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- 学力と家庭環境(全国学力調査より) | 学童塾KASICO
< Back 学力と家庭環境(全国学力調査より) コ ラ ム 2024年2月19日 経済面以外から見る家庭環境の特徴 昨今、学力と家庭の経済力に相関があるということは言われていますが、 家庭の経済力が高くない場合でも、学力が高い子 は多く存在します。 今回のコラムでは、全国学力調査のアンケートより、大都市で 年収300万以下のご家庭 における、 学力上位層(上位 25 %)と学力下位層(下位 25 %)の間の家庭環境の差 を見て、その特徴をまとめてみたいと思います。(学力格差への処方箋 , 2021 ) 以下にアンケート項目で、上位層と下位層で大きな差があった 上位層に特有の生活習慣を5つ ピックアップします。 ① 子供と一緒に 図書館に行く (差: 31.7 %) ② 毎日子供に 朝食を食べさせている (差: 17.3 %) ③ 子供に 本や新聞を読む ように勧めている(差: 16.1 %) ④ 子供が小さいころ、 絵本の読み聞かせ をした(差: 15.8 %) ⑤ 計画的に 勉強するよう子供に促している(差: 13.0 %) この中で、特に差が大きいのは、①、③、④のような、 日本語を読む / 活字に触れる機会の多さ 、であるということが分かります。 昨今の大学入試改革でセンター試験から 共通テスト になり、 思考力が問われるようになったと銘打たれていますが、 実際に解いてみると大きく変わったのは、その 文量の多さ であると感じています。 (数学 IA などは、 2000 年初期のころと比べると 5 倍近くの文量になっています。) つまり、全体の傾向として 「読解力」が求められる ようになっています。 (これは中学入試でもその傾向が顕著にみられます。) 近年、 AI の進歩が著しいですが、 AI の苦手分野が「読解力」 であることから、 人間に求められる能力として「読解力」を一つの指針として試験を組んでいるのかもしれません。 (つまり、この傾向はしばらく続く可能性が高いと考えています。) 話はそれましたが、これからの 学力の土台として「読解力」が必要 なわけです。 したがって、 家庭で活字に触れる機会の多さが、そのまま学力に直結 するようになるというのは、自然な帰結のように思えます。 その他の特徴としては、②、⑤のような、 しつけ / 規則正しい生活習慣 / 子供への働きかけ 、に関するところです。 安定した規則正しい生活習慣を確保し、計画的に物事をやっていけるようお子様と一緒に考えていくことなどは、わかりやすく有効な手段ではないかなと思います。 以上、今回は学力調査後のアンケートから、経済面以外の家庭環境の特徴をみてみました。 本コラムが少しでも皆様のご参考になれば幸いです。 [参考文献] 文部科学省・国立教育政策研究所. "令和5年度 全国学力・学習状況調査 報告書(質問紙調査)". https://www.nier.go.jp/23chousakekkahoukoku/report/23report/index.html 耳塚 寛明 , 浜野 隆 , 冨士原 紀絵 (2021) 学力格差への処方箋 : [ 分析 ] 全国学力・学習状況調査 勁草書房 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 集団ACTについて | 学童塾KASICO
KASICOで実践している「集団ACT」の目的・方法・家庭での見守り方を詳しく解説。子どもの思考力と粘り強さ育成に関心ある方へ。 < Back 集団ACTについて コ ラ ム 2025年6月10日 ~集団ACTの時間について~ 今回は、当学童塾で毎日行っている「集団ACT」について、少しご紹介したいと思います。 活動の目的や、子どもたちへの関わり方について、事前に知っていただけると、より安心して見守っていただけるのではないかと思います。 ■ 集団ACTの目的 この時間には、主に次の2つの目的があります。 問題(勉強)に取り組む際のマインド(粘り強さ / グリット)の育成 空間認知力や論理的思考力などの、さまざまな力の向上 難しさと向き合いながら、頭を使って考える経験を積むことで、思考力と取り組む姿勢が少しずつ育っていきます。 ■ 子どもたちへの関わり方 ①「解きなさい」とは言いません 子どもが本気で頭を使うためには、 「自分からやってみよう」 と思うことが何より大事です。誰かに言われて渋々取り組んでも、思考の限界まで頑張ることはできません。だからこそ、私たちはACTの時間に 「やりなさい」と強制することはしません。 もちろん、他の子の邪魔になるような行動には声をかけますが、それ以外は静かに見守るようにしています。最初は何もせず座っているだけの子もいますが、40分間ただ座っているのも退屈なので、自然と問題に手を伸ばすことが多いです。そして一度やり始めると、だんだん夢中になっていき、それが習慣になっていきます。 ② 答えは教えません 人から教えてもらって解いた問題は、心に残りにくいものです。本当に頭がよくなる瞬間というのは、 試行錯誤の末に「解けた!」という感動を味わったとき だと考えています。 この「感動の積み重ね」が、思考することへのモチベーションになっていくのです。そのため、私たちは基本的に答えを直接教えることはありません。 当塾のACTパズルは、正解しているかどうかを自分で確認できる形式になっており、試行錯誤を通じて進められるようになっています。