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- 勉強嫌いの子供たち
勉強ができない子の ”共通点” < Back 勉強嫌いの子供たち コ ラ ム 2022年2月10日 勉強ができない子の ”共通点” 勉強ができない子の共通点の1つとして 「勉強嫌い」 が必ずあります。 勉強が嫌いな結果、勉強ができなくなったのか、勉強ができない結果、勉強嫌いになったのか定かではありませんが、脳科学的には 「人間はA10神経群により嫌いと判断されたものに対して能力を発揮できない」 ということが明らかになっています。 このA10神経群というのは脳に入ってきた情報に対して、好き/嫌いのレッテルを張る脳の部分で、ここで張られたレッテルをもとに脳では情報が処理されます。 プラスのレッテル が張られれば 脳は効率よく働き 、逆に マイナスのレッテル が張られれば 脳は満足に働かない ことがわかっています。 したがって、 「勉強が嫌いな子」は「勉強ができない」 ことは科学的にも明らかです。 では、 勉強嫌いになる理由 は何なのでしょうか? 理由はいろいろあると思いますが、勉強嫌いな子のほとんどに共通しているのは、 「勉強しなさい」 と家で親に言われているということです。 人間は自分で選択したものではなく、人から強制されたものに対しては嫌悪感を覚える習慣があります。 「家」という疲れた体を休ませる安らぎの場所で「勉強しなさい」といわれることに、体力的、心情的に子供が抵抗感を覚えないはずがありません。 子供としては親に嫌われたくないので一時的には勉強をして素直に従っているように見せたりしますが、そういった子供にどういう(思考)習慣が身につくかといえば、 ① 勉強はいやなもの、強制されるもの ② 勉強は親を満足させるためにするもの ③ 勉強はダラダラ時間をかけてやったふりさえすればいいもの こういった習慣が身についた子はその後の勉強でつまずきやすくなります。 勉強の世界で伸びる子は、 「勉強が自分のためになると考え」、「どうやってやったら効率よく身につくか試行錯誤し」、「短い時間でも集中して頭をフル回転させ」、「勉強で学べた新たな気付きに満足を覚える」 ような(思考)習慣を身に着けています。 高校で勉強ができる子に、「勉強しなさい」と言われている子は、私の経験上ではほぼいませんでした 。 勉強をしていないお子さんを見たとき、親としては不安になるかもしれません。 しかし、このように「勉強をしなさい」という言葉は “百害あって一利なし” なので、 子供を勉強嫌いにさせたいとき以外は使わないように気を付けたいものです。 ではどうすればいいのか? だいぶ長くなってしまったので、また続きは別のコラムで紹介したいと思います。 学童塾KASICOでは、子供が勉強嫌いにならないよう細心の注意を払い、またくつろいで過ごせるよう空間や遊び道具(知育道具)を準備しております。 「少し話を聞いてみたい」「学童塾ってどんな感じ?」とお思いの方は下記よりお気軽にお問い合わせください! ※説明会も↓のリンクより随時予約を受け付けております。 https://docs.google.com/forms/d/1sp6UwulrvM29bUpyAfHmQpFJ1XY3XNCqnFQ3HL38qpo/viewform?edit_requested=true ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 勉強は親が教えたほうがいい?
