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難しい問題をやらせた方がいい?

 コ ラ ム 

2024年1月4日

難しい問題に取り組んでもらうために

地頭を育てるためには、「簡単な問題」「難しい問題」のどちらに取り組んだほうがいいのでしょうか?





私なりの結論は、「その子にとって少し難しいレベル」が最適だと考えています。





では、どのタイミング、どう見極めて、アジャストしたらいいのでしょうか。





そもそも前提として、小学校低学年の子は、簡単な問題をひたすら解きたがる傾向があります。




(極端な話をすると、ずっと同じ問題を解いたり、一桁足す一桁の足し算を永遠に繰り返したがります。)




これは、ほとんどの子が通る道なので無理にレベルを引きあげる必要はないと考えています。





なので、最初はかなり簡単なものからスタートするのが望ましいです。






いずれ自信がついて飽きてくると、「もっと難しく!」と言ってくるタイミングがあると思います。





その時少しだけレベルアップしたものを一緒に選ぶという感じです。





当学童塾で出しているプリントは、最初は簡単なものから難しい問題まであり、その子なりの限界にチャレンジできる構成となっています。






自分の限界に近い難しいものを解くことの達成感を味わった子は自然と、





「もっと難しいのを出して!」





と、言うようになってきます。

(こういう子のほうがよく伸びます。)





また、大人の難しい問題に対する反応も大事です。





基本的に子供は「簡単なもののほうが楽しい」という価値観を持っています。





ただ、大人になればわかると思うのですが、





パズルやゲームは「難しいものほど面白いし燃える」という気持ちを持っている方も多いと思います。





こういった考え方は、その後数学ができるようになる子がほぼ必ずと言っていいほど持っている資質です。





できれば子供の前で難しいものを楽しそうにチャレンジしている姿を見せ、そのおもしろさを教えてあげましょう。





また、合わせて別コラムでもご紹介した成長マインドセットを身に着けてあげることで、簡単にはあきらめない精神性も養うことができます。(コラム「“伸びる子”と“伸びない子”の違い(その1)」)





子供への接し方に対するコラムのご紹介や相談などは、公式LINEや懇談を通していつでも気兼ねなくお申し付けください。





本コラムを拝読してくださった皆様のお力になれれば幸いです。





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