(ただし、必要に応じてヒントを出すことはあります。) ③「できたこと」よりも「がんばったこと」を評価します 「できた・できない」に重きを置きすぎると、子どもは「できなさそうなこと」から逃げてしまうようになります。能力を伸ばすには、「ちょっと難しいな」と感じる課題に向き合うことが大切です。 だからこそ、私たちは結果よりも、 「どれだけあきらめずに取り組んだか」 というプロセスに注目してフィードバックを行っています。 ■ 保護者の皆さまへお願い ① ACT中の見守りについて ご家庭や教室でお子さんがACTに取り組んでいるときは、少し距離をとって見守っていただけるとありがたいです。 途中で怒ったり、手を止めたりしても、すぐに声をかけずに、少しだけ様子を見てみてください。「癇癪を起こせば誰かが助けてくれる」と子どもが学んでしまうと、それがパターン化してしまうことがあります。その後、保護者や先生がいるときだけ感情的になる、ということも出てきてしまいます。 子ども自身が自分の気持ちを立て直して戻っていく姿を信じて、ぜひ一歩引いた立場で見守っていただけたらと思います。 ② ご家庭での声かけについて 集団ACTを持って帰って、その感想やできたところなどを見せてくることが多いと思います。 その際の 声掛けやフィードバックは、子どもたちのその後のやる気や行動に大きく影響 してきます。 子どもたちは、最初は身近な周囲の人(大人)が評価/注目してくれることに価値を置きがちです。 粘り強く取り組み続けるようになってもらうには、「できたこと」ではなく、 「本人がどれだけがんばったか」 ということに注目して、その痕跡(やり直した跡)や、本人の努力した話などに積極的に関心を向けてあげてください。 また、問題をお家で解いてみる際は、答えは教えずに一緒に悩んでみてあげてください。(考え方のヒントのようなものを、さりげなく示唆してあげるのもいいと思います。) 「もう無理!」と一度あきらめてしまったように見えても、時間がたってまた挑戦することもあります。ですので、無理に進めず、あたたかく見守っていただければと思います。 ■ さいごに 私たちは、この集団ACTの時間を、子どもたちが「考えるっておもしろい」と感じられる時間にしていきたいと考えています。 そのために、スタッフも毎日子どもたちの様子を見ながら、試行錯誤を続けています。 学童塾KASICOでの時間を通して、子どもたちの「考える力」と「粘り強さ」が少しずつ育っていく過程を、保護者の皆さまと一緒に見守っていけたら嬉しいです。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 お問い合わせ・運営情報 学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) 岡山市北区にある、放課後の学びと安心を両立する「学童保育+塾」の複合施設です。 大学入試から逆算した独自のカリキュラム(集団ACT・パズル・ボードゲーム等)を通じ、楽しみながら本質的な賢さを育みます。 提供サービス :民間学童保育、学習塾、能力開発 養成する能力 :空間認知能力・多角的思考力・論理的思考力・試行錯誤力・基礎学力 所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-9 弓之町ビル201 (岡山中央小学校より徒歩1分) 公式サイト : https://www.kasicojuku.com お問い合わせ :gakudojuku@kasicojuku.com (電話:086-238-6094) Previous Next
- ごほうびはいいの? | 学童塾KASICO
「テストで100点取ったらお小遣い」は逆効果?ごほうびが子供の本来の「やる気」を消してしまう心理学的理由と、自発的に勉強する子に育てるための正しい動機づけの方法。 < Back ごほうびはいいの? コ ラ ム 2022年4月13日 ごほうびのメリットとデメリット 勉強したことに“ ごほうび” を与える親は少なくありません。 「次のテストで100点取ったら1000円ね」 「1時間勉強したらおもちゃをかってあげる」 ・ ・ ・ ・ など、ご褒美の形態はさまざまかと思います。 ただ“ごほうび”をあげる側としては、そのメリットとデメリットを明確に理解した上で、有効性を確認しなければなりません。 今回は、対価が人の行動に及ぼす影響を研究してきた “行動経済学” の見地から“ごほうび”のメリットとデメリットを確認してみたいと思います。 <“ごほうび”のメリット> ① 単純な課題は報酬が多いほど成績が向上しうる ② すぐに相手を行動させやすい <“ごほうび“のデメリット> ③ 内発的動機付け(子供自身の意欲)を失わせる ④ 認知スキル(思考力など)が要求される課題では成果が上がらなくなる可能性がある ⑤ 創造性を蝕む ⑥ 好ましい言動への意欲を失わせる ⑦ ごまかしや近道、倫理に反する行動を助長する ⑧ 依存性がある ⑨ 短絡的思考を助長する 以上が行動経済学から推定される“ごほうび”に関するメリットとデメリットです。 どうでしょうか? (メリットを頑張って書きたかったのですがなかなか見つからず、デメリットばかりになってしまいました。) 様々な実験によって示唆された内容ですが、すべての研究の詳細を記載するには、ここでは長すぎるので割愛いたします。(何点かポイントを絞って以下に触れてみます。) 例えば、 「④認知スキル(思考力など)が要求される課題では成果が上がらなくなる可能性がある」 などは、様々な研究で示唆されている内容ですが、これを失うことは勉強にとって致命的です。 