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「物理」に困る高校生

 コ ラ ム 

2023年3月19日

ほとんど子が「物理」を苦手としている

皆さまは高校時代に「物理」を習ったことはあるでしょうか?





高校1年生のうちは文理関係なく、「物理」を習いテストを受けることになります。





が・・・、この「物理」という科目はほとんどの子が苦手としています。





この「物理」ができるかどうかが、文理選択時のひとつの分水嶺といっても過言ではありません。





塾講師時代に高校1年生の子たちに「物理」を教えることがありましたが、





物理」ができない子には一つの共通点がありました。






それは、「物体の動きを想像できない」という点です。





「物理」は物体の動きを想像し、その一場面での力やエネルギーの関係を切り取って、情報を整理することで初めて解答に至る学問です。





したがって、そもそも物体の動きが想像できないというのは、「物理」を学ぶ者にとって致命傷です。





結局、そういった子たちには、現象の理解に重きを置かず、目先のテストを乗り越えられるための、型にはまったやり方だけを教えて対処することとなります。

(それでも定期考査レベルならある程度の点数は取れます。)





しかし、こういったタイプの子たちは、問題が複雑になったり、少し物体の運動が変わると全く手も足も出なくなってしまいます。





じゃあ、物体の運動を具体的に教えたらいいじゃないか?と思われるかもしれませんが、物理の問題のパターンは複雑多岐にわたるうえ、その際の力の関係を機械的に覚えさせることはできても、感覚的に納得させることは困難を伴います。






「物理」における力の方向、分解、増減を整理していくうえで、そのベースとなるのはほとんどが幼少期の体験で培われた感覚的なもので、問題ごとに覚えましょうとやっていては、高校の3年間で全く足らなくなってしまいます。








「物理」を学ぶ際、公式や計算で困る子はそれほどいないので、できれば幼少期にいろんな物体で自由に遊ぶ原体験を積み上げてほしいなと思います。






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