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  • 文書問題(算数)が苦手

    文章題が苦手な子どもは、言語理解と数理思考の橋渡しがうまくできていない場合があります。読む力・想像力・具体的操作の3要素を意識することで理解が深まります。この記事では、家庭でも実践できるトレーニング方法と学習支援のポイントを紹介します。 < Back 文書問題(算数)が苦手  コ ラ ム  2023年1月22日 算数の文章問題が苦手!その原因は・・・? まず上の画像の問題を解いてみてください。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 答えはもちろん、8人に4Lを分けるので、 4÷8 = 0.5 (L) となります。 こちらの問題は令和3年度小学6年生の全国学力調査の問題なのですが、 正答率はなんと、 55.7 % 算数の文章題が苦手という話は、昨今よく耳にしますが、ここまで正答率が低いことには、 さすがに驚きました・・・。 これだけの短い文なのに間違える原因は何なんだろうと考えてみましたが、 塾講師時代に中学生とのやり取りでこんな場面があったことが思い出されました。 ー--------------------------------- (数学の文章題を解いている生徒) 生徒:「文章題意味がわからない!解き方を教えてください。」 私:「まずは落書きでもいいから書かれている文の通りに絵を書いてみよう。そうするとだんだんわかってくるよ」 (少し考える生徒) 生徒:「何を書いたらいいかわからない!」 私:「長さが・・・で、それを3つにわけるんでしょ。そしたら1人・・・・mになるから・・・・」(絵を書きながら) 生徒「あ、そうか」 ー--------------------------------- こういったことは小学生相手でもよくあって、そのたびにまずは落書きでもいいから、絵を書いてみるようにとアドバイスをしていました。(実際に一緒に何度も書いていました。) しかし、落書きレベルでも自分でイメージして絵を書けるようになる子はわずかで、ほとんどの子には それぞれの問題に対して統一した絵の描き方 を覚えさせて、問題を解くよう指導をしていました。 このような方法は、問題の類型が決まっている高校受験までなら通用するし、実際に点数は上がるのですが、 初見の問題や、大学受験に対してはほとんど無力 といっていいようなやり方です。 一方で、 文章題を苦にしない子は、問題を読んだときに自分の頭でその具体的なイメージ ができており、 また、そのイメージを落書きレベルでも書き表してから考えることができていました。 私なども実際に問題を解くときは文字面だけを追うことは決してなく、頭で具体的なイメージをしながら解いています。 今回の学力調査の問題も、8人の人間と4Lのジュースを頭でイメージしてから解けば、 間違えることなどありえないといっていいような問題だと思います。 ただ、小学校低学年のうちは、 やり方を覚えて計算式を作って解く、ということに重点が置かれすぎている こともあり、 数字だけを見て、 知っている計算式に当てはめれば解ける、という短絡的な思考パターンが習慣化 している可能性があります。 実際に”8”、”4“、”分けます”、という言葉から 8÷4= 2 (L)と誤答している子供の割合は36%もありました。 お子様が算数をやるときには計算式に当てはめて早く解くことを奨励するのではなく、 「 具体的なイメージはできているのか?」「式の意味は分かっているのか?」 ということを、 重視することが、教える側/見守る側にとってまずは重要なのだと思います。 (力のつけ方など続きはまた別のコラムで) [参考文献] 文部科学省・国立教育政策研究所. "令和3年度 全国学力・学習状況調査 報告書(小学校算数)". https://www.nier.go.jp/21chousakekkahoukoku/report/21report/index.html ●全国学力テスト正答率資料 令和3年度全国学力・学習状況調査報告書 (国立教育政策研究所) https://www.nier.go.jp/21chousakekkahoukoku/report/primary_math.html ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201   ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール :gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next

  • 算数の読解について(令和6年度全国学力調査より)

    < Back 算数の読解について(令和6年度全国学力調査より)  コ ラ ム  2024年9月24日 必要な思考の癖 表題の問題ですが、こちらは全国の小学校6年生が解いた令和6年度の全国学力調査の問題です。 少し読んで答えを考えてみます。 答えは、もちろん「ア」の「72+28」です。 こちらの 問題の正答率が、62.3% (私としては、結構ショッキングでした・・・。) 間違いのほとんどが「イ」の「72-28」を選択しており、 問題文の「少ない」という言葉から短絡的に「引き算」を選んで解答したことが推測されます。 子供からは「ちゃんと読んでなかった」「ケアレスミスだった」という声が聞こえてきそうですが、 私はそうは思っていなく、むしろ文章題の問題を解くときに 悪い癖がついている ために起きていることだと考えています。 最初に皆様に問題を読んで答えを考えてもらいましたが、 大人であれば、無意識に問題文を読みながら、ゆうまさんとこはるさんをイメージして折り紙の保有状況を 頭の中で図式化 して、答えを導いていると思います。 私もそうでしたが、算数や数学の文章問題を解くときは、必ずと言っていいほど落書きのような絵を書きながら考えていました。 子供たちはこの「図式化」の作業がまだ自然にできませ ん。 だからこそ、算数の文章題では問題を読むだけでなく、 絵を描きながら考える習慣をつける ことがとても大切です。 (当学童塾でも論理クイズのなかでこういった問題がたくさん出てきますが、お家で算数の問題を一緒に考えるときにも絵を書いてあげて、図で考える癖がつくよう時間をとってあげていただけたらなと考えています。) また、「少ない」という言葉から「引き算」と 短絡的に解答をしてしまっている思考パターン にも懸念を感じています。 問題を解いているときに、 「本当にこんなに簡単か?」「問題なんだから少しはひねりがあるんじゃないか?」 という問いを自分に投げかける力がまだ十分に育っていない ためであると考えています。 ひっかかって悔しい思いを重ねていけば少なくなっていくとは思いますが、 基本的に大学入試などは、短絡的には解けないものがほとんどなので、 「本当にそうか?」とスタートする前に一旦立ち止まる思考の癖 は非常に重視しています。 こういった思考の癖は、なぞなぞやひっかけのクイズなどで、楽しみながら身についたりすることもあるので、興味がありそうでしたらお家で遊んでみるのも一つだと思います。 本コラムが皆様の参考になれば幸いです。 [参考文献] 文部科学省・国立教育政策研究所. "令和6年度 全国学力・学習状況調査 報告書(算数)". https://www.nier.go.jp/24chousakekkahoukoku/report/24report/index.html 教育課程研究センター「全国学力・学習状況調査」 https://www.nier.go.jp/kaihatsu/zenkokugakuryoku.h ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201   ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next

  • 学力と家庭環境(全国学力調査より)