教えることは難しい < Back 勉強は親が教えたほうがいい? コ ラ ム 2022年3月31日 教えることは難しい 勉強に関する相談で、「勉強は親が教えたほうがいいのか?」と聞かれることがあります。 お子様が勉強をやっている様子を見ると、ついついやり方や答えを教えてあげたくなるものです。 しかし、 “やる気を奪わず” に勉強を教えるというのは非常に難しいものです。 よくある失敗例を以下に書いてみます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 子供:「うーん・・・」 (算数の文章題を悩んでいる様子) 親:(すごく簡単そうな問題で悩んでいるな。よしいっちょやり方を教えてやるか) 親:「すごく簡単な問題じゃないか。どこがわからないんだ?」 (子供に近づいて、問題を指さしながら) 子供:「?? ええっと・・ここなんだけど。」 親:「ほら問題にこう書いてるでしょ?だから、ここをこうやって、こう考えて・・・。ほら、答えが出たでしょ?こうやってやったらいいんだよ。」 子供:「こうかな?」 親:「ちがうちがう。さっきもいったじゃん。ここはこうやるんだよ。ね?簡単でしょ?」 子供:「・・・。」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 親からすると親切心で解き方を教えてあげてるだけかもしれません。 ただこのやり方は勉強に対する子供のやる気と興味を一瞬にして奪い去る可能性があります。 皆さんも悩んで苦労してわかったものやできたものに対しては、少なからず喜びや達成感を感じるのではないでしょうか? 子供に“近道”を教えるということは、小さいことながらもその経験を奪ってしまうということにつながります。 これでは、自分で試行錯誤して問題を解決していく楽しみを見出せるはずがありません。 このように育ったことどもは勉強に興味を持たないばかりか、悩んだときは「答えを誰かが教えてくれる」という非常に受け身な子供に育ってしまう危険性さえはらんでいます。 では、どのように接すればいいのでしょうか? 親と子供の関係性やお子様の学年にもよるとは思いますが、 “一緒に悩む” というスタンスがやりやすいかもしれません。 たとえばこんな感じです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 子供:「うーん・・・」 (算数の文章題を悩んでいる様子) 親:(問題で悩んでいるな。よし、少し一緒に考えてみるか) 親:「おもしろそうな問題だね。どのへんで悩んでる?」 子供:「うーん・・。ここなんだけど・・・。」 親:「うーんたしかにここは難しいな・・。こんなことやってるなんてすごいな。」 子供:「ここまではいけてそうなんだけどなぁ。」 親:「そうなんだ。この辺がポイントなんかな?うーん、お父さん(お母さん)でもよくわからないわぁ。むしろできたらやり方を教えてほしいな。」 (ヒントらしきものを示唆しながら。) 子供:「・・・。もう少しやってみる。」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― どうでしょうか? このあとお子さんは問題が解けず放置してしまうかもしれませんが、それはそれでいいのです。 大事なのは ”自分の頭を使って考えること” と、 ”勉強への興味を失わない” ようにしてもらうことなのです。 子供は意外とタフで一度投げたように見える問題でも目に付く場所などに置いていると、再チャレンジしてすらすらと解いてしまったりするものです。 そうした経験が子供の大きな自信となり、その後の “生きる力” となります。 親の “子供を信じて見守る姿勢” がなにより大事なのです。 ちなみに私の親は小学校のころから算数の問題を聞きに行くと答えはいつも悩んだ挙句「さっぱりわからん」でした(笑) 学童塾KASICOでは、上記のような姿勢で子供たちに接するよう心がけています。 また、こういった内容の具体的なご相談にも対応しております。 お問い合わせは下記までお気軽にどうぞ! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 主観から見る子供の成長曲線
子供は急に伸びる < Back 主観から見る子供の成長曲線 コ ラ ム 2025年5月8日 子供は急に伸びる 日々、さまざまな子どもたちと接する中で、 「子どもの成長には一定の流れがある」 と感じる場面が少なくありません。 もちろん、すべての子どもに当てはまるわけではありませんし、 ペースも到達点も個々によって異なります。 しかし、比較的よく見られる成長の過程というものはあり、 今回はその一例をご紹介できればと思います。 (あくまでも現場での経験に基づく内容ですので、ご参考までにご覧ください。) まずは「慣れ」るところから 入塾して間もない1年生くらいの子どもたちは、 文字や数字の扱いに慣れていなかったり、 「間違ってもやり直せばよい」という感覚がまだ身についていないことが多くあります。 そのため、最初の段階では、繰り返し取り組むことで“慣れ”をつくることが重要になります。 そうした中で、 「まず手を動かしてみる」 という姿勢が少しずつ定着していき、 点数や解答の正確さにも変化が見られるようになっていきます。 試行錯誤できるようになると ある程度慣れてくると、今度は試行錯誤しながら考える力がついてきます。 最初のうちは「できない」とすぐに手が止まりがちだった子も、 周囲の声かけや教室の空気感から影響を受けて、 粘り強く取り組む姿勢 が見られるようになります。 こうした時期は、比較的順調に成長が見られることが多く、 通塾の頻度や取り組みの量に比例して、伸び方が加速する傾向も見受けられます。 