単純な漢字の読み書きや計算がメインの中学生までの内容なら“ごほうび”のメリット①によって効果は上がるのでしょうが、大学受験は上の大学になればなるほど単純な問題の出題は皆無といっても過言ではありません。 「③内発的動機付け(子供自身の意欲)を失わせる」「⑦ごまかしや近道、倫理に反する行動を助長する」 などは想像しやすいかもしれません。 子供にとって勉強が“ごほうび”をもらうための“ツール”となってしまえば、勉強に対する興味や楽しみをなくし、答えを写したり、やったふりをするような行動をしてしまうことは想像に難くありません さらに 「⑧依存性がある」 なども経験があると思いますが、一度“ごほうび”になれてしまうと、“ごほうび”なしでは、勉強をしない子になってしまいます。 以上のことから“ごほうび”は望ましい行動に誘導する手段としては、危険と言わざるを得ません。 では “ごほうび” は完全にないほうがいいのでしょうか? 以下の場合においては、そうでないことが様々な研究で示されています。 (ア) 思いがけない報酬に制限する (イ) 具体的な“モノ”以外にする 「 (ア)思いがけない報酬に制限する」 事前に報酬を設定しないで、サプライズ的にあげるということです。 このようなあげ方をした場合には“ごほうび”によるデメリットはほとんどありません。 「(イ)具体的な“モノ”以外にする」 “ごほうび”を金銭やおやつ等の具体的な“モノ”ではなく、行動に対する 賞賛やフィードバック にとどめるという意味です。 こういった形の“ごほうび”は、 その後の行動にも好影響 を及ぼすことが示唆されています。 親としては、子供をついつい“ごほうび”で動かしたくなるものですが、よく考えて使わなければならないのかもしれません。 [参考文献] Deci, E. L., Koestner, R., & Ryan, R. M. (1999). "A meta-analytic review of experiments examining the effects of extrinsic rewards on intrinsic motivation". Psychological Bulletin. https://psycnet.apa.org/record/1999-15054-001 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 答えとさらなる問題はこちら!
さらなる問題に挑戦してみよう! < Back 答えとさらなる問題はこちら! さらなる問題に挑戦してみよう! ・ブロックつめつめの解答 ・りんごひろいの解答 いかがでしたでしょうか? 実寸大のピースを使ってやったりもしていますが、学年関係なくみんな夢中になって取り組んでいます。 ページ下部にさらなる問題も載せていますので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください! 新年度の説明会については随時個別で開催しておりますので、以下のリンクよりお気軽にお申し込みください。 説明会申し込みリンクはこちら↓ https://docs.google.com/forms/d/1sp6UwulrvM29bUpyAfHmQpFJ1XY3XNCqnFQ3HL38qpo/viewform?edit_requested=true 【集団ACTで実施する問題例】 ・ブロックつめつめ レベル3 (KASICOでの正答率:約95%) ・ブロックつめつめ レベル4 (KASICOでの正答率:約75%) ・ブロックつめつめ レベル5 (KASICOでの正答率:約30%) ・りんごひろい レベル3 (KASICOでの正答率:約90%) ・ブロックつめつめ レベル4 (KASICOでの正答率:約70%) ・ブロックつめつめ レベル5 (KASICOでの正答率:約20%) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 困難に負けない「本当に強い子」へ。 | 学童塾KASICO
「困難に負けない強い子」を育てる鍵は、成功体験よりも自力で立ち直る「回復体験」にあります。学童塾KASICOが提唱する、子供の自律を促す「自己決定」の重要性と、親が「庭師」として適切な距離で見守るためのヒントを解説します。わが子の精神的自立を願う保護者の方、必見です。 < Back 困難に負けない「本当に強い子」へ。 コ ラ ム 2026年1月20日 成功体験以上に価値のある「回復体験」とは? 「わが子には、少々の困難ではめげない子に育ってほしい」 子育てをしていると、誰もが一度はそう願うと思います。 学童塾KASICOでは、子どもが賢く育っていくための大前提として 「自律」 が欠かせないと考えています。 自分の頭で考え、判断し、その結果を引き受けて、必要なら修正する。 このサイクルを回していくうえで鍵になるのが、 「回復体験」 という考え方です。 うまくいった経験ももちろん大切です。 ただ、それ以上に残るのは、失敗したあとに自力で立て直した経験かもしれません。 精神的強さの起点としての「自己決定」 困難に動じない強さの土台には、 「自分の状況は自分で変えられる」 という感覚が必要です。 そのためには、日常の小さな決断を子ども自身に委ねることが欠かせません。 自己決定理論(SDT)では、自律性(自分の行動を自分で決めている感覚)が守られているほど、困難に直面したときのストレス耐性が高まり、粘り強く課題に取り組みやすいことが示されています(Ryan & Deci, 2000)。 