    < Back 学力と家庭環境(全国学力調査より)  コ ラ ム  2024年2月19日 経済面以外から見る家庭環境の特徴 昨今、学力と家庭の経済力に相関があるということは言われていますが、 家庭の経済力が高くない場合でも、学力が高い子 は多く存在します。 今回のコラムでは、全国学力調査のアンケートより、大都市で 年収300万以下のご家庭 における、 学力上位層(上位 25 %)と学力下位層(下位 25 %)の間の家庭環境の差 を見て、その特徴をまとめてみたいと思います。(学力格差への処方箋 , 2021 ) 以下にアンケート項目で、上位層と下位層で大きな差があった 上位層に特有の生活習慣を5つ ピックアップします。 ① 子供と一緒に 図書館に行く (差: 31.7 %) ② 毎日子供に 朝食を食べさせている (差: 17.3 %) ③ 子供に 本や新聞を読む ように勧めている(差: 16.1 %) ④ 子供が小さいころ、 絵本の読み聞かせ をした(差: 15.8 %) ⑤ 計画的に 勉強するよう子供に促している(差: 13.0 %) この中で、特に差が大きいのは、①、③、④のような、 日本語を読む / 活字に触れる機会の多さ 、であるということが分かります。 昨今の大学入試改革でセンター試験から 共通テスト になり、 思考力が問われるようになったと銘打たれていますが、 実際に解いてみると大きく変わったのは、その 文量の多さ であると感じています。 (数学 IA などは、 2000 年初期のころと比べると 5 倍近くの文量になっています。) つまり、全体の傾向として 「読解力」が求められる ようになっています。 (これは中学入試でもその傾向が顕著にみられます。) 近年、 AI の進歩が著しいですが、 AI の苦手分野が「読解力」 であることから、 人間に求められる能力として「読解力」を一つの指針として試験を組んでいるのかもしれません。 (つまり、この傾向はしばらく続く可能性が高いと考えています。) 話はそれましたが、これからの 学力の土台として「読解力」が必要 なわけです。 したがって、 家庭で活字に触れる機会の多さが、そのまま学力に直結 するようになるというのは、自然な帰結のように思えます。 その他の特徴としては、②、⑤のような、 しつけ / 規則正しい生活習慣 / 子供への働きかけ 、に関するところです。 安定した規則正しい生活習慣を確保し、計画的に物事をやっていけるようお子様と一緒に考えていくことなどは、わかりやすく有効な手段ではないかなと思います。 以上、今回は学力調査後のアンケートから、経済面以外の家庭環境の特徴をみてみました。 本コラムが少しでも皆様のご参考になれば幸いです。 [参考文献] 文部科学省・国立教育政策研究所. "令和5年度 全国学力・学習状況調査 報告書(質問紙調査)". https://www.nier.go.jp/23chousakekkahoukoku/report/23report/index.html 耳塚 寛明 , 浜野 隆 , 冨士原 紀絵 (2021) 学力格差への処方箋 : [ 分析 ] 全国学力・学習状況調査 勁草書房 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201   ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next

