.), Handbook of Self-Determination Research (pp. 101-121). University of Rochester Press. ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 勉強は親が教えたほうがいい? | 学童塾KASICO
< Back 勉強は親が教えたほうがいい? コ ラ ム 2022年3月31日 教えることは難しい 勉強に関する相談で、「勉強は親が教えたほうがいいのか?」と聞かれることがあります。 お子様が勉強をやっている様子を見ると、ついついやり方や答えを教えてあげたくなるものです。 しかし、 “やる気を奪わず” に勉強を教えるというのは非常に難しいものです。 よくある失敗例を以下に書いてみます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 子供:「うーん・・・」 (算数の文章題を悩んでいる様子) 親:(すごく簡単そうな問題で悩んでいるな。よしいっちょやり方を教えてやるか) 親:「すごく簡単な問題じゃないか。どこがわからないんだ?」 (子供に近づいて、問題を指さしながら) 子供:「?? ええっと・・ここなんだけど。」 親:「ほら問題にこう書いてるでしょ?だから、ここをこうやって、こう考えて・・・。ほら、答えが出たでしょ?こうやってやったらいいんだよ。」 子供:「こうかな?」 親:「ちがうちがう。さっきもいったじゃん。ここはこうやるんだよ。ね?簡単でしょ?」 子供:「・・・。」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 親からすると親切心で解き方を教えてあげてるだけかもしれません。 ただこのやり方は勉強に対する子供のやる気と興味を一瞬にして奪い去る可能性があります。 皆さんも悩んで苦労してわかったものやできたものに対しては、少なからず喜びや達成感を感じるのではないでしょうか? 子供に“近道”を教えるということは、小さいことながらもその経験を奪ってしまうということにつながります。 これでは、自分で試行錯誤して問題を解決していく楽しみを見出せるはずがありません。 このように育ったことどもは勉強に興味を持たないばかりか、悩んだときは「答えを誰かが教えてくれる」という非常に受け身な子供に育ってしまう危険性さえはらんでいます。 では、どのように接すればいいのでしょうか? 親と子供の関係性やお子様の学年にもよるとは思いますが、 “一緒に悩む” というスタンスがやりやすいかもしれません。 たとえばこんな感じです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 子供:「うーん・・・」 (算数の文章題を悩んでいる様子) 親:(問題で悩んでいるな。よし、少し一緒に考えてみるか) 親:「おもしろそうな問題だね。どのへんで悩んでる?」 子供:「うーん・・。ここなんだけど・・・。」 親:「うーんたしかにここは難しいな・・。こんなことやってるなんてすごいな。」 子供:「ここまではいけてそうなんだけどなぁ。」 親:「そうなんだ。この辺がポイントなんかな?うーん、お父さん(お母さん)でもよくわからないわぁ。むしろできたらやり方を教えてほしいな。」 (ヒントらしきものを示唆しながら。) 子供:「・・・。もう少しやってみる。」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― どうでしょうか? このあとお子さんは問題が解けず放置してしまうかもしれませんが、それはそれでいいのです。 大事なのは ”自分の頭を使って考えること” と、 ”勉強への興味を失わない” ようにしてもらうことなのです。 子供は意外とタフで一度投げたように見える問題でも目に付く場所などに置いていると、再チャレンジしてすらすらと解いてしまったりするものです。 そうした経験が子供の大きな自信となり、その後の “生きる力” となります。 親の “子供を信じて見守る姿勢” がなにより大事なのです。 ちなみに私の親は小学校のころから算数の問題を聞きに行くと答えはいつも悩んだ挙句「さっぱりわからん」でした(笑) 学童塾KASICOでは、上記のような姿勢で子供たちに接するよう心がけています。 また、こういった内容の具体的なご相談にも対応しております。 お問い合わせは下記までお気軽にどうぞ! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 2024年1学期懇談とアンケート
