コ ラ ム
2022年12月23日
子供の面倒ってどこまで見るべき?
前回のコラム「どこまでが親の責任?(その1)」で、子供に任せることの大事さについて触れました。
明日の学校の準備
宿題の確認と完了チェック
子供の荷物の片づけと持ち運び
忘れ物チェック
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など、いろいろある中で、具体的にどこまでを子供の責任として任せるべきなのでしょうか。
私の考える判断の仕方は、
「その行為の最終的な結末を引き受けるのはだれか」
ということです。
これが「親」であれば、親の責任ですし、「子供」であれば、子供の責任と考えています。
一例をあげてみましょう。
例えば、「宿題」をしないことによる最終的な結末は誰が引き受けるのでしょうか。
もちろん学校で怒られたり、勉強についていけなくなったりするという点で、「子供」です。
こういった課題には、親であっても安易に踏み込まないということが大事です。
アドラー心理学ではこれを「課題の分離」としています。
成功も失敗も、子供自身が選択し、その結末を引き受けることで、反省が生まれ、次のステップに進むことができます。
これを親が代わりに引きうけてしまうと、
子供自身で「考え、判断し、実行し、反省し、改善する」
という大事な成長の機会を親自身が奪ってしまうことになります。
もちろん子供が主体者となり、親を頼った場合においては、フォローやアドバイスを与えたりすることは全く問題ありません。
ただ、どこまでいっても、サポートはできるが、強制をしたり、失敗を代わりに引き受けることはできないということです。
お子様の成長を信じ、乗り越えるのを待つ姿勢こそ必要なのかもしれません。
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