  • 思考力パズル・無料プリント(算数・図形) | 学童塾KASICO

    学童塾KASICOで日々の指導に使っている、思考力を育てるオリジナル問題プリントを無料公開しています。数感覚、空間認知、論理的思考、条件整理、集中力など、子どもの「考える土台」を育てる全20種類の教材を掲載。A3/A4で印刷でき、ご家庭での学習やスキマ時間の取り組みにも活用いただけます。各教材ページでは、問題の意図、難易度、対象学年、学習のポイントを丁寧に解説しており、初めてのお子さまでも取り組みやすい構成です。 KASICOオリジナル問題集(無料公開) ※タイトル画像は、 高難度(EX)の問題 です。 数感覚系パズル ・数字かいだん ・計算パズル(加減) ・コイン探し (以下は3,4年生用) ・数字かいだんHYPER ・計算パズル(加減乗除) ・ゼロゼロ算 ・面積迷路 ・・・etc. 空間認知系パズル ・ブロックつめつめ ・ビルディング ・四角に分ける ・ブロックわけわけ ・四角カット ・立体ナンプレ ・サイコロころころ ・・・etc. 論理的思考系パズル ・論理クイズ ・ジグソーナンプレ ・たこ足のびのび ・すうじめいろ ・スケルトンパズル ・りんごひろい ・たからさがし ・・・etc. ※こちらのパズルは、当学童塾で行っているパズルの一部です。 【ご利用方法】 KASICOの問題プリントは、子どもの「考える土台」を育てるために作成しています。 A3/B5で印刷して、ご家庭でも自由にご利用いただけます。(印刷用の詳細ページは作成中) むずかしい問題もありますが、ゆっくり考えたり、途中で休んでも大丈夫です。 【取り組む際のポイント】 ・無理に解かせず、本人が「やってみよう」と思えるペースを大切にしてください。 ・答えをすぐに教えるのではなく、少しだけヒントを示しながら、そっと見守る関わり方がおすすめです。 ・「できた/できない」よりも、考え続けた姿勢や取り組み方を認めてあげてください。 ・途中で怒ったり手が止まっても、すぐに介入せず、少し見守っていただけると助かります。 (自分で立て直した経験が、次の挑戦につながっていきます。) パズル中の児童へのかかわり方はこちら KASICOオリジナル問題(問題紹介) 数感覚系パズル ※プリントをクリックすると各問題の詳細ページに遷移します。(作成中) 数字かいだん 計算パズル(加減乗除) 数字かいだん 数字の並び方の規則を手がかりに、空いているマスの数字を推測して埋めていくパズルです。 数の増減の感覚、暗算力、規則性の発見、推理・試行錯誤 など、算数の基礎となる力がバランスよく育ちます。 計算だけでなく、数字の動きを“イメージで捉える力”も養われるため、思考の土台づくりに効果的です。 計算パズル(加減) 足し算・引き算の結果を合わせながら、数字が重ならないように配置していくパズルです。 計算力 はもちろん、 数字の候補を論理的に絞り込む力 や、 途中のミスに気づく注意力 が育ちます。 試行錯誤しながら正しい組み合わせを見つける経験が、算数の基礎理解にもつながります。 数感覚系パズル コイン探し コイン探し 3×3マスの範囲内のコインを合算し、指定された金額になる場所を探し当てるパズルです。 概算(見積もり)、逆算思考、仮説検証、粘り強さ など、算数のセンスがバランスよく育ちます。 1つずつ計算するのではなく、全体を見て「当たりをつける力」や、答えから必要なコインを絞り込む「論理的な思考」を養うのに効果的です。 (↓は3,4年生用) 計算パズル(加減) 数字かいだんHYPER 数字かいだんHYPER 数字の並び方の規則に掛け算・割り算の要素が加わり、より高度な推理で空いているマスを埋めていくパズルです。 因数の感覚、暗算力、規則性の発見、推理・試行錯誤 など、算数の応用力がバランスよく育ちます。 計算だけでなく、数字の動きを“イメージで捉える力”も養われるため、思考の土台づくりに効果的です。 計算パズル(加減乗除) 足し算・引き算に掛け算・割り算が加わり、数字が重ならないように配置していくパズルです。 計算力 や 因数感覚 はもちろん 、数字の候補を論理的に絞り込む力 や、 途中のミスに気づく注意力 が育ちます。 試行錯誤しながら正しい組み合わせを見つける経験が、算数の基礎理解にもつながります。 ゼロゼロ算 面積迷路 ゼロゼロ算 数式の空欄に「0」だけを書き足し、桁(けた)を変えることで等式を成立させるパズルです。 数の位取り(桁の感覚) や 概算力、答えから逆算して「当たりをつける」推理力 が育ちます。 計算結果を予測しながら試行錯誤するプロセスが、論理的な思考の土台を作ります。 面積迷路 長方形の面積公式(縦×横)だけを使って、図形内の不明な長さや面積を導き出すパズルです。 掛け算・割り算の逆算思考 や、図形を分割・統合して捉える 空間認識力 が育ちます。 小数や分数は一切使わず、整数の範囲で論理的に答えを見つけるプロセスが、 算数的なひらめきと粘り強さ を養います。 空間認知系パズル ※プリントをクリックすると各問題の詳細ページに遷移します。(作成中) ブロックつめつめ ビルディング 空間認知系パズル ブロックつめつめ 指定された「L字型ブロック」を、空いているマスに隙間なく敷き詰めていくパズルです。 頭の中で図形を回転・反転させる 空間認知能力 や、「ここに入れると後が続かない」といった 先を読む論理的思考力 が育ちます。 何度も置いてはやり直す試行錯誤のプロセスが、 粘り強く考える思考の体力 を養います。 ビルディング マスの外の数字をヒントに、どのビルが見えるかを想像しながら、高さの異なるビルを配置していくパズルです。 「こちらから見ると3つ見える」といった 視点の転換 や、 立体的な空間認識力 が鍛えられます。 平面の情報から立体の姿をイメージし、論理的に矛盾のない配置を見つけるプロセスは、 図形問題に強い頭脳 を作ります。 四角にわける ブロックわけわけ 四角にわける マスの中の数字と同じ面積になるように、盤面を長方形や正方形で区切っていくパズルです。 「6は2×3か1×6、9は3×3」といった 掛け算(因数)の感覚 や、盤面全体を俯瞰して境界線を引く 空間認知能力 が育ちます。 論理的思考力と試行錯誤のバランスが求められ、 図形的なセンス と 数の理解 を同時に深めることができます。 ブロックわけわけ 1セットの数字(例:1〜6)が全て入るように、盤面をブロックごとに切り分けていくパズルです。 「この数字を取り込むには、この形しかない」と 論理的に形を絞り込む力 や、 境界線をイメージする空間認知能力 が育ちます。 全体のバランスを見ながら先読みし、 粘り強く試行錯誤するプロセスが思考力を高めます 。 四角カット 立体ナンプレ 四角カット 指定された面積の長方形や正方形で、盤面を隙間なく切り分けていくパズルです。 面積から辺の長さを逆算する因数感覚 や、全体を見渡して 境界線を引く空間認知能力 が育ちます。 数値を「図形の形(イメージ)」として捉え、パズルのように 論理的に配置していく力が、算数の応用力 を高めます。 立体ナンプレ 数字が重ならないようにマスを埋めていく、ナンバープレイス(数独)の立体版パズルです。 平面ではなく 立体として構造を捉える空間認知能力 や、 複数の面の関係性から正解を導き出す論理的思考力 が育ちます。 視覚的なイメージと論理的な推理を同時に行うことで、 物事を多角的に見る柔軟な頭脳 を養います。 サイコロころころ サイコロころころ 頭の中でサイコロを転がし、底面の数字を予測しながら正解のルートを探すパズルです。 立体の動きを正確にイメージする 空間認知能力 や、ゴールから 逆算して手順を考える論理的思考力 が育ちます。 物体を回転させたり多角的に見る力は、将来の 数学(図形問題)で必須となる空間感覚 を強力に養います。 論理クイズ ジグソーナンプレ 論理的思考系パズル 論理的思考系パズル ※プリントをクリックすると各問題の詳細ページに遷移します。(作成中) 論理クイズ 日本語の文章を正しく読み解き、複数の条件からただ一つの正解を導き出すパズルです。 文章の意味を正確に捉える読解力 や、「AだからBではない」といった 論理的思考力 が育ちます。 感覚や勘に頼らず、書かれた条件を整理して論理的に考えを詰めていくプロセスは、全ての学習の土台となる力を養います。 ジグソーナンプレ 不規則な形のブロックに合わせて数字を埋めていく、ナンバープレイス(数独)の変形版です。 決まった形にとらわれず 柔軟に考える応用力 や、 複数の条件(列・行・ブロック)を同時に満たす論理的思考力 が育ちます。 形の変化に対応して数字を管理するプロセスは、複雑な問題を整理して解く力を養います。 たこ足のびのび すうじめいろ たこ足のびのび 数字をヒントに、タコの足を縦か横に伸ばして全てのマスを埋めていく論理パズルです。 「ここは絶対にこうなる」という確定マス (急所)を見抜く力 や、全体が矛盾なく埋まるように 論理的に詰めていく力 が育ちます。 勘に頼らず、理詰めで正解を導き出すプロセスは、算数の難問を解く思考回路を作ります。 すうじめいろ スタートからゴールまで、盤面にあるすべての種類の数字を1回ずつ通るルートを探すパズルです。 「この数字を通るためにはこっちの道」という条件分岐を考えながらルートを構築する 論理的思考力 や、 仮説を立てて検証する試行錯誤力 が育ちます。 ゴールからの逆算や全体の見通しを持つ力が、粘り強い思考回路を作ります。 スケルトンパズル りんごひろい スケルトンパズル リストにある言葉を、文字数や交差するマスのヒントを頼りに、指定の場所に当てはめていくパズルです。 文字の形や長さを正確に 認知して比較する力 や、すべての言葉が矛盾なく収まる組み合わせを考える 論理的思考力 が育ちます。 言葉の意味にかかわらず、文字の並びを論理的にパズルとして処理する 観察力と推理力が養われます 。 りんごひろい スタートからゴールまで、盤面にあるすべてのリンゴを回収するルートを探すパズルです。 やみくもに進むのではなく、「ここを通るためには、先にこっち」と 先読みする力 や、全体を見通して 論理的にルートを詰める力 が育ちます。 手当たり次第ではなく、仮説と検証を繰り返して正解にたどり着くプロセスが、粘り強い思考回路を作ります。 たからさがし たからさがし マスの数字をヒントに、周囲に隠された宝の場所を全て特定していくパズルです。 「ここは必ずある」「ここは絶対にない」と 可能性を絞り込む論理的思考力 や、全体が矛盾しないように 整合性を取る力 が育ちます。 勘に頼らず、根拠を持って一歩ずつ正解を確定させるプロセスは、算数的な思考回路を養います。 ストーリーズで子供が問題を解いているところをチェック ご利用ガイド(Q&A) Q1. このパズル問題に取り組める対象年齢(学年)はどのくらいですか? 主に小学1年生から4年生を対象としていますが、年長さん(未就学児)から取り組める初級や、高学年向けの応用編もご用意しています。学年にとらわれず、お子様のレベルに合わせて取り組んでください。 Q2. このパズルではどのような力が身につきますか? 算数・数学の土台となる「論理的思考力(ロジカルシンキング)」や「空間認識能力」、「数感覚」がバランスよく鍛えられます。これらはKASICOが大切にしている「地頭(じあたま)」を良くするための重要な要素です。 Q3. 問題プリントの印刷方法やおすすめの使い方は? 各問題のダウンロードボタンからPDFを開き、ご家庭のプリンターでA4またはB5サイズに印刷してご利用ください(会員登録は不要です)。解けたときは、「正解したこと」よりも「考え抜いた過程」を褒めてあげてください。 Q4. 子供が解けない時は、どう接すればいいですか? すぐに答えを教えるのではなく、 少しだけヒントを示しながら、そっと見守る関わり方がおすすめです 。試行錯誤の時間こそが脳を成長させます。 Q5. 実際に教室でこれらの問題を習うことはできますか? はい、可能です。岡山市北区の「学童塾KASICO」では、これらのパズル教材に加え、知育玩具やボードゲームのある環境で指導を行っています。無料体験や見学も随時受け付けております。 パズル中の児童へのかかわり方はこちら その他よくあるご質問 