< Back 2024年1学期懇談とアンケート ブ ロ グ 2024年6月17日 アンケートまとめ 今年も一学期の懇談が終了しました! お子様のこちらでの過ごし方や、問題への取り組み方、お子様自身の成長を共有することで、 お家での過ごし方の参考にしていただけいれば、うれしく思います。 懇談後には、オンラインフォームにて 定期アンケートも実施 いたしました。 学童塾KASICOを利用しての満足度 は 90%以上の方が「とても満足」 懇談についても 、 90%以上の方が「とても満足」 とありがたいご回答をしていただけていました。 以下によくあったご回答や、ご希望に対して、整理してコメントをしておりますので、 当学童塾のスタンスや、方針について少しでもご参考にしていただければ幸いです。 【保護者様アンケート結果】 ① 学童塾KASICOをご利用してよかった点やお子様の成長を感じたこと ◎一番多かったご回答 (約85%) 勉強面での成長 (簡単にあきらめなくなった、学力の基礎向上、算数の適正など) →当学童塾としても一番目的にしているところなので、実感していただけて非常にうれしく思います。かなりの方に「粘り強くなった」と感じていただいており、お子様自身も「間違ったら立ち戻って修正してやり直せばいい」と勉強に必要な基本的な価値観を持てるようになってきて、私自身も頼もしく感じております。 中には、「難しい問題ほどおもしろい」と感じるようになってきている子もおり、大人でも解けないような難しいロジックのパズルを難なくこなす子もいたりしております。 (私自身も問題を作るのが大変になってきています。) 〇次に多かったご回答 (約60%) 子供が楽しんでいる (毎日行きたいと言っている、ゲームやLaQが楽しい、お友達や先生と遊べて楽しい) →楽しく過ごしていただけてうれしく思います!私自身はあまり子供たちに干渉せず、見守る方針に徹しているのですが、子供たちは自分たちで遊びを見つけたり、あるいは遊びを作ったりしながら、いろんな遊び方で自由な時間を過ごしている印象です。 ② 懇談のご感想 ◎一番多かったご回答 (約60%) 新しい気づきがあった (弱点や良い点に気づけた、教育者から見た性格や学力、方針やアドバイス) →少しでも今後のご参考になった点があって非常にうれしく思います! 私から見た率直なお子様のすごいなと感じる点や、今後起きそうな?ことはできるだけお話しするようにしております。 今後も保護者様からのお悩みやご相談に真摯に向き合えるよう努めていきたいと思います。 〇次に多かったご回答 (約40%) 子どもの様子や成長 (普段わからない子供の様子、友達付き合い、変化や成長) →私自身はできるだけお話を聞こうと意識しているのですが、こちらでのお子様の様子のほうが気になるようで、私が見て感じていることはできるだけお話しできるよう努めています。 お友達付き合いや、外での振る舞いなどはご家庭とは全然違うことがあるよう?で驚かれる方も多いです。 普段お家ではわからないお子様の過ごし方や成長を知れるきっかけになっていただけていれば幸いです。 ③ その他ご希望など ・料金について(約10%) 料金がネック(追加利用が難しい、知り合いに勧めにくい) →料金については、皆様にご満足いただける内容にできるよう極力値段を抑えながら、かつサービスを維持/向上できるよう常に精査しております。 開業当初よりモノの値段の上昇が著しくはありますが、ご納得いただけるよう力を尽くしたいと考えております。 ・サポートの先生について(約5%) サポートの先生の自己紹介がほしい(性別、年齢等) →6月中にはホームページにスタッフ紹介として記載できるよう準備しております。 お二人とも女性です。 ・おやつについて(約5%) おやつの内容の充実 →おやつについては、集団ACT前に休憩として設けることで、集中モードに頭を切り替えてほしいのと、集団ACT前に簡単に糖分を摂取してほしいという2つの目的で行っております。 おやつは簡単なスナック(チョコ、せんべい、クッキーなどの既製品)ですが、おなかのすき具合に応じて自分で選べるスタイルをとっております。(少ないものから多いものまで種類によって異なります。) おやつを豪華にして・・・・というのは、夕食に差しさわりがでるのも本意ではないので、現在のところ考えておりません。 ・夏休みのイベント(約5%) 工作やクッキングなどあると喜ぶかも →今年は工作が得意なスタッフの方(図工パークの先生)がおられますので、不定期ですが何度か実施できるよう準備したいと考えております。 (その日に来ている人に呼び掛けて自由に参加できる簡単な工作の時間になればと考えています。) ただ基本方針としては、パズルプリントや知育おもちゃなど普段お子様が遊ばないものに目を向けてほしいという意図もあり、あえてイベントは多く実施しない方針をとっております。 (最近は与えられることに慣れている子も多く、子供たちには自分で楽しみを見つけたり、遊びを作り出せるようになってほしいと考えております。) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
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