この段階では、「まずやってみる」という行動が自然に出てくるようになっていきます。 その先にある“停滞期” ただし、成長が右肩上がりに続くわけではありません。 ある程度の基礎が身についてきた頃に、 より複雑で難度の高い問題に直面し、思うように成果が出ない時期がやってくることも少なくありません。 これは、スポーツや勉強など他の分野でもよく見られる現象です。 • 集中力が途切れやすくなる • 成果が見えにくく、やる気が下がる • 少し後ろ向きになる日もある といった様子が見られることもあり、 保護者の方から「最近伸び悩んでいる気がする」とご相談を受けることもあります。 ただ、この期間は決して “無駄な時間”ではなく、 頭の中でさまざまな試行錯誤を積み重ねている大切な時期 でもあります。 「考え方」が少しずつ変わる それでも、こうした期間を粘り強く乗り越えていく中で、 ふとした瞬間に “コツ”のようなものをつかむ子 が出てきます。 ここでの“コツ”とは、単なるテクニックというよりも、 「なんとなく解く」から「どうすれば正解にたどり着けるか」を見通す力への移行 です。 この段階では、「とりあえず解いてみる」ではなく、 「まず頭の中で筋道を立ててから取りかかる」という行動 に変化していきます。 パズルにおけるヒントの見つけ方や、手順の省略、 必要な情報の取捨選択など、思考の質に変化が見られるようになるのです。 精度の向上 さらに、その後の取り組みを通じて、その論理の“精度”が高まっていきます。 試行錯誤の回数が減り、見通しを持って正解に近づくスピードが上がり、 似た問題への対応力も増し、思考の柔軟性や再現性が高まっていきます。 気づいた頃には、かなりの難問にも落ち着いて取り組み、むしろ 難問を楽しんでいる姿 が見られるようになります。 見守るという選択 こうした変化が見られるまでの期間には、個人差が大きく、 早くその段階に到達する子もいれば、じっくり時間をかけて育っていく子もいます。 ただ一つ確かなのは、 取り組んできた時間や経験の積み重ね が、 成長の土台になっているということです。 表面的な結果だけで一喜一憂せず、 目に見えにくい変化にも丁寧に目を向けていくことが、 お子様の成長を後押しする大きな力になると私たちは考えています。 保護者の皆様へ 子どもの成長は、 直線的に進むものではありません。 ある時は急に伸びたり、ある時は長く足踏みをしたりしながら、 それぞれのペースで着実に育っていきます。 当塾では、日々のパズルを通じて、 そうした変化の“兆し”を見逃さないよう心がけています。 「できるようになる日」は、誰にでも必ず訪れます。 その日を信じて、ぜひ焦らず見守っていただければ幸いです。 お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 空間認知能力がないとやばい?(小学校算数編)
正答率55%の衝撃!小学校6年生算数の問題とは? < Back 空間認知能力がないとやばい?(小学校算数編) コ ラ ム 2022年2月2日 正答率55%の衝撃!小学校6年生算数の問題とは? 正答率55% の衝撃の問題が出されました。 その問題が↑の画像 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ いかがでしたでしょうか? もちろん正解は三角形の面積なので 「(底辺)×(高さ)÷2」 で 3 × 4 ÷ 2 = 6 となります。 この問題の 小学6年生の全国平均正答率が55.4% ・・・。 なかなかショッキングな結果でした・・・・。 でも思い返すとそんなに不思議ではなく、私が中学1年生相手に数学の授業をしていた時、 同様の問題でこんなやり取りがあったのを思い出しました。 ー--------------------------------- 私:(似たような三角形の面積の問題をだす) 生徒:「高さがないから計算できなくない?」 私:「ここが底辺でここが高さだよ」(図形を指さしながら教える) 生徒:「?」 私:(底辺を下にした形で図形を書き直す) 生徒「なるほど!」 ー--------------------------------- 当時の私はまだ塾講師になったばかりで、 ”中学1年生でこの問題が解けない子がいる” という事実に衝撃を受けたことを思い出しました。 ただ生徒からすると不思議なことではなく、 「底辺は下にあって高さは縦にあるもの」 と覚えてこれまでやってきたのですから、解けなくて当たり前なのです。 一方、 数学が得意になる子 は図形の問題で悩んだときに、頭の中で 無意識に図形を回転させたり裏返したり して、いろんなパターンを即座に試しています。 そういった子はたいてい小さいころから パズルやブロック遊びなどにたくさん触れており 頭の中で図形を動かす 空間認知能力が自然と身についた結果 、算数や数学の問題を苦も無く解けるようになるのです。 当学童塾では子供の空間認知能力を伸ばすためのプリントやブロック、その他ゲームなどを多数用意しております。 勉強は覚えることも大事ですが、それ以上に 覚えた知識を活用する知能 のほうが、学年が上がるにつれて重要になってきます。 遊びは不要とすべて切り捨てて目先の点数を追うのではなく、子供の成長を長い目で見守ってあげる大人の姿勢が大事なのかもしれません。 ●全国学力テスト正答率資料 令和3年度全国学力・学習状況調査の調査結果を踏まえた学習指導の改善・充実に向けた説明会及び説明 (国立教育政策研究所) https://www.nier.go.jp/kaihatsu/setsumeikai/r03setsumeikai/index.html ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 同じ勉強をしているのにあの子はなぜ?