  • 学童塾KASICO|保護者の声・口コミ一覧

    学童塾KASICOに通う保護者の生の声をご紹介。お子さまの成長や学びの様子、安心して通える環境など、利用者のリアルな口コミをまとめました。 学童塾KASICO 保護者の声・口コミ ※このページは実際にいただいたアンケートの一部をご紹介しています Q1. 学童塾KASICOをご利用してのご感想 考えることが楽しい場所 毎日の集団ACTで「考えるのって面白い」という気持ちになりました。家でもその日の出来事を楽しそうに話してくれ、学びの時間が生活の一部になっています。 (週5/2年以上) 安心して通える学びの場 預かるだけでなく、学びの内容もしっかりしており、落ち着いた環境で長く任せられます。先生方の温かい雰囲気も子どもの安心につながっています。 (週1/1年以上) 成長がはっきり見える環境 子どもの変化をデータで見せてもらえるので、家庭でも着実な成長を実感できます。親としても成長の過程を共有できるのがありがたいです。 (週1/3年以上) 学びと遊びの切り替えが自然 「もっといたい」と言うほど楽しいようで、学びと遊びの切り替えもとても自然。家でもその日の楽しかった話をよくしてくれます。 (週3/1年以上) 教室の様子を見る  Q2. 利用前に思っていたことと、実際に違った点 学童=預かりという印象が変化 ただの預かりと思っていましたが、実際は学びの内容がきちんと組まれていて驚きました。子どもが家で話す内容からも、その充実ぶりがよくわかります。 (週3/1年以上) 「教えない」が考える力に 教えないことが少し不安でしたが、今では自分で考え抜く姿勢や粘り強さが身についてきました。困ってもまず自分で解決しようとしています。 (週1/3年以上) 学区外でも安心して通える 友達ができるか心配でしたが、すぐに打ち解けて、毎回楽しみに通っています。帰宅後も笑顔でその日の話をしてくれるのが嬉しいです。 (週1/1年以上) 料金は納得できる内容 高いのではと思っていましたが、内容や成果を知れば十分に納得できるものでした。子どもの変化や学びを見れば、むしろお得だと感じます。 (週2/3年以上) その他よくあるご質問  Q3. パズルを通じてお子様の成長を感じられるところ 粘り強さと挑戦する姿勢 最後までやりきる姿勢が身につき、難しい問題にも前向きに挑戦するようになりました。結果だけでなく取り組む過程も大切にするようになっています。 (週1/1年以上) 図形や空間の理解が向上 図形や空間把握の問題も、自信を持って解けるようになってきました。家でもパズルなどに自ら挑戦する姿が増えました。 (週2/1年以上) 集中力が長く続くように 集中して取り組む時間が以前より長くなり、諦めず頑張る様子が見られます。小さな成功体験が積み重なって自信にもなっています。 (週1/3年以上) 簡単にあきらめなくなった 間違った問題を放置せず、自分で考えて解決しようとする姿勢が出てきました。諦める前に試行錯誤する時間が長くなりました。 (週1/2年以上) どんな学習ができるのか見る  ストーリーズで問題をチェック 無料問題(パズル)にチャレンジ Q4. 友人・知人へのおすすめ度と理由(10段階) 10点:楽しく学べる学童 のびのびと楽しく学べる、安心感のある学童だと思います。環境が整っていて保護者としても安心です。 (週5/3年以上) 10点:遊びの中で学べる 遊びながら自然に学びを深めていけるのが魅力です。子どもが自ら通いたがる姿が嬉しいです。 (週5/2年以上) 9点:異年齢の交流ができる 年齢や学校が違う友達と交流でき、日々の刺激になっています。家庭では得られない経験ができます。 (週1/3年以上) 8点:混雑は避けたいが内容は良い 内容にはとても満足しており高く評価しています。ただ、あまりにおすすめしすぎて利用が増えると混雑してしまうのは避けたい気持ちもあります。 (週1/2年以上) お申込みまでの流れ  Googleマップの口コミ ※このページにはGoogleマップの口コミが自動で表示されます Googleマップ評価:★5/5(5件)|口コミの抜粋はこちら ・「集団ACTのおかげで進学塾の図形や立体問題は簡単に解けました。先生との連絡も密で安心でした」 ・「学校の勉強とは違う頭の使い方を経験でき、柔軟な考え方が身につきました」 ・「ACTで試行錯誤して問題を解き、達成感を得ています。自由時間も知育玩具で楽しく遊べています」 ・「どんどん難しい問題に挑戦し、数学的な考え方まで身につき驚いています」 ・「少人数で落ち着いて過ごせ、先生の目が行き届いていて安心です」 Googleでの最新の口コミを見る Google MAPとアクセスはこちら お申し込みまでの流れはこちら