逆に、親が先回りして障害を取り除いてしまう「過干渉」は、試行錯誤の機会を奪い、将来的な脆さにつながる可能性があります。 たとえば「勉強しなさい」と指示するのではなく、 「今日は〇時から出かけるけど、何時ぐらいに終わりそう?」と聞いてみる。 自分で選んだ方法なら、行き詰まっても「次はどう変えようか」と修正しやすくなります。 脳を鍛える「プロダクティブ・ストラグル(生産的な足掻き)」 失敗して「どうすればいいんだろう」と悩む時間。 実は、その時間こそが思考を強く育てます。 教育神経科学では、限界ギリギリの課題に取り組み、エラーを修正しようとする過程を「プロダクティブ・ストラグル(生産的な足掻き)」と呼び、成長に必須の段階と位置づけています。 たとえばKASICOのパズルがなかなか解けないとき。 すぐに答えやヒントを渡すのは簡単ですが、それでは「考える回路」が育ちにくくなります。 「今は“まだ”方法が見つかっていないだけだね」 この距離感で見守り、本人が「解けた!」と壁を越える瞬間を待つ(Dweck, 2006)。 この “自力で立ち直った記憶” が、自信へと変わっていきます。 「庭師」のような静かな支援が、レジリエンスを育む 子どもが失敗を恐れず挑戦し続けるためには、 失敗しても見捨てられないという 安心感が必要 です。 発達心理学では、失敗したときに戻れる「安全基地」があるからこそ、子どもは未知の困難へ踏み出せると考えられています。 親の役割は、子どもを設計図通りに作る「大工」ではなく、育つ環境を整え、必要以上に介入せず見守る「庭師」であるべきだと表現されています(Gopnik, 2016)。 子どもが失敗して帰ってきたとき、すぐに励ましたり対策を示したくなるものですが、まずは話を聴く。 子どもが自分で前を向くための「消化する時間」を保証することも、大切な支援です。 まとめ:真の強さは「回復」の数で決まる 子どもの精神的な自立を支えるのは、 「自分で決める」「結果を引き受ける」「周りとの調和を図る」 という3つの力です。 これらは、順風満帆なときには身につきにくいものです。 失敗し、悩み、そこから「どう立ち直るか」という回復体験の中で、少しずつ鍛えられていきます。 親の役割は、子どもに失敗をさせないことではありません。 「この子なら、失敗しても立ち上がれる」と信じて待つこと です。 もちろん、放置とは違います。 助けを求めたときには、すぐ手を差し伸べられる距離にいること。 過干渉でもなく、突き放しでもない。 庭師のように、つかず離れずで見守ること。 それが、子どもの“本当に強い力”につながっていくのだと思います。 参考文献 Ryan, R. M., & Deci, E. L. (2000). Self-determination theory and the facilitation of intrinsic motivation, social development, and well-being. American Psychologist, 55(1), 68–78. Dweck, C. S. (2006). Mindset: The New Psychology of Success. Random House. Gopnik, A. (2016). The Gardener and the Carpenter: What the New Science of Child Development Tells Us About the Relationship Between Parents and Children. Farrar, Straus and Giroux. 岸見一郎, 古賀史健 (2013). 『嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え』 ダイヤモンド社. お問い合わせ・運営情報 学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) 岡山市北区にある、放課後の学びと安心を両立する「学童保育+塾」の複合施設です。 大学入試から逆算した独自のカリキュラム(集団ACT・パズル・ボードゲーム等)を通じ、楽しみながら本質的な賢さを育みます。 提供サービス :民間学童保育、学習塾、能力開発 養成する能力 :空間認知能力・多角的思考力・論理的思考力・試行錯誤力・基礎学力 所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-9 弓之町ビル201 (岡山中央小学校より徒歩1分) 公式サイト : https://www.kasicojuku.com お問い合わせ :gakudojuku@kasicojuku.com (電話:086-238-6094) Previous Next
- 誰の宿題? | 学童塾KASICO