なぜ勉強で困るのか < Back 同じ勉強をしているのにあの子はなぜ? コ ラ ム 2022年9月20日 なぜ勉強で困るのか みなさんは勉強に困ったことはあるでしょうか? 小学校までできても 中学校で勉強につまずく子 中学校まではできても 高校で勉強につまずく子 様々なタイプがあると思います。 もちろん本人の勉強不足ということもあるかもしれませんが、一方で 勉強を大してしていなくても勉強に困らず に生活を送る子供もいます。 これらの 違い は何からくるのでしょうか? 違いは 「地頭」 にあります。 地頭というと、いろんなイメージを持たれるかもしれませんが、日本で高い偏差値をとるために必要な地頭とは、主に 空間認知能力、多角的思考力、論理的思考力 といった能力です。 これらの能力があるかどうかで同じ授業を受けていても、 吸収のスピードや取り込んだ知識を応用する力が全く異なって きます。 では どうしたら地頭を高める ことができるのでしょうか? 私は塾講師時代までを含めた自身の経験から 幼少期の“遊び” にあると確信しています。 遊びの中で地頭を鍛えてきた子はその後の勉強の吸収力が高く、そうではない子が勉強で躓くということです。 「頭がよくなるためには勉強させるしかない!」と、幼少期からガンガン勉強させて、たくさん知識をつけさせて、人より早く習わせてと、親からすると善意でやっているのかもしれませんが、ほとんどの場合は 子供を勉強嫌いにしてしまう だけという結末におわります。 極度に 勉強嫌いになった子 が、その後 勉強の世界(特に大学入試)で頭角を現すということはほぼ不可能 といっても過言ではありません。 ※参考:コラム「 勉強嫌いの子供たち 」 当学童塾では 、子供が楽しんで取り組めるようパズルやゲームの中に 地頭を鍛えていく ようなエッセンスを取り入れてサービスを提供しています。 楽しんでやる子も多く、家に帰ってまで自発的に取り組んでいる子も多数います。 子供は学年が上がるたびに日々の忙しさに終われ、ゆっくりと地頭を醸成する余裕はどんどんなくなってきます。 逆に時間が豊富にあり、遊びの幅が広がっていく学童期(1年生~3年生)は、地頭を鍛えるうえで、 チャンスの時期 です。 見学だけでも大丈夫ですので、ご興味のある方は是非一度説明会までお越しください。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 答えとさらなる問題はこちら!
さらなる問題に挑戦してみよう! < Back 答えとさらなる問題はこちら! さらなる問題に挑戦してみよう! ・ブロックつめつめの解答 ・りんごひろいの解答 いかがでしたでしょうか? 実寸大のピースを使ってやったりもしていますが、学年関係なくみんな夢中になって取り組んでいます。 ページ下部にさらなる問題も載せていますので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください! 新年度の説明会については随時個別で開催しておりますので、以下のリンクよりお気軽にお申し込みください。 説明会申し込みリンクはこちら↓ https://docs.google.com/forms/d/1sp6UwulrvM29bUpyAfHmQpFJ1XY3XNCqnFQ3HL38qpo/viewform?edit_requested=true 【集団ACTで実施する問題例】 ・ブロックつめつめ レベル3 (KASICOでの正答率:約95%) ・ブロックつめつめ レベル4 (KASICOでの正答率:約75%) ・ブロックつめつめ レベル5 (KASICOでの正答率:約30%) ・りんごひろい レベル3 (KASICOでの正答率:約90%) ・ブロックつめつめ レベル4 (KASICOでの正答率:約70%) ・ブロックつめつめ レベル5 (KASICOでの正答率:約20%) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 【7/3更新】【2023年度】夏休み受付開始! | 学童塾KASICO
< Back 【7/3更新】【2023年度】夏休み受付開始! 重要 2023年5月2日 夏休み募集開始! 【7/3更新】 2023年度の夏休みの募集については終了いたしました。 多くのご応募、お問い合わせをいただき誠にありがとうございました。 【6/21追記】 一次募集については6/19(金)に締め切りいたしました。 現在は二次募集を行っております。 空きのある日程がかなり少なくなってきたので、二次募集については内部生の方および1次募集で申し込まれた方が優先されます。 ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。 2023年度夏休みの募集を開始いたしました! 今年度はご利用日を選択いただける スポット 料金 にての販売となっております。 5日以上 ご利用いただける場合は 入会金(5000円)が免除 となりますので、 「夏休みの預け先を探してるだけど・・・。」 「一度話だけでも聞いてみたい」 「知育ってどんなことしてるんだろう?」 「学童塾の雰囲気を知っておきたい」 などなど、気になる方はこれを機にぜひ一度 こちらのリンク より説明会までご来室ください! なお、申し込み人数によっては抽選制となる日程もございますが、 平常利用 を合わせて開始された場合は、ご希望日を優先的にご利用 いただけるほか、 夏休みは スポット価格の 2割引き でご利用いただけます! 合わせてご検討いただけますと幸いです! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 「褒める」ことの難しさ
