コ ラ ム
2022年8月15日
子供に本を読ませるには
子供に本を読んでほしい!
こう思う保護者様は多いはずです。
確かに読書をする子のほうが学力が高くなるデータはたくさんありますし、
(他サイトにたくさんあるので記載は割愛します)
私の経験からしてみても本をよく読む子は読まない子よりも国語の成績が高くなることが多いです。
ではどうすれば子供が本を読むようになるのでしょうか。
子供が本を読むようになるには、「本へのハードルを下げ」、「子供に本好きになってもらう」しかありません。
例えば、以下のような方法は参考になるかもしれません。
【子供が本好きになるには】
① 幼少期から絵本の読み聞かせをしており、「本を読むこと=楽しい」が定着している
② 周囲の大人たち(特に親)が楽しそうに本をよく読んでいる
③ 本以外の娯楽があまり存在していない
【本へのハードルを下げる方法】
① 自分に合った本が家にたくさん置いてある
② わからない言葉を聞ける人が周囲にいる
③ 本ならすぐに買ってくれる
以上のような対策が小さい頃からうてていれば子供は自然と本好きになり、本を読むことが生活の一部になりやすいと言えます。
ただ「そうはいっても、そんな環境は作れない。」「子供はすでに本嫌いになっている」という保護者様もいらっしゃると思います。
心配する必要はありません。
「本を読まない=絶対に勉強ができない」ということには“ならない”からです。
本を読まなくても、学力が高い子は一定数存在します。
例えば、私も本は大学までほとんど読んだこともなく、本を読むことが億劫でかなり嫌いでした。
学校の音読の宿題はほとんどしたことがなく、図書室や図書館で本を借りたこともほぼありません。(借り方もよくわからないです)
そんな私でも、中学時代までは国語で困ったことがほとんどなく、大学入試でもセンター試験レベルまでなら満点を狙えるレベルでした。
(パズルのような感覚で解いていましたが)
では本を読む代わりに、国語の成績が上がりうるどんなことをやっていたのでしょうか。
思い返すと小学校低学年時はお友達の家に入り浸ってずっと漫画を読んでいました。
”漫画”と聞くと、嫌悪される方もいらっしゃると思いますが、漫画を読むだけでも、
① 活字に慣れる
② 文字から映像を想像しやすくなる
③ ストーリーの王道を学べる
④ 登場人物の心情を想像できる
ぐらいの効果は、期待できます。
また幼少期は親との会話も非常に多かったように思います。
寝る前には必ず、今日あったこと、楽しかったこと、学んだこと、などを楽しく親と会話をしていたことを強く覚えています。
お家での会話が多いほど、子供の学力が高くなることは様々なデータで示唆されています。
(別コラムで上げたので、データの記載は今回は割愛します)
このように子供が本を読まないと子供の成績が必ずダメになるということは全くありません。
もちろん自然に本を読むようになる方が望ましいですが、無理やり読ませようとしてしまうと、状況を悪化させる危険があります。
子育てにはいろんなパターンがあります。
こうしなければならないということはありません。
お子様のことをよく観察し、理解し、今のお子様にあった一番いい方法で接して、信じて見守ってあげてほしいと思います。
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