< Back 誰の宿題? コ ラ ム 2023年5月13日 誰の宿題? 小学生になると誰もがやることになる宿題ですが、 お子様はどんな意識で宿題に取り組んでいらっしゃるでしょうか? 「めんどくさいなぁ」 「やらないとお母さんが怒るからやるかぁ」 「はやくおわらせてしまおう」 ・ ・ ・ など、ネガティブな印象を持っているお子様も多いと思います。 実際、こちらで宿題に取り組んでいる子も、よく「めんどくさいなぁ」と言いながら宿題をしている姿を目にします。 この「めんどくさいなぁ」という心理は、私もそうでしたし特に問題だとは感じていません。 小学校低学年の内の宿題は簡単で時間のかからないものも多く、練習が目的というよりは、 「宿題習慣と勉強習慣をつけること」 に重きを置かれているからです。 ただ、中には以下のような態度で宿題に接している子供たちもいました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― (学校帰りの子供が先生の机で宿題をしている状況) 子供 :「答えを教えてよ」(宿題をし始めてすぐに) 私 :「先生の宿題じゃないからやらない」 子供 :「ええ、けち!もうてきとうにやろうかな・・。」 私 :「どうぞ、ご自由に。いい加減にやって学校で困るのは○○さんだし、 先生は別に困らないよ。」 (結局しぶしぶやりはじめる子供) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 少し冷たく感じるかもしれませんが、そもそも宿題は子供の課題なので他人に解かせようとする姿勢がおかしいのです。 (もちろん困っているときのアドバイスやヒントはいいと思います。) こういった場合に下手に手を出してしまうと、結局誰の宿題なのかわからなくなってしまいます。 親が「宿題をしなさい」と声をかけてしまうと、子供は、 “宿題は親の課題”、“しないと親が怒ったり困ったりするもの” という認識を自然と持つようになっていきます。 子供が小さいうちは問題が顕在化することはないですが、反抗期が始まるころには、(特に男の子) 「親がやってほしいと思っているものはやりたくない。そうだ宿題をやらずに親を困らせてしまえ!」 と宿題をやらずに困るのは自分であるにも関わらず、勉強を他人事のように考え、勉強そのものを放棄してしまう可能性もあります。 宿題をやらない子供を見ると、親としてはやきもきしてつい口をはさんでしまいそうになります。 もちろん 「宿題やらなくていいの?」のような年長者としての助言 はいいと思います。 ただ 宿題はあくまで子供自身の課題 なのでそれ以上の介入はするべきではないと考えます。 アドラー心理学ではこれを “課題の分離” と呼んでいます。 宿題をやらずに困るのは、あくまで子供自身です。 つまり 宿題は子供の課題であり、子供自身の責任においてやるべきもの なのです。 もちろん小学校に入ったばかりのころは、一緒に取り組んで子供が宿題の習慣をつける手伝いをするのもいいと思いますし、「宿題をやらなくていいの?」と促してあげるのもいいと思います。 ただ徐々に手放していかなければなりません。 塾講師時代には中学生の子供たちにたくさんの宿題を出していましたが、いまだに親が宿題をやったかチェックしているご家庭もありました。 当時そういったご家庭があることを知らない私は唖然としていました。 そういった子は概して成績があまりよくないことが多かったのですが、 子供自身の課題なのに親の課題であるかのように主体性なく取り組んでいれば、当たり前の帰結なようにも思えます。 宿題に取り組む子供への接し方には十分に気を付けていただきたいなと思います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 【7/3更新】【2023年度】夏休み受付開始! | 学童塾KASICO
< Back 【7/3更新】【2023年度】夏休み受付開始! 重要 2023年5月2日 夏休み募集開始! 【7/3更新】 2023年度の夏休みの募集については終了いたしました。 多くのご応募、お問い合わせをいただき誠にありがとうございました。 【6/21追記】 一次募集については6/19(金)に締め切りいたしました。 現在は二次募集を行っております。 空きのある日程がかなり少なくなってきたので、二次募集については内部生の方および1次募集で申し込まれた方が優先されます。 ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。 2023年度夏休みの募集を開始いたしました! 今年度はご利用日を選択いただける スポット 料金 にての販売となっております。 5日以上 ご利用いただける場合は 入会金(5000円)が免除 となりますので、 「夏休みの預け先を探してるだけど・・・。」 「一度話だけでも聞いてみたい」 「知育ってどんなことしてるんだろう?」 「学童塾の雰囲気を知っておきたい」 などなど、気になる方はこれを機にぜひ一度 こちらのリンク より説明会までご来室ください! なお、申し込み人数によっては抽選制となる日程もございますが、 平常利用 を合わせて開始された場合は、ご希望日を優先的にご利用 いただけるほか、 夏休みは スポット価格の 2割引き でご利用いただけます! 合わせてご検討いただけますと幸いです! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- どこまでが親の責任?(その2) | 学童塾KASICO