「褒める」ことは難しい < Back 「褒める」ことの難しさ コ ラ ム 2023年6月10日 「褒める」ことは難しい 皆様は お子様をよく 褒める ほうでしょうか? 「褒めたことで子供がやる気になった」 「褒めたことで子供が望ましい行動をするようになった」 「褒めたことで子供の自己肯定感が高まった」 など、褒めたことでお子様がいい方向に行ったと実感されることもあるかもしれません。 ただ私は、「褒める」ことは子供を いい方向にも悪い方向にも持って行ってしまう、非常に難しく、注意して扱わなければならない行為 であると認識しています。 今回は、褒め方とその効果について過去の研究をまとめた Henderlongらのレビュー(2002) を紐解きながら、 子供を褒めるときに注意すべき点 について、整理していきたいと思います。 ① 真実味があるかどうか 子供との関係性にもよりますが、褒めたときに 子供に「そうかな?」と思われるような褒め方 は、 効果がありません。 むしろ大げさにしすぎると後述しますが、相手に「自分をコントロールしようとしている」と感じられる可能性もあります。 褒めるときは、 子供に納得してもらえる範囲の褒め方 にしましょう。 ② なにを褒めるのか注意する 「“伸びる子”と“伸びない子”の違い(その1)」 のコラムで詳しく取り上げましたが、 才能や結果ばかりを褒めると、できないことから目を背け、努力や挑戦を嫌う子 になってしまう可能性があります。 褒めるときはバランスを考えて、 子供の努力、取り組み姿勢、結果までの過程について言及 してあげましょう。 ③ 子供をコントロールしようとしていないか 子供は誉め言葉の中から、 大人が自分をコントロールしようとしているかということを敏感に察知 します。 親としては、大げさな言葉、嘘、感情を使って子供をコントロールしたいと感じるかもしれませんが、 一旦、子供に「自分をコントロールしようとしている」と感じられると、その後の 言葉を素直に受け入れてくれなくなったり、関係性がギクシャク してしまう可能性があります。 仮に、 うまくコントロールできたとしても、 誉め言葉を期待しての行動なので、 誉め言葉がない場合は、何もしない子 になってしまいます。 これは 以前コラムでも紹介しました が、誉め言葉が「ごほうび」としての外発的モチベーションになっているからです。 心理学者の岸見一郎先生は、褒められて育った子がとる行動として、 「ゴミを拾う前に周りをちらっと見るようになる」と述べています。 これは、周りに自分がいいことをするのを見てくれる人がいるかどうか確認しているため、だと考えられています。(もちろん見てくれる人がいないとゴミは拾いません。) 褒めによるコントロールはこういった行動を助長する可能性があります。 長期的に望ましい行動を促したい場合は、 共感、説明、行動 をもって子供に納得してもらえるまで辛抱強く何度も諭していく 以外ありません。 特に女の子は、大人のコントロールの意図を鋭く見抜くので注意が必要です。 ④ 能力を比較していないか 「クラスで一番だったんだね!」 などの社会的比較による言葉は、 短期的には 子供を強く動機づけることがあるのは分かっています。 しかし、場所や比較対象が変われば、いつも1番でいることは難しくなってきます。 そうなると、 長期的に見て、モチベーションが下がったり、心や体の健康に悪影響 を及ぼす可能性があります。 ほかの人との比較ではなく、 その子自身の頑張りや成長にフォーカス してあげましょう。 以上、いかがだったでしょうか。 こういった注意事項が多いと褒めることに抵抗を感じるかもしれません。 ただそこまで難しく考えることはありません。 褒めとはすなわち子供に対する感心 のようなものです。 コントロールの意図がなければ、 子供の成長に喜び、子供に起きた出来事や感情に寄り添えるような純粋で肯定的な言葉がけ になってくるものと思います。 本コラムが少しでも皆様の日々の参考になれていれば幸いです。 Henderlong J, Lepper MR. The effects of praise on children's intrinsic motivation: a review and synthesis. Psychol Bull. 2002 Sep;128(5):774-95. doi: 10.1037/0033-2909.128.5.774. PMID: 12206194. ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 親は完璧?