  • サービス内容|岡山市の民間学童塾KASICO – 学童保育&集団ACTの特徴

    学童塾KASICOのサービス紹介。平日13~19時の学童タイムでは宿題サポートや知育遊びでメリハリある放課後を提供。16:30からの集団ACT(塾タイム)ではパズル教材を使い、遊び感覚で論理思考力を育成します。19時まで延長OK・当日スポット利用可など民間学童ならではの柔軟対応が特長。 学童塾KASICOのサービス内容 塾(集団ACT) ・・・ 小学1-4年生対象(月~金 16:30~17:10) アンカー 4 特徴1 ”教材は大学入試に必要な能力から逆算して作成” 大学入試に対応できる学力を身に着けるためには、空間認知能力、多角的思考力、論理的思考力、試行錯誤力といった本質的な”賢さ”を幼少期に身に着けておくことが重要です。こういった知能は通常は幼少期の遊びの中で自然と身についていくものですが、現代の子供は知能の向上につながる「遊び」の経験が不足しているため、「計算はできるけど応用問題ができない」、「同じ問題はできるが少しでも変わると全くわからなくなる」といった子供たちが多くなってきています。当塾では、将来的な学習に必要な右記の5つの能力を伸ばすことを目指しています。 基礎学力 特徴2 ”ゲーム形式で楽しんでやれるよう工夫” この時期の子供に対して特に注意しなければならないのは、「勉強嫌いにしない」ということです。子供は強制的にやらされたことや、つまらないことに対して、”嫌い”というレッテルを張りがちです。この”嫌い”というレッテルを一度貼られてしまうと、そのジャンルに関して、子供の本来の知能を全く発揮できなくなってしまいます。 したがって、当塾では子供が勉強嫌いにならないよう”遊び”の感覚で興味を持って楽しんで取り組める教材を使用いたします。 KASICOオリジナル問題(問題紹介) 数感覚系パズル 数字かいだん 数字の並び方の規則を手がかりに、空いているマスの数字を推測して埋めていくパズルです。 数の増減の感覚、暗算力、規則性の発見、推理・試行錯誤 など、算数の基礎となる力がバランスよく育ちます。 計算だけでなく、数字の動きを“イメージで捉える力”も養われるため、思考の土台づくりに効果的です。 計算パズル(加減) 足し算・引き算の結果を合わせながら、数字が重ならないように配置していくパズルです。 計算力 はもちろん、 数字の候補を論理的に絞り込む力 や、 途中のミスに気づく注意力 が育ちます。 試行錯誤しながら正しい組み合わせを見つける経験が、算数の基礎理解にもつながります。 KASICOオリジナル問題集 「数感覚」や「論理的思考力」を育む、 多彩なパズル問題を多数掲載。(無料ダウンロード) 問題一覧を見る ※現在は高難度問題のみ公開中 さらに表示 ストーリーズでも問題をチェック 学童 ・・・ 小学1-4年生対象(月~金:13:00~19:00) 特徴1 特徴2 特徴3 学童 毎日賢くなれる授業付き 平日は毎日集団ACTを行う時間があるため、学童保育に遊びに来ているだけで自然と子供たちの地頭が良くなっていきます。 メリハリのあるスケジュール 宿題の時間、遊びの時間、集団ACTの時間、おやつの時間をきちんと区切っているので、メリハリのある放課後時間を過ごすことができます。 民間ならではの柔軟な対応 平日19時まで(延長21時まで対応可)、長期休みは朝8時から開室。事前相談で朝7時預かりもOK。 当日の急なご依頼も受け付けております。 特徴4 豊富な知育道具での遊び フリータイムに遊んでもらえるようパズルやボードゲームなど知育に効果のある遊び道具を取り揃えております 。 特徴5 毎日の様子をLINEで報告 お子様の塾内でのご様子を公式LINEより毎日報告いたします。 自由時間や集団ACT時の様子がわかり、ご自宅での会話に役立ちます。 特徴6 入退室を確認できて安心 お子様の入室・退室時刻をメールにて保護者様にリアルタイムでお知らせするシステムを導入しております。 KASICOの学童利用 Q&A 1日のスケジュール(イメージ) 学校の予定に合わせて開所時間は変更いたします。 長期休みには各種イベントの実施も計画しています! アンカー 1 1日の様子 ↑ 外遊びの様子 (1日保育の日) ↑ 自由遊びの様子 (たし算パズル) 写真で見るKASICOの日常 KASICOのイベントをのぞいてみる 定期懇談 学童塾KASICOでは、保護者様と共にお子様の教育を考えるための場として、定期的に保護者様との懇談を実施しております。 家庭環境(遊び、コミュニケーション)はお子様の成長の大部分に影響しているといっても過言ではありません。 KASICO度チェック結果表(集団ACTの結果を数値化したもの)から現在のお子様の状態を適切に把握し、お子様それぞれに合わせたアプローチ方法を懇談の中で保護者様と共に考えていきます。 ● 学童での様子 ● お家での様子 ● 教育お悩み相談 ● ご希望/ご要望等 ↓ KASICO度チェック結果表 懇談内容 (例) ※ 平常でご利用いただいている方向けのサービスとなります。 保護者様向コラムを読む