< Back どこまでが親の責任?(その2) コ ラ ム 2022年12月23日 子供の面倒ってどこまで見るべき? 前回のコラム 「どこまでが親の責任?(その1)」 で、子供に任せることの大事さについて触れました。 明日の学校の準備 宿題の確認と完了チェック 子供の荷物の片づけと持ち運び 忘れ物チェック ・ ・ ・ など、いろいろある中で、具体的にどこまでを子供の責任として任せるべきなのでしょうか。 私の考える判断の仕方は、 「その行為の最終的な結末を引き受けるのはだれか」 ということです。 これが 「親」であれば、親の責任 ですし、 「子供」であれば、子供の責任 と考えています。 一例をあげてみましょう。 例えば、 「宿題」をしないことによる最終的な結末 は誰が引き受けるのでしょうか。 もちろん学校で怒られたり、勉強についていけなくなったりするという点で、 「子供」 です。 こういった課題には、 親であっても安易に踏み込まない ということが大事です。 アドラー心理学ではこれを 「課題の分離」 としています。 成功も失敗も、子供自身が選択し、その結末を引き受けることで、反省が生まれ、次のステップに進むことができます。 これを親が代わりに引きうけてしまうと、 子供自身で「考え、判断し、実行し、反省し、改善する」 という大事な成長の機会を親自身が奪ってしまうことになります。 もちろん子供が主体者となり、親を頼った場合においては、 フォローやアドバイスを与えたりすることは全く問題ありません 。 ただ、どこまでいっても、サポートはできるが、 強制をしたり、失敗を代わりに引き受けることはできない ということです。 お子様の成長を信じ、乗り越えるのを待つ姿勢 こそ必要なのかもしれません。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 【2023年度新小学1年生向け】募集開始のお知らせ | 学童塾KASICO
< Back 【2023年度新小学1年生向け】募集開始のお知らせ 重要 2022年9月15日 2023年度新小学1年生の募集開始について 当ホームページをご覧くださりありがとうございます。 2023年度の新規小学1年生 の 予約受付を開始 いたしました。 まずは以下リンクより 説明会のご予約 をお願いいたします。 ( https://docs.google.com/forms/d/1sp6UwulrvM29bUpyAfHmQpFJ1XY3XNCqnFQ3HL38qpo/viewform?edit_requested=true ) またご質問などはいつでも受け付けておりますので、以下連絡先より気兼ねなくお問い合わせください。 ※入所は基本的に 先着順 となります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 「読める力」はすべての学力の土台になる | 学童塾KASICO
< Back 「読める力」はすべての学力の土台になる コ ラ ム 2025年7月24日 読解力の育て方、研究と実践から見えてきたこと 日々、子どもたちの学習を見ていると、「文章が読める」ことの大切さを改めて感じます。 国語の読解問題はもちろん、数学の文章題、理科や社会の資料問題、どれも“日本語を正しく読んで理解する力”が求められています。共通テストや中学入試でも記述量・情報量が年々増えており、表面の情報を追うだけでは太刀打ちできません。 つまり、**読解力はすべての科目に通じる「学びの基礎体力」**なのです。 読解力とは「情報を整理し、論理的につなげる力」 読解と聞くと、「語彙」や「漢字」「音読」のようなイメージを持たれる方も多いかもしれません。もちろんそれらも大切ですが、実際に入試やテストで問われているのは、「読んでどう理解したか」「どう考えをつなげたか」という論理的な読解力です。 心理言語学の研究でも、読解力は大きく次のように整理されています。 語彙や背景知識(土台となる情報の理解) 文構造の理解(文法や構文の知識) 推論力(省略されている意味を補う力) 論理的つながりの理解(接続語や段落構造をたどる力) 全体の要点把握・要約力(情報を整理・再構成する力) 特に④と⑤の力は、小学生の読解困難児に共通して弱い部分であることが、様々な研究でも明らかになっています(Cain et al., 2001/Kispál et al., 2020)。 なぜ読解力が育ちにくいのか? 現代の子どもたちは、情報量の多い環境の中で育っています。スマートフォンや動画コンテンツに触れる機会は多くても、言葉と言葉の“つながり”をじっくり追いかける体験は、どうしても不足しがちです。 たとえば、 文と文の間の“関係”に気づかず、「なんとなく」で読んでしまう 一文ずつは読めているが、「全体で何が言いたいか」が把握できない といった様子は、日々の授業でもよく見られます。これらは決して「能力の差」ではなく、「どこを意識して読めばいいか」がまだつかめていないだけなのです。 家庭でもできる、読解力の土台づくり では、こうした力はどうすれば育つのでしょうか。 専門的な指導だけでなく、日常の中のやりとりでも十分に支えることができます。 ここでは、保護者の方にも取り組みやすい2つの方法をご紹介します。 1. 「なぜそう思うの?」の問いかけで“筋道”を育てる 読解力の中でも特に重要なのが、「理由」を考える力です。文章を読んで「なにが起きたか」だけでなく、「なぜそうなったのか」に目を向ける練習が必要です。 たとえば絵本を読み終えたあと、 「この登場人物、どうしてこうしたと思う?」 「なんでそういう気持ちになったんだろうね」 といった問いかけをしてみてください。 子どもが「〜だから」と答えられれば、それはすでに因果関係を意識できている証拠。もしうまく言えなくても、保護者の方が「お母さん(お父さん)はこう感じたよ」と別の視点を伝えることで、思考の幅が広がります。 このような“会話のキャッチボール”が、論理的な読み取りの土台になります。 2. 「結局どういうこと?」で要点をつかむ練習を もう一つ、非常に効果的なのが「要点を1文にまとめる力」を育てることです。これは、読解だけでなく作文・記述・プレゼンといったすべての言語活動の土台にもなります。 