親はどうあるべきか? < Back 親は完璧? コ ラ ム 2025年8月6日 親はどうあるべきか? 保護者の方々とお話をしていると、「親なのだから子どもの手本となるよう、完璧にきちんとしていなければいけない」というお気持ちを抱えている方が少なくありません。 もちろん、子どもが自立するまでの道筋をつけるのが親の役目ですから、そのような意識を持つこと自体は大切です。 しかし、その完璧さを追求するあまり自分に過度なプレッシャーを与えてしまい、親御さん自身が疲れてしまうこともあるのではないでしょうか。 実際、「親は完璧であるべきか」という点については、心理学の研究でも 完璧主義的な子育てが親子双方にストレスを与え、必ずしも良い結果を生まない ことが指摘されています(Russo, 2025)。 私の両親の例 少し極端すぎるとは思いますが、私の両親の例を挙げます。 正直なところ、私の親は完璧とは程遠い人たちでした。その一例を挙げると、 頼んだ用事をしょっちゅう忘れる 子どもに関係する説明会に来ても、一番前の席で居眠りしている 小学校低学年のころ私が勉強の質問をしに行っても、しばらく考えた挙句「ごめん、全然わからない」とギブアップする 懇談に来ても、「私にはわからないから、あなたが先生に答えてね」と全て丸投げしてしまう …こんな親でした。 でも、このおかげで「自分のことは自分でちゃんとしなければ、結局困るのは自分だ」という意識が、小さいころから自然と育まれたように思います。 一方で、小さいころから両親によく感心された言葉もあります。 あなたは私と違ってよくできるね あなたはしっかりしてるなぁ よぉ勉強するなぁ また、精神的に強く持つべきところ(「やられっぱなしにならない」「自分から行動する」「自分の言ったことや決めたことに責任を持つ」など)については、わりと厳しく言われた記憶があります。 振り返れば、「親は完璧」だなんて、我が家ではほとんど感じたことはありませんでした。 むしろ親はしょっちゅう間違える存在で、「自分がしっかりしてサポートしないと」と子ども心に思っていたほどです。 私の親はわざとそうしていたのかもしれませんが、今では、そういった態度で接してくれていたことをありがたく感じています。 親の不完全さと子どもの自立 こういった我が家の例は特殊に感じられるかもしれません。しかし実際の理論や研究でも、親が必ずしも完璧できっちりしなくても――むしろその方が――子どもが自立しやすいとする考え方があります。 心理学者ドナルド・ウィニコットは「Good Enough Mother(十分に良い母親)」という概念を提唱しました。彼は、親は子どもにとって「完璧すぎない」方が望ましいとし、完璧に子どもの要求に応じ続けるのではなく、あえて適度な不十分さを残すことで、子どもは小さな不満や失敗を経験し、それを自分で乗り越える力を学ぶとしています(Winnicott, 1965)。 この適度な挫折経験は、心理的回復力(レジリエンス)や自立心の発達にも役立つとされています(Seery et al., 2013)。 また、心理学者ブルーノ・ベッテルハイムもウィニコットの考えを発展させ、「良い親」とは「完璧な親」ではなく、 ほどよく不完全で子どもに自分で成長する余地を与える親 だと述べています。彼は「子育てを上手に行うためには、親は完璧な親になろうとすべきでないし、子どもにも完璧を求めるべきではない」と強調しました(Bettelheim, 1987)。 親の姿は、子どもの自己認識に影響を与える 親が自らの不完全さを認め、失敗も含めて受け入れる姿勢は、子どもの自己認識にも大きな影響を与えます。 たとえばアドラー心理学では、親が完璧を目指しすぎると、子どもも「失敗してはならない」と思い込んでしまい、自信を持ちにくくなると指摘されます(熊野, 2023)。 実際、Scientific Americanによるレビュー記事でも、 完璧主義的な親のもとで育った子どもは、失敗への過剰な恐れや自己否定的思考を抱きやすい ことが紹介されています(Russo, 2025)。 つまり、「親が完璧でなくてもよい」とする姿勢は、子どもの健全な自己肯定感を育てるうえでも効果的だということです。 そもそも「完璧な親」って何でしょうか? 私たちは親になったからといって、人間が魔法のように別人に生まれ変わるわけではありません。親もまた、一人の不完全な人間です。 ウィニコットが示したように、「親は完璧でなくとも『十分に良い』存在であれば、子どもは健全に育つ」とする考え方は、多くの子育てに悩む親御さんの心を軽くしてくれます(Winnicott, 1965)。 私もまた、自分自身の等身大の姿を見つめながら子どもに向き合い、人生の先輩として「ここは大事」ということや「ここはしっかりしなければならない」というポイントを伝えつつも、子どもが萎縮せず主体的に行動できるような親子関係を築いていくことが大切だと考えています。 