  • 学童塾KASICOの理念と特徴 | 岡山市民間学童

    岡山市発・“遊び×知育”で本質的な賢さを育む学童塾KASICOの理念紹介。勉強を強制せず、パズルなど遊び感覚の知能育成プログラム(集団ACT等)でお子様の地頭を伸ばします。大学受験まで通用する力を養うために、幼少期からの環境づくりを目指す当塾の想いとスタッフをご紹介。 当塾の理念  塾講師として300人以上の小中高生に関わり、大学現役合格を目指す子供たちを指導してきて強く感じたのは、高校入学時点で”賢い子”もいれば”賢くない子”もいるということでした。ここでいう”賢さ”とは高校入学時点でのテストの点がいいということではなく、想像力・多角的思考力・試行錯誤力といった本質的な賢さのことです。大学受験の勉強は中学校までとは違って、本質的な賢さが求められるため、物量や付け焼刃的な方法論による学習では早々に太刀打ちできなくなります。そのため、中学校までは成績トップだった子が勉強についていけず成績を大きく落としたり、逆に中学校までさえない成績だった子が勉強で才能を開花させ、成績トップまで上り詰めるということが往々にして起こります。  こういった問題を解決するためには、想像力・多角的思考力・試行錯誤力といった本質的な賢さを身に着けておくことが必要なのですが、これらを習得するには長時間のトレーニングが必要なため、中高校生のような多忙な生活を送る子供たちが行うのは非常に困難といえます。したがって、遊びに没頭しやすく、時間があり、言葉を書けるようになった段階の小学校低学年の内に身に着けておくのが最も効果的であると考えております。  本学童では子供に知育を強制することはなく、集団ACTやフリータイムの時間に”遊び”という形を通して子供たちの知能の育成に寄与するサービスを展開しています。子供たちが将来大学を目指したり、また社会人として大成したいという場合、その子の本質的な賢さというのは人生を生きていく上での強力な武器となります。本学童塾ではそういった子供たちの成長を願う保護者の方々に寄り添えるようなサービスを目指しています。 ▶ ご不明な点はよくある質問もご覧ください。 アンカー 1 スタッフ紹介 秋山 直之(代表) → 過去の詳細ヒストリーはこちら 子供たちの自主性を尊重し、基本は見守りに徹しています。 パズルへの取り組みも「できたできない」ではなく、その子なりの頑張りや成長にフォーカスして声掛け、励ましを行っています。 主体的に遊ぶので子供たち同士のトラブルもあったりしますが、そういった経験も学びに変えられるよう最後には介入し、子供たちの成長を促しています。 当学童塾での経験を通じて、何かしら学びを得ながら人間として成長してほしいと願い、日々子供たちと接しています。 子供の成長を見守る <来歴> 大阪大学大学院を卒業後、設計エンジニア(3年)、集団授業塾講師(5年)を経験。 塾講師時代の体験から、大学受験や社会での仕事に耐えうる本質的な賢さを鍛える場所を作りたいとの思いで、2022年に学童塾KASICOを開設。 安田 佳奈(チーフ) 工作が得意で、長期休みの時などは子供たちと一緒にモノ作りを楽しんでいます。 宿題やパズルプリントなど子供たちが頑張って困っているときは、積極的に声をかけて励ませるよう努めています。 私の言葉から元気をもらって、たくましく進んでいく子供たちを頼もしく感じながら、いつも見守りを行っています。 子供を励まし楽しませる <来歴> デザイン専門学校を卒業後、家具営業や図工パークでの仕事を経験。現在は図工パークの教室長をこなす傍ら、子供の成長に寄り添える仕事を増やしたいとの思いで、学童塾KASICOのサポーターとして在籍。 岡本 美穂(チーフ) 二人の子育てを通じて、子供がのびのびと過ごしながら、自分の力を伸ばしていける環境の大切さを実感してきました。 学童塾でも、子供たちが自分らしく過ごせるように寄り添いながらサポートしています。 「どうすればいいかな?」と一緒に考えたり、挑戦する姿を見守ったりしながら、子供たちが自信を持てるよう応援していきます。 その子らしさを大切に <来歴> 中学校・高校の英語教員免許を保有。 大学事務などさまざまな職種を経験し、現在は子供の教育に深く関わることができる仕事を志して学童塾KASICOに在籍。 アンカー 2 真鍋 彩加(サポーター) 子供たちと年齢が一番近いこともあり、よく一緒に遊んだり、頼られたりしています。 特に子供たちがパズルプリントで苦戦しているときは、寄り添って近くで見守るようにしています。 自分の限界のレベルに挑戦している子のサポートができるよういつも心がけています。 子供の成長に寄り添えるような先生でありたいと考えています。 子供の頑張りに寄り添う <来歴> 香川県から保育士を目指して山陽短期大学に在学中。 子供と触れ合って学べる機会を求めて学童塾KASICOのサポーターとして在籍。 山本 純子(サポーター) しっかり者として頼ってもらえる一方で、子供の「やってみたい」気持ちを大切に、あえて手を出さずに見守ることも意識しています。 少し距離をとることで、自分で気づき、考える力を育ててほしい。そんな思いを持ちながら、いざというときは「山本先生!」と頼ってもらえる存在でいられるよう心がけています。 一人ひとりの個性を尊重しつつ、安心してチャレンジできるような関わり方を目指しています。 見守りながら頼れる存在に <来歴> 大学で中高の社会科教員免許を取得後、学習関連企業で採点業務や事務を経験。自身の子育てを通して「子供の学びを支える仕事」に関心を深め、現在は学童塾KASICOで子供たちと向き合っている。 平 美南(サポーター) 子供たちの様子をよく観察し、ちょっとしたサインも見逃さないよう心がけています。 遊びや活動の中で迷っている子がいたら、そっと寄り添って一緒に考えたり、少し背中を押してあげたり。 年齢も近いため、子供たちの間に入りやすく、信頼関係を築きながら自然と距離を縮めています。 遊ぶときも、関わるときも、子供にとって「平先生がいるから大丈夫」と思ってもらえる存在を目指しています。 子供の中に入り支える <来歴> ノートルダム清心女子大学の人間生活学科に在学中。将来は社会福祉士として児童福祉の分野で働くことを志しており、子供との関わりを深めるために学童塾KASICOのサポーターとして在籍。 開設までのヒストリー ヒストリー 遊んでばかりの幼少期 小学生の頃は家に帰ると毎日友達の家に直行。パズルやTVゲームに没頭し、勉強らしい勉強や習い事などとは無縁の生活を送る。 親から特別に何かを注意された記憶はなく、好きなことを好きなだけさせてもらう。 (ただしお金に関しては渋め。。。) 野球に没頭した中学時代 野球漬けの日々を送る。勉強はほぼテスト前日のみ。順位はいつも50番くらい。高校も野球をしようと思っていたため、工業高校か商業高校で進路を迷うが、友達の強い勧めもあり、倉敷青陵高校に進学。(現役合格かつ国公立大学に行くことを条件に普通科への進学を許してもらう) 一転勉強漬けの高校生活 高校入学後の最初の実力テストで下から50番と早速やらかす。担任との最初の面談で「岡大は絶対無理」と言われ、勉強を本気でやることを決意。1日4時間以上の勉強を敢行し、3年生になると気づけば学年トップ、第一志望は東大に。 悲しい入試と楽しい大学生活 センター試験前日に39度の発熱。大きく点数を落とし、そのまま東大受験も失敗。悲しみの中、後期試験で受かった大阪大学に進学。しかし、大学での生活は大いに楽しむ。微生物研究に没頭し、そのまま業界トップの会社に設計エンジニアとして就職。 ハードワークの日々と転職 1年目より複数案件を任され多忙な日々を送る。 3年目には海外設計がメインになり、台湾と日本を行ったり来たりの生活を送る。生活に漠然とした違和感を感じていた中、祖父が急死。実家の都合もあり転職を考える。「人生二度なし。やりたかった仕事をやってみよう!」と決意し、教師(塾講師)に転職。神戸でゼロから仕事を学ぶことに。 塾での気付きと決意 1,2年目は小中学生の集団授業を担当し、2年目の途中から難関大合格を目指す学区で一番賢い高校生の集団授業を担当。当初は自身の経験から「難関大ぐらい勉強すれば誰でも入れる」と考えていたが、やっていくうちにそれが間違いだと気づく。 この頃から成績が伸びるタイプの子にヒアリングを開始。結果、幼少期の遊びと家庭環境に共通点があることに気づく。「この時期の子供たちのサポートをしたい!」と強く思い、幼少期の“遊び”体験のサポートに特化した学童塾を作ることを決意。 2022年4月、岡山に”学童塾KASICO”開設。 どんな学習ができるのか見る 実際の教室の様子を見る

  • よくある質問|岡山市 学童塾KASICOのFAQ

    岡山市北区の学童保育+塾『学童塾KASICO』のよくある質問ページです。対象学年(小学1~4年生)や利用可能な曜日変更、定員、送迎サービスの有無など、保護者の皆様から寄せられる主な質問と回答を掲載しています。 ご利用対象とご入会について 利用スケジュールについて 利用方法や送迎について サービス内容やプログラムについて 料金について 持ち物やお食事について 01 Q. 未就学児は利用できますか? A. 申し訳ありませんが、未就学のお子様はご利用いただけません。当塾では現在、小学1年生から4年生までのお子様をお預かりしています。 02 Q. 対象学年は何年生から何年生までですか? A. 現在は小学1年生(小1)から小学4年生(小4)までのお子さまを対象としています。 今後、対象学年の拡大については検討しておりますが、現時点では未定です。 03 Q. 障がいのある子でも入会できますか? A. 申し訳ありませんが、現状では障がいのあるお子様の受け入れ体制が整っておらず、ご入会をお断りしております。何卒ご了承ください。 04 Q. 1日に利用できる人数は何名までですか? A. 当塾では現在、1日あたり約15名を上限としています。少人数制で、お子様一人ひとりにきめ細かく対応できるようにしています。 05 Q. 岡山中央小学校の児童は通えますか? A. はい、もちろんご利用いただけます。当塾は岡山中央小学校から徒歩1分の場所にあり、同校のお子様もたくさん通っています。 06 Q. 岡山中央小学校以外の学校でも利用できますか? A. はい、当塾は岡山中央小学校以外のお子様もご利用いただけます。2025年度現在、岡山中央小学校以外の学校(岡山大学附属小学校、御野小学校、三勲小学校、石井小学校など)から通われているお子様も全体の約20%いらっしゃいます。 07 Q. 入会手続きの流れを教えてください。 A. はい、まずは所定の 申込フォーム より見学会/説明会にお申込みごいただき、その後、無料体験の後、ご入会の形となります。詳細は 【申し込みからご利用までの流れ】 をご覧ください。 学童塾KASICOのFAQページでは、サービス内容や料金、預かり体制など、皆さまから寄せられる質問にお答えします。 その他ご質問のある方は お問い合わせフォーム よりご相談ください よくある質問