たとえば日常の中で、 テレビや本を見終わったときに「結局どういう話だった?」と聞いてみる 子どもが長く話したあとに「つまりどういうことだったの?」とやさしくたずねてみる このような問いかけを習慣にしていくことで、子どもは「何を伝えたらいいか」を自然と整理するようになります。 この“まとめる力”は、情報を取捨選択する力につながり、限られた時間で必要なことを伝える 要領のよさ にもつながっていきます。 読解力は「教え込む」より「気づかせる」 読解力の本質は、「頭の中で何が起きているか」を意識化することにあります。 だからこそ、「正しい読み方を教える」よりも、「考える視点に気づかせる」関わりが効果的なのです。 最近の研究でも、単に読書量を増やすだけでなく、読んだ内容について親子で対話をすることが、理解力を高めることも示されています(Snow & Uccelli, 2017)。 おわりに 読解力は、すぐに目に見える成果が出る分野ではありません。 けれども、丁寧に育てていくことで、やがて**すべての学びを支える「思考の軸」**となります。 「読める」という感覚が芽生えたとき、子どもたちの表情は見違えるように変わっていきます。 焦らず、日々の会話や読み聞かせの時間を、少しだけ「考える」方向へ。 それが、読解力を育てる一番の近道なのかもしれません。 参考文献 Cain, K., Oakhill, J., & Bryant, P. (2001). Children's reading comprehension ability: Concurrent prediction by working memory, verbal ability, and component skills . Journal of Educational Psychology , 93(3), 491–503. https://doi.org/10.1037/0022-0663.93.3.491 Kispál, A., Horváth, Z., & Balázsi, I. (2020). Reading comprehension interventions: A systematic review of their effectiveness . Reading and Writing , 33(6), 1513–1541. https://doi.org/10.1007/s11145-020-10028-2 Snow, C. E., & Uccelli, P. (2017). The challenge of academic language . In Handbook of Research on Teaching the English Language Arts . https://www.researchgate.net/publication/320647326 お問い合わせ・運営情報 学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) 岡山市北区にて、放課後の学びと安心を両立する「学童保育+塾」のサービスを提供しています。遊びや対話を通して“考える力”を育てる、少人数制の学習支援型学童です。 所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-9 弓之町ビル201 ※岡山中央小学校より徒歩1分 電話番号 :086-238-6094 メール :gakudojuku@kasicojuku.com 公式サイト : https://www.kasicojuku.com ご不明な点やご相談などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。 Previous Next
- “伸びる子”と“伸びない子”の違い(その1) | 学童塾KASICO
才能や結果を褒めると子供は伸びなくなる?スタンフォード大学の研究が示す「硬直マインドセット」と「成長マインドセット」の違い。親の声かけ一つで子供の才能は変わります。 < Back “伸びる子”と“伸びない子”の違い(その1) コ ラ ム 2022年5月16日 「ほめ方」に注意していますか? 小中高生に勉強を教えてきた中でこれまでいろいろなタイプのお子様を見てきましたが、 伸びない子 には必ずいくつかの “共通点” がありました。 そのうちの1つが 「できないことを恐れ、難しい問題にチャレンジしない(してもすぐにあきらめる)。」 というものでした。 自分より少しレベルが上の問題に挑戦することは避け、できるものだけをやって満足する。 時にはそういった形で自信をつけることも大事だとは思いますが、ずっと同じ問題をやり続けるだけで能力が伸びるはずがありません。 自分より少し上の問題にチャレンジし、できなくてもあきらめず粘り強く取り組む。 そうしたつみかさねがその子の能力を高め、ひいては地頭を鍛えていくための土壌となります。 ではなぜ すぐにあきらめる子 と、 粘り強く取り組める子 がいるのでしょうか? スタンフォード大学心理学教授のキャロル・ドゥエック教授によると、子供は次の2つのタイプに分けられると紹介されています。 ① 挑戦を避ける「硬直マインドセット」 ➡成功は生まれつきの頭のよさや結果だと信じる考え (すぐにあきらめるタイプ) ② 努力を好む「成長マインドセット」 ➡成功は一生懸命頑張った結果だと信じる考え (粘り強く取り組むタイプ) そして、子供がこれらのマインドセットを持つようになる 原因は「ほめ方」 にあると考えられています。 