おわりに 結局のところ、子どもの人生はあくまで子ども自身が切り開いていくものです。親は所詮そのサポート役にすぎません。 肩の力をもう少し抜いて、今しかないお子さんとの時間を、かけがえのないものとして過ごしていただけたら幸いです。 お互い完璧ではありませんが、それでいいのだと思います。 子育てを通して親も一緒に成長していければ、理想的なのかもしれません。 参考文献 Winnicott, D. W. (1965). The Maturational Processes and the Facilitating Environment . London: Hogarth Press. Bettelheim, B. (1987). A Good Enough Parent: A Book on Child-Rearing . Knopf. Seery, M. D., Holman, E. A., & Silver, R. C. (2013). "Whatever does not kill us: Cumulative lifetime adversity, vulnerability, and resilience". Journal of Personality and Social Psychology , 104(1), 129–143. https://doi.org/10.1037/a0031047 Russo, F. (2025). "How Perfectionism Hurts Parents and Their Kids". Scientific American . Retrieved from https://www.scientificamerican.com/article/how-perfectionism-hurts-parents-and-their-kids/ 熊野英一(2023)『子育て×アドラー心理学!「共同体感覚」を養うアドラー式子育て実践法』新聞科学研究所 お問い合わせ・運営情報 学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) 岡山市北区にて、放課後の学びと安心を両立する「学童保育+塾」のサービスを提供しています。遊びや対話を通して“考える力”を育てる、少人数制の学習支援型学童です。 所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-9 弓之町ビル201 ※岡山中央小学校より徒歩1分 電話番号 :086-238-6094 メール :gakudojuku@kasicojuku.com 公式サイト : https://www.kasicojuku.com ご不明な点やご相談などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。 Previous Next
- 子供のことが心配
不安や期待が子供に与える影響 < Back 子供のことが心配 コ ラ ム 2022年11月5日 不安や期待が子供に与える影響 保護者様の話を聞いていると、子供に対する心配の声を聞くことがよくあります。 (学力、生活態度、将来など) 心配する気持ちは人情としてはわかるのですが、お子様の教育を考える上で、 不安や期待が本人にどういった影響 を与えるのかを考えなければなりません。 「ピグマリオン効果」 という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 「ピグマリオン効果」とは教師の期待によって学習者の成績が向上する効果 のことです。 ランダムに抽出した生徒に対して、期待を持って接したクラスと期待を持たないで接したクラスでは成績の向上に違いがみられることが分かっています。(Rosenthal, 1964) なぜ成績が向上するのかは様々な研究がされていますが、 例えば子供が問題に間違った時、 期待を持っている子供 に対してはどのように声をかけるでしょうか? おそらく「頑張れば、次はうまくいくよ」「よく頑張ってるけどおしいね。今回は少し運が悪かったね」などの 励ましの言葉 になると思います。 一方で、全く 期待を持っていない 場合はどうなるでしょうか。 「〇〇ちゃんには難しかったね」「苦手だから仕方ないよ」などの 勇気ややる気を挫く言葉 が出てきてしまうのではないでしょうか。 このような声掛けは、子供が次に 頑張る意欲を削ぎ、挑戦する気概を奪い 去ってしまいかねません。( ゴーレム効果 とも言われています) さらに 子供は親の顔をよく見ている ものです。 子供に対して 心配や不安を持っている親 は、子供が悪い点数を取った時にどのような顔をするでしょうか。 おそらく心の動揺を顔に出さないように、無理に体裁を取り繕い、顔が引きつったような状態で、お子様に向かい合うのではないかと思います。 