  • 「つまり?」と言える子は伸びる

    子どもの学習が伸びる鍵となる「抽象化の力」。それは「つまり、こういうことだよね?」と自分でまとめられる力でもあり、新しい問題への応用力や理解の深まりに直結します。本コラムでは、研究に基づき、家庭での会話がどのようにこの思考力を育てるのかを分かりやすく紹介します。 < Back 「つまり?」と言える子は伸びる  コ ラ ム  2025年12月4日 家庭で育つ“抽象化の力”と学習の深まり 子どもたちを見ていると、 学習がぐっと伸びる子には共通して 「まとめる力」 があります。 難しい言葉を使うなら “抽象化(ちゅうしょうか)思考 ”と呼ばれますが、 もっと身近な言い方をすると 「つまり、こういうことだよね?」と言える力。 この“まとめる力”がある子は、新しい学習にも、初めて見る問題にも、柔軟に対応しやすい傾向があります。 今日はこの「抽象化の力」が、なぜ学習に大きなメリットをもたらすのか。 また、家庭ではどんな会話がこの力を育てるのか。 研究を見ながら、一緒に考えてみたいと思います。 なぜ“抽象化”できる子は伸びるのか 「抽象化」というと難しく聞こえますが、要するに いろいろな情報の“根っこ”を見つける力 のことです。 この力は学習でとても重要で、 教育心理学者 Bransford(2000)は、 原理を理解した子は、丸暗記の子より 「3〜6倍」別の問題に応用できる と述べています。 つまり、ただ覚えた知識ではなく、「この仕組みってこういうことだよね」という“核”をつかむ子は、 新しい問題に対しても迷いにくい。 私も指導の中で強く感じるのですが、こういった子は、教科をまたいでも学び方が安定します。 「構造」を理解する子は記憶にも強い 認知心理学の研究では、優秀な学習者は細かい事例ではなく“仕組み”に注意を向けることが示されています(Chi, 1981)。 仕組みをつかむと、細かい事実を「覚えよう」と努力しなくても、 あとから自分で再構成できます。 たとえば算数で「なぜそうなるか」を理解した子は、公式を忘れても考え直すことができますし、国語でも文章の構造をつかめると読解が安定します。 学び方そのものが変わるのです。 家庭で育つ「抽象化思考」 では、この力はどうすれば育つのでしょうか。 ポイントは意外にも、 “家庭での会話” です。 研究では、次のような会話をする家庭の子どもが 抽象化・因果推論・メタ認知で高い成長を示しています。 ① 「どうして?」と理由を尋ねる 親がどうしてそう思ったの? なんでこうなるんだろうね? と理由を聞く家庭は、 子どもの推論力が高いことが知られています (Fivush, 2006)。 “理由を言葉にする習慣”は、 子どもの中に「物事の根っこ」を探す癖をつくります。 ② 「構造や仕組み」に触れる会話 これって、どういう仕組みになってるんだろう? 基本の決まりは何だろうね? こういった“構造に目を向ける会話”がある家庭では、 子どもが物事を事例ではなく“原理”で覚える傾向があります (Chi, 2000)。 ③ 比較・分類の遊び LaQや積み木、図鑑など、 “仲間分け”“違い探し”の要素がある遊びは、 抽象化にもっとも効果の高い遊びのひとつです (Gentner, 1983)。 ④ 「正解より説明」を大事にする どうやってその答えになった? どんな考え方で解いた? これが“自分の考えを言語化する練習”になり、 学習の深さを支える土台になります (Chi, 1994)。 まとめ 子どもが 「つまり、こういうことだよね?」 と自分でまとめられるようになると、 学習は一段階、質が変わります。 それは、知識の量ではなく、 知識の“扱い方”が変わるからです。 そしてその力は、特別な教材よりも、家庭の中のほんの小さな会話で育ちます。 KASICOでも、こういった力は非常に重視しており、 子供たちのかかわりの中でも声掛けや対話においても十分に注意して行うようにしています。 本コラムが、ご家庭でのお子様とのかかわりのヒントに慣れていれば幸いでございます。 参考文献 Bransford, J. D., Brown, A. L., & Cocking, R. R. (2000).How People Learn: Brain, Mind, Experience, and School. National Academy Press. https://doi.org/10.17226/9853 Chi, M. T. H., Feltovich, P. J., & Glaser, R. (1981).Categorization and representation of physics problems by experts and novices.Cognitive Science, 5(2), 121–152. https://doi.org/10.1207/s15516709cog0502_2 Chi, M. T. H. (1994).Eliciting self-explanations improves understanding.Cognitive Science, 18(3), 439–477. https://doi.org/10.1207/s15516709cog1803_3 Chi, M. T. H. (2000).Self-explaining expository texts: The dual process of generating inferences and repairing mental models.In R. Glaser (Ed.), Advances in Instructional Psychology (Vol. 5). Lawrence Erlbaum Associates. https://psycnet.apa.org/record/2000-08184-006 Fivush, R., Haden, C., & Reese, E. (2006).Elaborating on elaborations: Role of maternal reminiscing style in cognitive and socioemotional development.Child Development, 77(6), 1568–1588. https://doi.org/10.1111/j.1467-8624.2006.00960.x Gentner, D. (1983).Structure-mapping: A theoretical framework for analogy.Cognitive Science, 7(2), 155–170. https://doi.org/10.1207/s15516709cog0702_3 お問い合わせ・運営情報 学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) 岡山市北区にて、放課後の学びと安心を両立する「学童保育+塾」のサービスを提供しています。遊びや対話を通して“考える力”を育てる、少人数制の学習支援型学童です。 所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓之町2-9 弓之町ビル201  ※岡山中央小学校より徒歩1分 電話番号 :086-238-6094 メール :gakudojuku@kasicojuku.com 公式サイト : https://www.kasicojuku.com ご不明な点やご相談などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。 Previous Next

  • 冬休みが終わりました!