才能や結果をほめる 例えば、 「よくできたね!」「あたまがいいのね!」 と褒められて育てられた子は 点数や結果に価値 を置くようになります。 失敗は才能のなさや頭の悪さの証明になってしまうため、結果的に挑戦を避ける 「硬直マインドセット」 に陥ります。 そういった子供は 簡単なテストを選びたがり 、問題が難しくなると自信を失い、点数を計算させると自分で 点数を水増し するようになります。 (このタイプの生徒は塾のテストでも点数をごまかしたり、親へ点数を言うことを嫌がる傾向がありました。) 一方、 過程(プロセス)をほめる 例えば、 「難しいのにあきらめずに取り組んだのはすごいね!」「最後まですごく集中できていたね!」 と褒められて育てられた子は、できることよりも 取り組み方や学ぶことに価値 を置くようになります。 勉強は努力によって乗り越えられるという経験をこなし、結果的に努力を好む 「成長マインドセット」 を持つにいたります。 スタンフォード大学とシカゴ大学の研究では、過程(プロセス)をほめることで「成長マインドセット」を持つようになった子供のほうが 7,8歳になっても挑戦を好む という結果になっています。 (こういった子供のほうが能力を伸ばせるのは言うまでもありません。) こういった「プロセスをほめる」という行動の重要性は モンテッソーリ教育 でも言及されています。 日常の何気ない 「ほめ」の中に も、将来のお子様の行動を決定してしまうような 重大な習慣 が潜んでいます。 本コラムが皆様の日々の参考になれば幸いです。 [参考文献] Dweck, C. S. (2006). "Mindset: The New Psychology of Success". Duckworth, A. L., & Eskreis-Winkler, L. (2013). "True Grit". Association for Psychological Science Observer. https://www.psychologicalscience.org/observer/true-grit ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 「先取り教育」ってどう? | 学童塾KASICO
< Back 「先取り教育」ってどう? コ ラ ム 2022年5月1日 先取り教育が有効なのは? 小中高生向けのあらゆる塾で行われている 「先取り教育」 ですが、どれくらい有効なのでしょうか? 私のこれまでの経験から結論を下すとすれば、 「“学校の授業進度についていけていない子“については有効」 という認識です。 学校の授業より少し先のことを学べるのだからどんな子にも有効なのではないか? と思われるかもしれませんが、この先取り教育には以下のような弊害があります。 【先取り教育の考えられる弊害】 ① 学校の授業を 聞かなくなる ② 人の話を聞かなくてもいい という態度が身につく ③ 学校は休憩場所 という認識が身につく 「①学校の授業を聞かなくなる」 についてですが、こちらは想像しやすいかもしれません。 塾で教えてくれるのだから学校の授業は必然的に2回目となります。 特に小学校までの学習内容は簡単なものが多いので、塾での授業で完璧に理解していることがほとんどです。 その結果、子供にとって学校での話は 新鮮味のない退屈なものとなり 、「学校の授業を聞かない」という選択をすることになってしまう可能性があります。 「②人の話を聞かなくてもいいという態度が身につく」 についてですが、上記①の態度が続くことにより、身についてしまう生活習慣だと考えてもらって構いません。 特に小学生の頃は、“人の話をどう聞いたらいいのか”、というのが定まっていない時期です。 この時期に “人の話を聞かなくてもうまくいく” という経験をしてしまうと、今後、そういった生活習慣を身に着けてしまう懸念があります。 「③学校は休憩場所という認識が身につく」 については、上記の①と②が染みついた結果、起きることです。 学校は 「気を抜いててもいい場所だ」、「何も聞いていなくても困らない場所だ 」 という意識が芽生えれば、本来集中して頑張らなければならない学びの場が、必然的に “休憩場所” となってしまいます。 こういった姿勢は一度身についてしまうと、その子の生き方となり、修正するのに非常な困難を伴うことになります。 では先取り教育は どういった場合に有効 なのでしょうか? 冒頭に結論として少し触れましたが、 「“学校の授業進度についていけていない子“については有効」 と考えています。 現在の学校の授業進度が早すぎてついていけない子や、学習内容が高度で学校だけでは難しい子にとっては、塾で先取りをしてくれることで、余裕をもって学校の授業に臨めます。 また、 自発的に勉強に取り組みたい子にとっても有効 です。 こういった子はそもそも自身のモチベーションによって勉強したいわけなので(特に大学受験を本気で目指す高校生に多いです)、先取り教育の弊害はほとんど当てはまりません。 当学童塾では、学校で学ぶような内容は扱っていませんが、宿題のフォローをする場合には十分に注意して接しています。 「先取り教育」に関しては、お子様の様子に合わせて慎重に考えていきたいものです。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
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