子供はそういった親の表情や感情を敏感に察するものです。 そういった親の表情を見た子供は 自分の能力に対して不安を抱く ようになります。 自信を失った子供が新しいことや苦手な分野に挑戦する気概を持てるとは思いません。 子供に対する不安や心配は 何らかの形で 「あなたのことは信頼していない」というメッセージ を発してしまう可能性があります。 今は頼りなく見える子供もいつしか成長して自分の足で人生を立派に歩んでいくようになるものです。 お子様のことを 期待し、信頼し、見守ることが周囲の人には必要 な姿勢なのかもしれません。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 学力と家庭環境(全国学力調査より)
経済面以外から見る家庭環境の特徴 < Back 学力と家庭環境(全国学力調査より) コ ラ ム 2024年2月19日 経済面以外から見る家庭環境の特徴 昨今、学力と家庭の経済力に相関があるということは言われていますが、 家庭の経済力が高くない場合でも、学力が高い子 は多く存在します。 今回のコラムでは、全国学力調査のアンケートより、大都市で 年収300万以下のご家庭 における、 学力上位層(上位 25 %)と学力下位層(下位 25 %)の間の家庭環境の差 を見て、その特徴をまとめてみたいと思います。(学力格差への処方箋 , 2021 ) 以下にアンケート項目で、上位層と下位層で大きな差があった 上位層に特有の生活習慣を5つ ピックアップします。 ① 子供と一緒に 図書館に行く (差: 31.7 %) ② 毎日子供に 朝食を食べさせている (差: 17.3 %) ③ 子供に 本や新聞を読む ように勧めている(差: 16.1 %) ④ 子供が小さいころ、 絵本の読み聞かせ をした(差: 15.8 %) ⑤ 計画的に 勉強するよう子供に促している(差: 13.0 %) この中で、特に差が大きいのは、①、③、④のような、 日本語を読む / 活字に触れる機会の多さ 、であるということが分かります。 昨今の大学入試改革でセンター試験から 共通テスト になり、 思考力が問われるようになったと銘打たれていますが、 実際に解いてみると大きく変わったのは、その 文量の多さ であると感じています。 (数学 IA などは、 2000 年初期のころと比べると 5 倍近くの文量になっています。) つまり、全体の傾向として 「読解力」が求められる ようになっています。 (これは中学入試でもその傾向が顕著にみられます。) 近年、 AI の進歩が著しいですが、 AI の苦手分野が「読解力」 であることから、 人間に求められる能力として「読解力」を一つの指針として試験を組んでいるのかもしれません。 (つまり、この傾向はしばらく続く可能性が高いと考えています。) 話はそれましたが、これからの 学力の土台として「読解力」が必要 なわけです。 したがって、 家庭で活字に触れる機会の多さが、そのまま学力に直結 するようになるというのは、自然な帰結のように思えます。 その他の特徴としては、②、⑤のような、 しつけ / 規則正しい生活習慣 / 子供への働きかけ 、に関するところです。 安定した規則正しい生活習慣を確保し、計画的に物事をやっていけるようお子様と一緒に考えていくことなどは、わかりやすく有効な手段ではないかなと思います。 以上、今回は学力調査後のアンケートから、経済面以外の家庭環境の特徴をみてみました。 本コラムが少しでも皆様のご参考になれば幸いです。 耳塚 寛明 , 浜野 隆 , 冨士原 紀絵 (2021) 学力格差への処方箋 : [ 分析 ] 全国学力・学習状況調査 勁草書房 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next
- 【2023年春休み】外部生の募集について | 学童塾KASICO
< Back 【2023年春休み】外部生の募集について 重要 2023年2月27日 2023年春休みの募集について 学童塾KASICOで春休みのご利用をご検討くださりありがとうございます。 大変恐縮なのですが、 2023年春休みの一般募集については 実施しない こととなりました。 募集については、 夏休み等でこれまで ご利用実績がある方のみ が対象となります。 平常でのご利用については現在も募集 していますので、気兼ねなく説明会にご参加いただければと思います。 またご質問などはいつでも受け付けておりますので、以下連絡先より気兼ねなくお問い合わせください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201 ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next