    冬休みのご利用ありがとうございます! < Back 冬休みが終わりました!   ブ ロ グ  2025年1月24日 冬休みのご利用ありがとうございます! 2024年度も冬休みにご利用いただきありがとうございました! 今年のKASICOでの冬休みはかなり短い期間となりましたが、 天気も良く毎日外遊びに行けました! (かなり寒かったですが、みんな楽しそうです!) 2025年は蛇年ということで、今年は蛇のシールアートを準備しました! パズルプリントを解いて・・・・、 シールを集めたら・・・ みんな思い思いの色で蛇を飾り付け! 今年も皆様が楽しく有意義に過ごしていけるよう、 心を新たに取り組んでいきたいと思います! お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201   ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next

  • 2学期懇談が終了いたしました!

    懇談の内容と保護者様の声 < Back 2学期懇談が終了いたしました!   ブ ロ グ  2023年11月22日 懇談の内容と保護者様の声 長期休み以外も利用されている方を対象とした保護者との個人懇談ですが、 今年も 2学期の懇談が終了 いたしました。 懇談終了後のアンケートでは、 100% の方から「とても満足」 とのうれしいお声もいただきました! ご多忙のところ、ご来室くださり誠にありがとうございました! 今回のブログでは、 普段利用されている保護者様の声や懇談での中身を少しだけご紹介 したいと思います。 懇談では主に 集団 ACT での結果を集計したもの のご説明から始まり、 お子様の 能力の伸びを可視化 したものをベースにお話をいたします。 点数がいいとか悪いとかそういう話をするわけではなく、 こちらの客観的なデータをベースとして、ご家庭のことやパズルプリントへの取り組み方など、ざっくばらんにお話をする形となります。 お話をする中で、例えば以下のような様々なご相談を受けたりしています。 「難しいものにあたるとすぐにあきらめてしまう・・・。」 「本を読んだりして日本語力をつけてほしいんだけど・・・。」 「中学受験を考えているんだけど・・・。」 「最近子供からの反発が強くなってきて・・・。」 「家でテレビやユーチューブばかり見ている・・・。」 定期懇談は 平常(長期休み以外)でご利用いただいている方向けのサービス となります。 「お子様の成長を 専門家の視点から見て、一緒に考えてもらいたい 」 「家の外でのお子様の 様子を詳しく知って、子供とのかかわり方を考えたい 」 「大学受験まで見越した 広い視野で、客観的な考えを聞いてみたい 」 など、少しでもご興味がございましたら、 お気軽な気持ちで大丈夫ですので、ぜひ一度説明会までお越しください。 (説明会申込 URL : https://docs.google.com/forms/d/1sp6UwulrvM29bUpyAfHmQpFJ1XY3XNCqnFQ3HL38qpo/viewform?edit_requested=true ) 最後に今期懇談終了後の 保護者様のアンケート結果 を記載して終わりにいたします。 【懇談のご感想】 ・いつも活動の様子を報告頂いているものの、 お友達との関わり方など 気になっていた所が 細かい点まで聞けた ので良かったです。 ・学校や家庭ではわからない 見えない能力を数値化 して下さっているのでとてもわかりやすかったし、 安心材料 にもなりました。 ・こどもの遊びやこども同士のやりとりなども先生が あたたかく見守ってくださっている ことが本当にありがたく、我が子の 成長をまた別の視点で とらえることができて、本当に私自身の 勉強になる ことがおおいです。ありがとうございます。 ・ざっくばらんに、生活のことを話しできて、 楽しかった です。 ・ 親身に話を聞いた上で適切なアドバイス を頂けるので懇談を楽しみにしています。 ・ 習い事のアドバイス をもらえたこと。 子供の頑張ってること が分かったことなど。 ・ 今後の道標 をいただけて、ありがとうございます。 ・ 今の状況がよくわかって よかったです。 ・ 専門的に子供を分析してくれる ので、親としてどう接するかを気付ける。 ・やはり自分だけだと見方が限られるため、 第三者の教育指導に携わってる方の意見 はありがたいなと改めて感じました。 ・ 日頃の様子や勉強への取り組む姿勢 など丁寧に教えていただけたので良かったです。 ・週一しか通えていない中、しっかり 時間をとって子どもの様子を聞けて安心 しました。 ご不明点等ございましたら、以下連絡先にお気軽にお問い合わせください。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201   ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next

  • 勉強好きじゃないとダメ?

    < Back 勉強好きじゃないとダメ?  コ ラ ム  2024年12月10日 成績を上げるためには「勉強好き」であることが必須? 成績を上げるためには「勉強好き」であることが必須? 保護者の方からよくこんな質問をいただきます。「うちの子を勉強好きにする方法はありますか?」 話を伺うと、「勉強が好きじゃないと成績は上がらないのでは?」という思いがあるようです。 では、成績を上げるためには本当に「勉強好き」である必要があるのでしょうか? 「勉強好き」はマストではない 私の考えでは、勉強が好きであるに越したことはありませんが、 「成績を上げるために勉強好きは必須ではない」 というのが答えです。 むしろ、「勉強は役に立つ」「成績が上がると得をする」といった意識の方が、成績向上にはより効果的だと考えます。 成績を上げるために必要なこと 成績を上げるには、テストで点数を取ることが必要です。そのためには: 効率的な勉強方法 を身につける 得点を伸ばしやすい科目 に重点を置く 苦手な分野も 根気よく取り組む これらをコツコツ続ける力が欠かせません。 一方で、「勉強が楽しい」というモチベーションだけでは、好きな科目ばかりに取り組みがちです。その結果、総合的な成績向上につながりにくいこともあります。また、困難に直面した際に「楽しくない」と感じてしまうと、勉強への意欲が下がるリスクもあります。 「勉強が大事」と考える力が成績を伸ばす 実際、多くの研究で、「勉強好き」な子どもよりも、 「勉強は将来のために大事」と考えている子どもの方が高い成績を収めていることが示唆されています。 ( Koestner et al., 2003 ) 私自身も学生時代、勉強が「好き」だと感じたことはほとんどありません。しかし、テストで点数を取る感覚を「ゲーム」として楽しんでいた側面はありました。このように、楽しみ方や目的意識を持つことが重要だと感じます。 保護者の方へのお願い お子さんの年齢や成長に応じて伝え方は異なると思いますが、中学生くらいまでにはぜひ、保護者としてこんな話を折に触れてしていただけると嬉しいです: 「勉強は何のためにするのか」 「勉強が自分にどう役立ったか」 「将来どんな得があるのか」 これらを通じて、お子さんが「勉強する理由」を前向きに受け止められるようサポートしていただければと思います。 Koestner, R., & Losier, G. F. (2002). Distinguishing Three Ways of Being Highly Motivated: A Closer Look at Introjection, Identification, and Intrinsic motivation. In E. L. Deci, & R. M. Ryan (Eds.), Handbook of Self-Determination Research (pp. 101-121). University of Rochester Press. ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― お問い合わせは下記までお気軽に! ・事業所名:学童塾KASICO(がくどうじゅくかしこ) ・事業内容:岡山市(北区)にて「学童保育+塾」で子供が賢く育つサポートをしております ・所在地 :〒700-0817 岡山県岡山市北区弓ノ町2-9 弓ノ町ビル201   ※岡山中央小学校徒歩1分 ・電話番号:086-238-6094 ・メール : gakudojuku@kasicojuku.com Previous Next

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